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大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

不動岩中央壁小熊ルート下部ボルト左側への移設について(3)

2012.05.18
K氏からの意見

小熊物語のルートにボルトを新設することに「反対」いたします。

昔から、ボルト問題はとっても難しいデリケートな問題なので、
できればボルトの話題は出て来ないでほしい

・・・という超消極的な気 持ちが本音なんですが、
無視も出来ませんので私なりの浅はかな意見述べます。

言い逃げのようですみませんが、
議論したくない(強く推進される方々とはたぶん絶対に噛み合ない)ので、
公開の意見としてはこれっきりにしま す。

最近のスポーツクライミングの状況の中でこのような問題に
「反対」を唱えると突き上げられそうで少々恐いのですが、
それでも「反対」なんです。

「別にホールドやムーブが決定的に変わる訳でもないし、
昔からさんざん登った者が懐古趣味的に反対するのはやめて、
これからトライする方のことだけ考え、

時代の流れに乗ってより安全により快適にで賛成すればいいんだ!」
という別の気持ちもあって本当に複雑な心境なんです。

反対するなら代案を出せ、と言われても特に名案はないんですが、
・・・ただ、少し順番待ちすればいいだけのことで、ワンマンショーや 小熊物語で長時間のハングドッグは控えるという、

世界中のどこでも常識的なスポーツクライミングのマナー、
これが唯一の代案です。

「反対!」なんて言うと、
賛成派からは「クライミングの本質すら理解 していない。

クライミングの楽しさを自ら奪い取り、
安全を軽視するアホなクライマー」みたいに思われるかもしれません。

しかし、早い者勝ち主義の是非は別にして、
「初登者のみに許される」というボルト設置のルールはどうなるのでしょうか?。

これって、スポーツクライミングでの絶対的で厳格なルールだったはず。

理解しがたい「へんてこりん」なボルト位置であっても、
命がけクリップみたいな恐ろしいボルト位置であっても、

あるいは、今回のような2ルート共有のややこしいボルト位置で あっても、
新設は勿論、位置変更も絶対にしてはならない、
という大原則のルールに、(仕方なく?)従ってきたはず。

(ボルトの老朽化や岩の問題など、
最低限の安全性確保のために例外的に位置変更や新設する場合はあるでしょうが)

どの位置に誰が打つのか?
誰がその微妙な位置を決められるのか?
今まで何十年間は何だったのか?

右手でクリップが左手でクリップになるなど、
多少であれルートの性格が変わってしまう、

などと言っても小熊物語クラスがサクサク登れるクライマーにとっては、
「核心は上部なんだから下部フェースのボルト位置変えたくらいでムーブや難易度が変わる訳でもないし、

多くの人が登りやすいように隣のルートと分けたらええやん」
という意見もあるでしょう。

しかし、ギリギリでトライするクライマーには、
フェース部の最終ピン(3ピン目)はフェース部では比較的悪いホールド(スタンス)に立って、
右上遠目のところにクリップしなければならず、

少々クリップが恐いので(特にマスターで登ると)プレッシャーになっていると思う。

また、フェースからレストポイントに入っていく付近も左上するルートでのロープの流れの処理も考えなければならず、
ギリギリでトライされる方には、これらのプレッシャーも
このルートの特徴でもあり、

またグレードのうちになっていることも十分考えられる。

このような反対意見をの述べた後日、
ボルト新設されると「お前ら、反対したボルト使うの?」、

現状のままということに決定しても、
「お前らが反対するからこんな登りにくいまま放置された!」

・・・のようなことも想像できて(想像し過ぎか?)、
この手の話題にはできれば触れたくないです。

以上
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