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大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

愛媛の山  石鎚山・北壁

       ―今年は登れなかった!北壁ー    
日程:2012.01.07~09   
参加者:牧師、K2、Gramps

6年前は予想外の大雪で取り付きまでの雪崩れが恐かったので
天狗岳・東稜を登って帰ってきました。

5年前は初見でダイレクトカンテを完登でき大感激。

今年はまた登れず3打数1安打でした。
6年前より雪の量は圧倒的に少なかったが雪の質がいやらしく取り付きまでのトラバースが出来なかった。

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曙光の大山北壁

1月7日(土):
6:10分、阪急南茨木駅を出発。
今回は朝立ちで瀬戸大橋経由でケーブル下へ。

途中のスーパーで買い物。
なんとここには好きな酒・菊正宗が置いてある。

家から持ってくるのを忘れたのでここで調達。
残念ながら2リットルは持ち上げれないので半分に分けて運ぶことにする。

今日は前回同様二の鎖場辺りに幕営予定。
天気も良く気持ちの良い歩きができる。

前回と違いロープウェーを降りたところから雪は十分ある。

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成就社                                     前社の森の売店前

途中成就社と前社森の売店の2ヶ所で休憩を取り幕営予定地の二の鎖場辺に到着。

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夜明峠                                        二の鎖前


ここからは瀬戸内海、遠くは太平洋(土佐湾、室戸岬)も見える。
雪を被ったカール状の瓶ケ森(1896m)も奇麗に見える。

山の中にいる実感。
天気も良く本当に気持ちが良い。

時間も十分ありのんびりと酒盛りをして過ごす。

DSCF3240_convert_20120112124720.jpg  DSCF3241_convert_20120112124751.jpg  DSCF3242_convert_20120112124821.jpg
テント内での寛ぎ

明日は5時起床。
万年寝不足気味のお二人は早く寝たいらしい。

6時半に就寝。
今から一体何時間寝なくてはならなのか?

1月9日(日):
5時起床。出発は7時10分。晴れ。
北壁も黒々とはっきり見える。

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出発前のテン場からの日の出

二の鎖にある鳥居で積雪を昨年と比べて見ると、前回よりは少し多い。

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曙光の北壁

三のクサリ場からいよいよ壁への取り付へのトラバース開始。
牧師さんがトップで進む。

小屋を過ぎ15mくらい進むとズボズボと沈み始める。
傾斜もきつくやばいので引き返して山頂手前の懸垂地点に行ってみる。

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弥山(山頂)向うは天狗岳   8:10

懸垂地点から降りられるがロープ回収に不安が残る。
万一回収不能であれば万事休す。

行く前に懸垂用ロープを持っていこうかと何度も迷ったが結局持たずに来てしまった。
持ってこなかったことが悔やまれる。

なぜ単独の人が懸垂用ロープを持参して固定していたかにやっと気付く。
回収不能になるから登りきってから帰りに回収するのだ。

続いてダイレクトの終了点からの懸垂を試みるも、
余りにも壁から離れてしまいビレー点が分かっていないのでキャッチできなくなる恐れがあり諦める。

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北壁「トイルート」終了点から見た弥山

その後、トイルートから牧師さんが降りてみる。
ここも20mほど下りてオーバーハングになりそこを少し下りてみたがビレー点が分からずに登り返す

もう出発から3時間余も過ぎてしまっている。
無念である。

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弥山にて無念の記念写真        11:05

もう一度最初の下からのトラバースにトライしてみる。
今度は私がトップで進む。

先ほど行った地点より30mくらい進んだ地点から出した足が底なしのように沈んで結局股まで沈みやっと止まるも、


まだまだ沈む可能性があり。
脱出するのにもがきもがきの必死のパッチ。

少し先を2本の筋が、そこをチリ雪崩れ状にさらさら落ちている。
傾斜もきつくやばいのでここで諦める。

今度は50m下をK2さんがトップでトラバースしてみることにしてみる。

やはりここも雪質が同じで潜る。
多分降った後で未だ固まっていないようだ。

12時30分今回は諦めることにする。
残念無念であるが、雪山を楽しめたのでそれで良しとする。

今日も2時から酒を酌み交しのんびりと過ごす。

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テントから見た瓶ケ森

明日も5時起床とする。
お二人はまたもや6時頃から寝ると言い出す

頑張ってかんばって7時半まで就寝時を延ばしたがもう持ちこたえられず寝ることにする。
あんなに良かった天気も夜には風も出て時折雪も降る荒れた天気になる。

1月9日(月)曇り:5時起床、風の中テント撤収。
下山開始7時20分。

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下山準備のお二人

途中前社の森で休憩、成就社で大休憩してロープウェー頂上駅に。

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成就社

下山して下の旅館で風呂と食事をして大阪に向う。

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ロープウェー山頂・成就駅 1300m        山麓下谷駅  455m


帰りの車の中で「吉岡さん墜落、死亡の連絡を受ける」。
信じられない。どうしたことか?

K"さんが亡くなったことを大堂海岸に登りに行ってる連中に知らせようとしたら先方もおかしな様子。

何か起きていると直感。
なんとそちらも事故が発生していたのだ。

Shiroちゃんが転落死。
無念。

ついこの間八ヶ岳で笑顔を交わしたとこなのに。
何てことだ。一日で2人も亡くなってしまった。

道場駅前の大北商店に向う。
ご主人とN津さんに事情を聞き、

搬送先の神戸中央市民病院に向う。
丁度検視中で結構待たされる。

最後のお顔を見せてもらう。
いつものにこっとした奇麗な顔である。

触ってみても冷たくない。
ああもうだめだ。

これでお別れか?
もう二度と会えない、冗談も言えない。

無念。涙が出る。成仏してください。

明日10日お通夜、11日告別式。

18日からの彼のいないタイ行きは厳しい!

石鎚山反省点:
1) 懸垂用ロープを考えていたのに持って行かなかったこと。
2) ユマールを持って行かなかったこと(登り返しにも引き上げにも利用できたのに)
3) ハングしている「ダイレクトルート」懸垂に途中のハーケン、リングを通して下りれば下りれたはず。
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