蝙蝠谷・活断層12a 3つ目の5.12
2004.05.23
大阪ぽっぽ会 Gramps
4月13日不動岩のカーテンコール12bをレッドポイントしてまだ3日しか経っていない。
To田さん、Ha本さん(豊中)に誘われ今日は蝙蝠谷に来ている。
Mu崎さん(ぽっぽ会)もいる。
今度は当然活断層12aでしょうねとみんなの目が言っているようだ。
蝙蝠谷は6年前の1998年「復活11c」をレッドポイントして以来である。
あの頃は東京に単身赴任しておったがルートに魅せられて東京から4週連続も通ってしまった。
「活断層」ルートは前傾壁で始まり7ピン過ぎまで続いている。
そして8ピン目はハング越えとなっている。
4月16日:最初のトライ。
前傾壁終了までに3回のテンション。
ハング越えのムーブが分からずに敗退。
「厳しーい」が第1印象だ。2回目は2テン(テンション)で、ハング越えのムーブも何とか分かる?
4月22日:1週間後にMu崎さん、To田さん、Ha本さんと再び訪問。
今日はMu崎さんと昼寝しながらのんびりムードでトライ。
1回目は6ピンまで、2回目は7ピンまでノーテンのそれぞれワンテンで終了点まで登れた。
4月26日:To田、Ha本さんのお誘いに喜んで参加する。
1回目6ピンまでしかノーテンで行けずがっくり。
2回目ハングに掛かっている最終ピンの8ピンまで行けた。
俄然モチベーションが上がる。一日で初めての3回目のトライである。
結果は無残2テン。やはり疲れていたのかな?
5月15日:2週間も空いてしまった。
その所為か
1回目3?4?回もテンションが掛かってしまったがレストの仕方を会得?出来た。
しかし
2回目はハング下まで行く前にテンションが掛かってしまった。
3回目まさかの下部でスリップ。
フォールしないために右手に物凄い負荷を掛けてしまった。
パワー切れで1テン。でも次回への希望が生まれた。
5月23日:会の人たちが不動岩に行くので私も行きたかったが、
蝙蝠谷への交通手段のない私には誘われた時が最大のチャンスと思って蝙蝠に来ました。
先週までどうも疲れ気味のようであったのでこの1週間出来るだけ休養に努める。
火曜日は烏帽子で5.9と10代を5本登る。
木曜日は目俵体育館で5.9を1本、5.8の2往復、3往復と最後に10dを1本登る。
終わってみたらパンプしておりやり過ぎてしまったかと後悔する。
そして前日土曜日は17㌔ウォーキングで少々太股に張りが出ている。
いつかHa本さんが言っていたな「RPねらいの日は前日にランニングもだめよ」て。
昨夜布団の中でイメージトレーニングをしてみる。
ハング越えのムーブが今ひとつイメージできない。
いつも本能的に登っていただけなんだと反省。
1回目:快調に登り進んでいく。
えぇっ!というほど早く核心部のハング下に到着した感じ。
全然パンプしていない。「いける!」と思ったのはここまでで、
左手を出して庇を掴み次の右手が全然取れない。
ムーブが全く出来ない。やはり今までは適当に本能に任せて登っていたのだ。
あえなくフォール。がっくり!ここでムーブをしっかりと学習しておく。
気を取り直して1時間半のレスト後再トライ。
2回目:皆が注目している。口々に「がんばれよ」「今度はいける!」とか言ってくれてる。
いつもそのように言ってくれているだが、何故か今回はそれが気になる。
小学校以来何かの大会で興奮状態になると、
いつもより良い成績が出るのが自分の良いとこと思っていた。
が今回はテンションが異常に上がりすぎていることが分かる。
やばい!筋肉に緊張のエネルギーが使われそうだ。
硬くなっているようだ。
それでもハングまで順調に登り、最後のハング越えである。
先ほど学習したムーブ通りに乗っ越し右手を出し、
次に左を出しホールドまであと3センチのところで突然フォール。
無念の大声。みんなの慰めの声を聞きながら1本のロープに吊るされ、
無念さをかみしめながら空中を降ろされる。2時45分。
後1回しかトライの時間はなくなった。
4時ジャスト
3回目のトライ。そして今日最後のチャンスである。
不思議と今度は冷静である。何故だろう?頭も上を向くと
庇が邪魔になるキャップから日本手拭に替え、
2本持っていたヌンチャクも軽量化?のため置いてスタート。
ビレーヤ-のBabさん鼻炎でさかんにくしゃみしている。
「頼むぜ、大丈夫か?」の問いに「大丈夫じゃない」てな返事が返ってきた。
「大丈夫じゃなかったら登られへんやんか」。いつも「まかしときっ」と言ってくれる彼女のジョークか?
緊張をほぐしてくれてるんだなと良いように勝手に解釈して登り始める。
5ピン目をとってトラバースしてレスト。
意識してやったわけではないのにシェイクがいつもより半回多い。
多すぎて疲れるんとチャウやろうかと一抹の不安が走る。
「まあいいか、行け!」6ピン目を取る時のホールド位置が少しずれて甘い。
ちょっと不安。7ピン目を取った後のクロスした左手ホールドが不安であったが
思い切って体を振って次のホールドをめざす。
足を上げレスト体勢に。
右手がかなりパンプしている。
十分レストをと思うのだがレストしている間に腰にじわじわ負荷が掛かってくる。
ここを潮時とみてハングの乗っ越しにかかる。
左手から出して次に右手をそして左手を。
上手く取れた。Nak田さんのひときわ大きい「がんば!」の声援が耳に届く。
そして右手を伸ばしたらがっちり掴めた。
先ほど取れなくてあえなくフォールしたホールドを左手でキャッチ。
後は慎重に足を上げていって終了点に!やった!!!!
テンション!
今度は「おめでとう」「おめでとう」の歓声の中を宙を舞いながら出発点に降ろしてもらう。
ビレイヤ―のBabさん有難う。こんなに沢山の声援を有難う!感激の一瞬でした。
今日はBabさんもマーメイド2回目でRP、Nis村さんもロンググリーン2回目でRP、Fuj原さんもマーメイド2回目でRP、そしてTo田さんはカンテを上まで繋げることが出来大満足でした。
帰りに神埼川で祝杯!美味しかった。
以上
ロッククライミングスクール(RCS)のパイオニア・大阪ぽっぽ会の28年目(2008年)のスクールは10月19日(日)と25日(土)の2回です。詳しくはぽっぽHP又は登山店のチラシをご覧ください。
2004.05.23
大阪ぽっぽ会 Gramps
4月13日不動岩のカーテンコール12bをレッドポイントしてまだ3日しか経っていない。
To田さん、Ha本さん(豊中)に誘われ今日は蝙蝠谷に来ている。
Mu崎さん(ぽっぽ会)もいる。
今度は当然活断層12aでしょうねとみんなの目が言っているようだ。
蝙蝠谷は6年前の1998年「復活11c」をレッドポイントして以来である。
あの頃は東京に単身赴任しておったがルートに魅せられて東京から4週連続も通ってしまった。
「活断層」ルートは前傾壁で始まり7ピン過ぎまで続いている。
そして8ピン目はハング越えとなっている。
4月16日:最初のトライ。
前傾壁終了までに3回のテンション。
ハング越えのムーブが分からずに敗退。
「厳しーい」が第1印象だ。2回目は2テン(テンション)で、ハング越えのムーブも何とか分かる?
4月22日:1週間後にMu崎さん、To田さん、Ha本さんと再び訪問。
今日はMu崎さんと昼寝しながらのんびりムードでトライ。
1回目は6ピンまで、2回目は7ピンまでノーテンのそれぞれワンテンで終了点まで登れた。
4月26日:To田、Ha本さんのお誘いに喜んで参加する。
1回目6ピンまでしかノーテンで行けずがっくり。
2回目ハングに掛かっている最終ピンの8ピンまで行けた。
俄然モチベーションが上がる。一日で初めての3回目のトライである。
結果は無残2テン。やはり疲れていたのかな?
5月15日:2週間も空いてしまった。
その所為か
1回目3?4?回もテンションが掛かってしまったがレストの仕方を会得?出来た。
しかし
2回目はハング下まで行く前にテンションが掛かってしまった。
3回目まさかの下部でスリップ。
フォールしないために右手に物凄い負荷を掛けてしまった。
パワー切れで1テン。でも次回への希望が生まれた。
5月23日:会の人たちが不動岩に行くので私も行きたかったが、
蝙蝠谷への交通手段のない私には誘われた時が最大のチャンスと思って蝙蝠に来ました。
先週までどうも疲れ気味のようであったのでこの1週間出来るだけ休養に努める。
火曜日は烏帽子で5.9と10代を5本登る。
木曜日は目俵体育館で5.9を1本、5.8の2往復、3往復と最後に10dを1本登る。
終わってみたらパンプしておりやり過ぎてしまったかと後悔する。
そして前日土曜日は17㌔ウォーキングで少々太股に張りが出ている。
いつかHa本さんが言っていたな「RPねらいの日は前日にランニングもだめよ」て。
昨夜布団の中でイメージトレーニングをしてみる。
ハング越えのムーブが今ひとつイメージできない。
いつも本能的に登っていただけなんだと反省。
1回目:快調に登り進んでいく。
えぇっ!というほど早く核心部のハング下に到着した感じ。
全然パンプしていない。「いける!」と思ったのはここまでで、
左手を出して庇を掴み次の右手が全然取れない。
ムーブが全く出来ない。やはり今までは適当に本能に任せて登っていたのだ。
あえなくフォール。がっくり!ここでムーブをしっかりと学習しておく。
気を取り直して1時間半のレスト後再トライ。
2回目:皆が注目している。口々に「がんばれよ」「今度はいける!」とか言ってくれてる。
いつもそのように言ってくれているだが、何故か今回はそれが気になる。
小学校以来何かの大会で興奮状態になると、
いつもより良い成績が出るのが自分の良いとこと思っていた。
が今回はテンションが異常に上がりすぎていることが分かる。
やばい!筋肉に緊張のエネルギーが使われそうだ。
硬くなっているようだ。
それでもハングまで順調に登り、最後のハング越えである。
先ほど学習したムーブ通りに乗っ越し右手を出し、
次に左を出しホールドまであと3センチのところで突然フォール。
無念の大声。みんなの慰めの声を聞きながら1本のロープに吊るされ、
無念さをかみしめながら空中を降ろされる。2時45分。
後1回しかトライの時間はなくなった。
4時ジャスト
3回目のトライ。そして今日最後のチャンスである。
不思議と今度は冷静である。何故だろう?頭も上を向くと
庇が邪魔になるキャップから日本手拭に替え、
2本持っていたヌンチャクも軽量化?のため置いてスタート。
ビレーヤ-のBabさん鼻炎でさかんにくしゃみしている。
「頼むぜ、大丈夫か?」の問いに「大丈夫じゃない」てな返事が返ってきた。
「大丈夫じゃなかったら登られへんやんか」。いつも「まかしときっ」と言ってくれる彼女のジョークか?
緊張をほぐしてくれてるんだなと良いように勝手に解釈して登り始める。
5ピン目をとってトラバースしてレスト。
意識してやったわけではないのにシェイクがいつもより半回多い。
多すぎて疲れるんとチャウやろうかと一抹の不安が走る。
「まあいいか、行け!」6ピン目を取る時のホールド位置が少しずれて甘い。
ちょっと不安。7ピン目を取った後のクロスした左手ホールドが不安であったが
思い切って体を振って次のホールドをめざす。
足を上げレスト体勢に。
右手がかなりパンプしている。
十分レストをと思うのだがレストしている間に腰にじわじわ負荷が掛かってくる。
ここを潮時とみてハングの乗っ越しにかかる。
左手から出して次に右手をそして左手を。
上手く取れた。Nak田さんのひときわ大きい「がんば!」の声援が耳に届く。
そして右手を伸ばしたらがっちり掴めた。
先ほど取れなくてあえなくフォールしたホールドを左手でキャッチ。
後は慎重に足を上げていって終了点に!やった!!!!
テンション!
今度は「おめでとう」「おめでとう」の歓声の中を宙を舞いながら出発点に降ろしてもらう。
ビレイヤ―のBabさん有難う。こんなに沢山の声援を有難う!感激の一瞬でした。
今日はBabさんもマーメイド2回目でRP、Nis村さんもロンググリーン2回目でRP、Fuj原さんもマーメイド2回目でRP、そしてTo田さんはカンテを上まで繋げることが出来大満足でした。
帰りに神埼川で祝杯!美味しかった。
以上
ロッククライミングスクール(RCS)のパイオニア・大阪ぽっぽ会の28年目(2008年)のスクールは10月19日(日)と25日(土)の2回です。詳しくはぽっぽHP又は登山店のチラシをご覧ください。
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