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大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

   谷川岳・衝立正面壁・ダイレクトカンテ  

期間:2011.8.28夜~8.30朝                  
参加者:O倉、Eio木、O串、Yossie、Gramps

8月26日・27日
今回は5年振りの訪問。
天気予報はイマイチであり希望も無く大阪を出発。
約9時間で登山指導センターに到着。

目標は全員ダイレクトカンテ

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谷川岳登山指導センターとEio木さん

一の倉方面はガスっている。
1時間ほどで用意を済まし出発。

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出発!O倉さんとEio木さん。

一の倉沢出合に着いた頃にはガスはますます下りてきている。
それでもとにかく進んでみる。

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テールリッジ末端への懸垂下降地点より見たテールリッジ

10日前に訪れた岳友達はテールリッジ舌端の雪渓が崩壊しそうでここで諦めたそうだ。
今回は崩壊しそうなものは落ちていて完全なスノーブリッジになっている。

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テールリッジ末端横のスノーブリッジ
(ガスっているのでイマイチ上手く撮れませんでした)


ひょんぐりの滝を右岸から高巻き懸垂下降で降りてみる。
この頃よりガスが一段と下がって来て雨が降り出す。

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テールリッジへの懸垂下降中

一応テールリッジは登れそうことを確認して早々に退散。

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テールリッジ末端手前のお二人

それにしても天候が悪いせいか、我々以外誰にも会わない。
谷川岳も淋しい山域になってしまったのだろうか?

それとも車の入山規制も影響しているのだろうか?

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土合駅下り線の階段(400数十段?)

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今夕と明日の朝の食料

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今日の夕食
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明日の天気を期待して、今日は諦め入浴後、食料を買出して夕食とする。
明日は3時起床、4時出発の予定。

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夕食

記録:
大阪20:30→登山指導センター5:40、出発6:305~一の倉出合7:10~テールリッジ懸垂地点8:10、8:45~一の倉出合9:25~指導センタ→慰霊碑11:45→土合駅11:50、11:55→湯テルメ→スーパー13:40→指導センター15:00

8月28日 
3時起床、4時出発の予定であったが、外は霧雨が降っていてがっくり。

そんな中で、大学ワンゲル部は縦走に出かける。

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一緒に泊まった群大ワンゲル部員の方たち

ふて寝、雑談しながら天候回復を待つ。
Eio木さんは膝の調子が悪いと言うことで早々に出かけるのは諦める。

6時頃雨も上がるも依然ガスの中。
残り4人で行けるところまで行くことで出発してみる。

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予定時刻より2時間後れて出発

一の倉沢辺りから眺めてみると、昨日はガスが下りてきていたが今朝は上に向っている。
晴れることを期待しながら懸垂してテールリッジに。

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一の倉沢出合から。ガスは上に向っている。

テールリッジは概ね乾いている。
しかし物凄く蒸し暑い。

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テールリッジ取り付きへの懸垂下降

汗びっしょりになりながらテールリッジを詰めていく。

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テールリッジを登るO串、O倉さん

この頃より日が射し始める。
このまま晴れることを祈る。

ダイレクトカンテへの取り付きへのトラバースは5年ぶりではあったがなんとなく分かる。

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アンザイレンテラスのYossie

最初にO倉・O串パーティーに先に行ってもらう。
正規の出発点より少し上った地点まで進む。

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ダイレクトカンテ1ピッチ目の取り付きのO倉・串両君

この方がロープの流れは良くなりそう。

ダイレクトカンテ

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1ピッチ目のO倉・O串パーティー

1ピッチ目:Yossie:草着岩を右上して、凹角を直上し左に廻ってビレー。
ビレー中は背中から日を浴び暑くてしょうがない。
汗びっしょりになる。
 
2ピッチ目:Gramps:ここより我々が先行。
フリーで少し右上して、人工登攀を開始。

このピッチ被り気味でやや左上しながらアブミで登っていく。

ピンはあまり良くないが、最近新しくリングピンを追加してくれている。
それとスリングの多いこと。

昔スリングが連続している人工ルートで1つ目は慎重に乗って大丈夫だったので
気を緩んだのか2つ目で切れて大墜落をしたことがある。

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2ピッチ目リードのGramps

ピンもイマイチのこのルートでは落ちられないので神経が疲れる。
おのずと慎重になり遅くなる。

最後はフリ-でビレー点に着く。
フォローをビレーしている間、両指が攣り痛い。

大汗をかいてミネラル不足になっているようだ。
こんなに攣ったのは初めてである。

登ってきたYossieさんに塩とスポーツドリンクをもらったが少し効いたりしたがなかなか治らない。

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このピッチ40mと長いので疲れます。

3ピッチ目:Yossie:引き続き人工でハング下に沿って抜け出る。

この辺りからまたまた雨が降り始める。
これ以降、雨でカメラをしまってしまったので写真が撮れない。

乗り越したところがビレー点であったがそのまま直登を続けようとしている。
下から声をかけて下りてもらったところでビレー。

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3ピッチ目リードのYossie

4ピッチ目:Gramps:ここからは左上気味にA1,A0の人工登攀。
ピンがなくなった地点からフリーで右に草付き混じりのところをトラバース。

雨が降っているので厳しい。

ブッシュに入り込み大木でビレー。
雨の中のブッシュでのビレーは蚊の大群?に刺されぱなし。

後続のO倉・O串パーティーを待っている間に懸垂地点を探しに行くも見つからない。

O倉さんが昨年来ているので探すのを止めて彼の来るのを待つ。
1時間後に後続も登攀終了。

そのままO倉さんに進んでもらう。
私が探した地点より少し登って廻りこんだ地点にあった。

幸いなことに雨も上がる。

ここからの北稜懸垂は結構分かりにくい。

1)最初は左下に下り、右方向に下ると次の懸垂地点がある。
2)そこよりやや左寄りに懸垂をかける。約30mくらいか。
3)ここからは40mのほぼ空中懸垂
4)5~8m残置のロープで少し左下に
5)ここより30m?位真直ぐに懸垂。

各懸垂ごとに黄色方のロープが絡まり解くのに苦労をする。
もうこの辺りからガスも立ちこめ、暗くなってしまう。

ヘッドランプの明かりで衝立前沢に向って下降。
昨年来たお倉さんの好リードとこのお盆に逆から登ったYossieさんのサジェスチョンで
真っ暗闇の中を迷わずに衝立前沢に降りてこれた。

ここからはほぼ沢通しに下降するのみ。
途中1回の懸垂を含めて本谷出合まで下りてくる。

ここで本谷の雪渓で行く手を阻まれるため、
本谷の左岸の草付きトラバースするのであるが、

暗闇での行動は危険と判断してここでビバークと決定。20:30

(明るければ難なく行けるようである。
事実このお盆にはYossieさんたちはこの所を登り下りしている)

途中、とちゅうで指導センターにいるEio木さんとは連絡が取れていたが、
ここからは全く電波が届かない。

まあ致し方が無い。
途中まで交信が出来ているので彼もどの辺りにいるか見当が付いていることでしょう。

着るものを着てツエルトを被りビバーク態勢に入ったころ、
Eio木さんから無線が入る。

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ツェルトビバーク。座ってのビバークは'95年のマーターホルン以来16年ぶり。

丁度対岸のテールリッジへの懸垂地点少し前まで来てくれているようだ。
ガスが濃くてライトの明かりも全然見えない。

状況を説明して戻ってもらう。
ありがとうEio木さん!

ルンゼの中なので落石を考慮して、
大岩の直ぐ下で4人並んで座りビバーク。

21時過ぎから明るくなる5時までの8時間。
殆ど、うとうと状態の睡眠であったが気がつくと1時間たっている。

そこでみんなとたわいの無いことを少し話して、
うとうとすし次に目覚めると決まったように1時間が過ぎている。

この繰り返しで朝の5時が意外と早く訪れた。

記録
起床3:00、出発6:10~一の倉沢出合6:50 ~懸垂地点7:45~テールリッジ下8:35~1ピッチ目取り付き10:15~2ピッチ目スタート11:15~3Pスタート13:00~登攀終了16:00 (O串、O倉Pは17:00)~本谷出合ビバーク20:30

8月29日:

5時起床。5時半行動開始。

お盆のときは登る際にフィックスしたとのことで、
念のためロープを出して見る。

明るければこのトラバースも普通に歩ける。

後は踏み後を辿ると自然に河原導いてくれた。

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無事一の倉沢出合駐車場に帰ってきました。

一の倉出合に6時20分到着。
ここで記念写真を撮って、指導センターに7時10分に到着。

昨夜から食事を作って待ってくれていたEio木さんどうもありがとう!

ビールで乾杯!片付の掃除して、お風呂に入り帰路に着く。

天候が悪く諦めていた登攀が、
このお盆の剣同様に登れたことの幸運に感謝。

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天神平へのロープウェー

記録:
ビバーク地点起床5:00、出発5:30~一の倉沢出合6:20、6:40~指導センター7:10   

谷川岳資料館の写真の一部の紹介登ったことのあるルート

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衝立岩正面壁・ダイレクトカンテ

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衝立岩正面壁・第一雲稜ルート

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烏帽子沢奥碧・変形チムニー

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烏帽子沢奥碧・南稜
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