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大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

  Piz Bernina(4049m)スイス(その4)

7月7日
2時30分起床、3時食事、3時30分出発。
ヘッドランプの明かりを頼りに昨日偵察した最終地点に到着。

ここでアイゼンを装着して沢を横断すべく、
ガラバを下りて向こう岸を登り返す。

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最初の沢(昨日偵察時)

渡ったところでは踏み跡もなく適当に進む。
やがてらしきところが出てきた。

と目印らしき反射板がライトに照らしだされほっとするも、
また怪しくなってきた。

このようなことを何度となく繰り返しながら進んでいく。
途中2球くらいの岩場もある。

見つけ出したトレイルを辿って行くと、
氷河上にでれた。

ここからはひたすら氷河(雪渓)上を登って行く。
結構長い。スケールの大きさを感じる。

稜線上に近くなると斜度もきつくなりジグザグに登高をし、
やっと稜線上のコルに到着。

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ビアンコググラート(白い稜線)の前にたちはだかる?岩。
今日はミックス壁になっていた。

時刻は7時30分、
出発から4時間経過している。
予定時間の1時間も余分にかかっている。

暗闇でルートを探しながら歩いたとはいえ、
我々パーティーの体力不足は否めない。

これから岩登り、雪稜・雪壁、ミックス壁を登って山頂を超え、
目標のイタリア側のマルコエローザ小屋に着くには相当遅くにしか着かない。


最悪ビバークを覚悟するか?
天気予報では5時ころから雷雨。

一部装備も忘れている現状では、
この先進むにはリスクが大きすぎると判断。

今回はこのルートからのチャレンジは諦めました。
無念ではあるが、実力がなかった。

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稜線コルから見た山々(1)

この稜線上のコル3427mでお菓子を食べたお茶を飲んだりして東の方面の眺望を楽しむ。
ベラビスタ峰の前の雪上にかすな水平トレースが見える。

その線上を豆粒のように2人、3人と下っているのが分かる。
今朝マルコエローザ小屋を出立し下山にかかっている人たちであろう。

一昨日までの晴天が羨ましい。

ピッツパリューの黒々と光った3岩峰と
青い空、白い雪とのコントラストは口では言えないくらい美しい。

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稜線コルから見た山々(2)

45分間の休憩がが瞬く間に過ぎていく。

これから下山にかかる。

心の中で「このルートはだめでも一般ルートからは登って帰る。
来年このルートを登った時の下山ルート下見にもなる」そうしよう。

そう思ったら登れなかったもやもやした気持ちもすっきりしてきた。

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下山開始

最初は急な雪渓を下って行く。
往きに雪渓に出くわした地点を3人とも見逃してしまったことに気付いたが、
そのまま下ってみることにする。

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氷河上での休憩(1)

一部クレパスが口を開いていたり、
セラックがそり立っているところもある。

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セラック帯

やがて大きく右に巻いたところから岩稜、
ザレとなってそこを越えていくと、
やがてはっきりしたトレールが現れチェルバ小屋へと導かれている。

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トレイルもはっきりして小屋も間近に

私はコルに行くにはこちらのルートを選んだ方が早いような気がしたが、
お2人方は朝歩いたほうが楽と言っている。

チェルバ小屋でビールを飲んだり、
小屋のスタッフと話したりして大休止後下山にかかる。
(小屋のチーフにマルコエローザ小屋予約キャンセルをお願いする)
チーフはS.ゆかちゃんみたいなチャーミングな方でした。

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恨めしくも心掻き立てるビアンコグラート

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ロゼック谷(1)

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ロゼック谷(2)

2時間で登山口に到着。
馬車は1時間45分後の便に予約が取れた。

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登山口にあるホテル

時間があるのでここでもビールを一杯飲んでゆっくりする。

下山の馬車は大型で大勢乗れる。
一体3頭でどれだけの人を運べるのであろうか?

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大型の馬車

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馬車にて(1)

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馬車にて(2)

2~3日後に馬停?を通った時、
御者が待ち時間に馬の目の横を撫ぜながら、
まるで馬と楽しく会話しているような光景を見てなぜかホッとしました。


今日のホテルの夕食ではワインを気のすむまで飲んだPoK2さん。私もか?
夜スイスに来て初めて本格的な本降りの雨、あのまま突っ込っ込んでいなくてよかったんだ???

スイスその5に続く
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