大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

夏山トレ・芦屋川~宝塚

期間:2013.07.24夜~07.25
参加者:TwinBro、Gramps

13日スイスから帰って2回目の歩き。
24日会の例会を20時に途中退出させてもらって、芦屋川に。

DSCF9541_convert_20130726090801.jpg
幕営完了。今回はフライも付けてみました。
ツェルトは1~2人用、フライは3~4人用ですが、長手方向の長さは一緒でした。よってうまく張れました

4日前はイノシシも出なかったが、
幕営して30分、1回目、11時40分2回目、

その後2~3回現れたがツェルトには接近してこないようなので気にすることなく眠りにつく。

DSCF9544_convert_20130726090836.jpg
靴ひもを締めて、いざ出発です。

3時起床、3時35分出発。
天気が気になるも満月の月がかろうじて出ている。

DSCF9546_convert_20130726090924.jpg
雲はかかるもまんげつが出ている。

山から見下ろす夜景は、4日前と同じようだ。

DSCF9547_convert_20130726090950.jpg
風吹岩からの夜景

例によって風吹岩までで汗びっしょりのため休憩。
ここでバナナ2本朝食代わりに取る。

今回も水分3㍑持参。
積極的に取るようにしていく。

P1140972_convert_20130726091024.jpg
風吹岩にて

荷物は軽くしていく予定が結果として15㎏になってしまった。
(前回は14㎏。TwinBro君は前回15㎏、今回10㎏)

水分を積極的に取って行くため重量はどんどん減っていくようで重さは全く感じられない。

次の休憩地東おたふく山でも休憩時間を減らそうと試みるもやっぱり水を飲んだり食べたりしているとそれなりにかかってしまう。

DSCF9550_convert_20130726091049.jpg
東お多福山。先ずは汗を拭いて。
もう十分明るくなりました。

前回と同じように歩いているが、
体は軽くなっているのが分かる。

次は石の宝殿で休憩するかどうか迷ったがやっぱり休憩をしてしまった。

DSCF9552_convert_20130726091119.jpg
観音像。アジサイは今日も咲いています。
この観音さん、いつ頃できたかなあ?いつの間にか立っていた感じ。

目標は「14~5㎏背負って芦屋川~宝塚を走らずに歩いてノンストップ」である。
いつこれが達成できるか????である。

DSCF9555_convert_20130726091145.jpg
朝の太陽。まだ雨は大丈夫のようだ。

ここからは一気に宝塚までと思ったが「弱気の虫が待て、まて」と言っていたので、
大平山入口で休憩をしてしまった。

DSCF9556_convert_20130726091216.jpg
大平山入口での休憩

ここからはもう前回と同じく宝塚までノンストップでいこう!

終わってみたら休憩ポイントは前回と全く一緒。
それでも30分早く5時間ジャストで歩けた。

P1140982_convert_20130726091250.jpg
阪急宝塚駅前

まだ調べていないが、
休憩時間の短縮が時間短縮になったのかな?
TwinBro君、お付き合いありがとうございました。

休憩時間:21日合計46分、25日合計38分→歩行要時間で22分早く歩けた。


記録:
7/24:阪急芦屋川駅21:10~第一堰堤21:45
7/25:起床3:00出発3:35~風吹岩4:06、4:16~水飲み場跡~雨ヶ峠~東お多福山5:12、5:21~石の宝殿5:50、6:00~大平山7:00、7091~塩尾寺~宝8:33

スポンサーサイト
夏山トレ・芦屋川~宝塚→烏帽子岩

期間:2013.07.20夜~07.21
参加者:Twin・N、Gramps

久しぶりの夜間縦走ある。
以前はアイゼンボッカをして不動で登るパターンをよくやっていた。

夏のトレーニング(縦走は)2年前のIcchieさんとやって以来である

今回は新人のTwin・N君がが今月末一人でツェルトを持って剣山行に出かけるため、
その練習を兼ねて各人ツェルトで泊まることにする。

DSCF9511_convert_20130722112211.jpg
ツェルトを張り終えました。
内張ポールを使うと快適空間が得られる

芦屋川第一堰堤で設営。
今回はイノシシの歓迎は受けなかった。

このところ暑くて十分な睡眠がとれていないので、
今夜は涼しく眠れると期待していたが、
結構暑かったのには失望した。それでも眠れた方だのの良しとしよう。

DSCF9512_convert_20130722112244.jpg
さあ、出発!

3時起床3時40分出発。
今回の私の目的は「落ちた体力を1年がかりで取り戻そう」の第一弾である。

P1140938_convert_20130722112319.jpg
中央稜にて     Photo by Twin・N

前回もそうであったが、
風吹き岩までの暑いこと、あついこと。

DSCF9518_convert_20130722112346.jpg
風吹岩     04:10

汗だくだくでの登りとなる。
風吹き岩からの夜景は美しい。

DSCF9521_convert_20130722112425.jpg
風吹岩から見た芦屋から大阪方面の夜景

頂稜部の岩に登ってみると風があり汗のでた体では寒さを感じるくらい涼しい。

また今回の課題の一つとして
「できるだけ休憩を減らし、長く歩くようにする」でいつも休憩する水飲み場(跡)は省いて、東おたふく山山頂まで足を延ばす。

P1140942_convert_20130722112459.jpg
東お多福山に到着       Photo by Twin・N    
   
登りは汗がひっきりなしに出るが、止まると涼しい。
また水分も3リットル用意してできるだけ多くとるように心がけていく。

DSCF9528_convert_20130722112602.jpg
東お多福山で朝が来た     05:18

次のピッチは東お多福山からは石の宝殿までで、これは通常どおり。

DSCF9530_convert_20130722112636.jpg
今年も咲いていた石の宝殿のアジサイ    06:08

アジサイが観音像の横に一昨年同様、きれいに咲いていた。
ここも休憩していると寒いくらいである。

DSCF9531_convert_20130722120239.jpg
さあ、出発!

ここからは概ね水平道歩きか下りである。
朝の気持ちの良い歩きはアルプスを縦走を思い出させてくれる。

新人のUS君のトレーニング感に「トレーニングそのものも好きである」とあった。
私もその部類で、今充実した楽しい歩きの真っ只中である。

出発前にパートナーのTwin/N君にお願いして
私のペースで歩かせてもらっている。

正にルンルン無我の境地だ。

大平山で休憩。
今回は荷物が14㎏と軽いせいか、
目標の休憩地点へ意外と早着くような気がする。

P1140946_convert_20130722112732.jpg
大平山前にて    07:21  Photo byTwin・N

次は塩尾寺の休憩地点を省いて、
終点宝塚駅まで歩く。

DSCF9534_convert_20130722112806.jpg
宝塚に着きました。      09:09

ここから電車で道場駅、大北商店で不足分を仕入れて、烏帽子岩に到着。

DSCF9535_convert_20130722113344.jpg
道場駅前に集まったハイカー集団T

烏帽子岩では、
アップルート、イナバウア、おじいちゃん、太陽がいっぱいを登って終了。
今日の烏帽子は暑かったです。

P1140949_convert_20130722112830.jpg
烏帽子岩での岩登りを終えて

早めに切り上げて大北前で一杯飲んで今回のトレーニングは終わりました。

記録:
7/20:阪急芦屋川駅19:30~第一堰堤20:15
7/21:起床2:55出発3:40~風吹岩4:10、4:20~水飲み場跡~雨ヶ峠~東お多福山5:18、5:30~石の宝殿6:08、6:22~大平山7:21、7:31~塩尾寺~宝塚9:09→大北9:35~烏帽子岩10:50~14:30~道場駅前16:35
     Piz Bernina(4049m)スイス(その1)

DSCF9488_convert_20130714222202.jpg
ディアヴォレッツァから見たピッツ ベルニナ

期間:2013.07.03夜~07.13
参加者:Nanohabab、Po・K2、Gramps

スイスアルプスの東部にあり、
イタリアの国境線上にあピッツ ベルニナに登ってきました。

チューリッヒ空港駅よりレーティッシュ鉄道でベルニナ登山の拠点ポントレジーナ駅に。
ベルニナの拠点・ポントレジーナの町はベルニナ山の北側にある。

7月3日夜~4日
7月3日夜、エミレーツ航空で関空を出発して、
ドバイでトランジットして7月4日チューリッヒ空港に午後到着。

DSCF9302_convert_20130714222242.jpg
エミレーツ航空のアテンダント

空港から鉄道建物(1F)に移動してエスカレーターでB1に。
ここで2万円をスイスフランに両替(レートあまりよくなかった)。
近年はほとんどどこでもカードで精算できるので円はあまり持っていかなくてもよさそうだ。

その後直ぐそばの案内所で切符を購入
(スイスパス、スイスカード、直接切符購入のどれが最効率かを聞いてみた。結果我々の山行方法ではチューリッヒ⇔ポントレジーナ往復切符(10日間有効)が最効率のためそれを購入SFr152。VISカードでも買える)

チューリッヒ空港駅から3回乗り換えてポントレジーナ駅に18時ころ到着。

DSCF9306_convert_20130714222310.jpg
車窓から見た風景

3年ぶりのスイス、車窓から見る風景は美しくほっとさせる。
だが途中にある世界遺産のランドヴァッサー橋は期待が大きすぎたのか感激があまりわかなかった。

DSCF9310_convert_20130714222344.jpg
車窓から見たランドヴァッサー橋

DSCF7640_convert_20130714222629.jpg
ランドヴァッサー橋 NHKより

ホテルには6時半ごろ到着。
現地は21時ころまで明るい。

DSCF9327_convert_20130714222918.jpg
HOTEL POST

我々が滞在したホテルは「HOTEL POST」
個人経営のファミリアーなホテルでお奨めです。

DSCF9313_convert_20130714222458.jpg
HOTEL PPOSTの食堂

今日は快晴でした。

DSCF9315_convert_20130714223325.jpg
部屋から見えた雪を冠った山。この向うにディアヴォレッツァがある。
21時まだ明るい。

その2に続く


  Piz Bernina(4049m)スイス(その2)

7月5日
残念ながら?今日も晴れ。
昨夜は22時半に就寝。夜中に0時30分、3時と2回も目覚めてしまった。
その影響で5時に目覚ましを掛けていたのに気付かずに6時前まで眠ってしまった。

DSCF9317_convert_20130715104952.jpg
朝の街並み(1)

DSCF9319_convert_20130715105103.jpg
ポントレジーナ ミュージアム

DSCF9320_convert_20130715105127.jpg
花のある建物はスイスの国策

DSCF9322_convert_20130715105155.jpg
連接バス 長~い

ベッドで少し体操をして、朝の散歩に出かける。
朝食は7時半に取って、情報収集に出かける。

先ずはツーリストインフォメーションに行き天気予報を聞く。
明日からは晴れ、曇り時々雨、雷とややこしい天気が数日続くようでがっかり。

次にガイド協会を訪問してみる。
なんとNHKのグレートサミッツ出ていたガイドのジャンさんにお会いでき、
いろいろ情報は教えてもらう。

DSCF9328_convert_20130715105232.jpg
ガイド協会会長のジャンさん

今年は雪が多く厳しいそうだ。
天気は早朝出れば何とかなるでしょうとのことでした。

ということで天気が心配だが明日から出かけることに決定。

DSCF9331_convert_20130715133838.jpg
馬車の予約を済ませて

地図、ガス、行動食を仕入れ、
馬車の予約、小屋2件の予約を済ませてから、
高度順応、下山帰路の偵察を兼ねディアヴォレッツァ展望台(2978m)に出かける。

DSCF9337_convert_20130715105355.jpg
Diavolezzaの展望台とホテル

DSCF9340_convert_20130715140316.jpg
左からベルニナ4049m山頂・ビアンコグラート・コル3427m、Prevlius3610m、Morterasch3751m

展望台には約2時間滞在。
快晴で素晴らしい眺望が満喫できた。だが明日からの天気が気になる。

往路:ポントレジーナ→国鉄→Diavollezza→ロープウェー→Diavolezza展望台。
復路:展望台→ロープウェー→Diavolezza→バス→ポントレジーナ)

DSCF9343_convert_20130715105505.jpg
展望台にて

ホテルに帰ってビールを飲みながら明日の用意をする。

DSCF9348_convert_20130715105534.jpg
ポントレジーナのホテル

今日の交通費はホテルで頂いたEngadin Cardでオールfree。
(ロープウェー往復Fr33,国鉄&バス???)

DSCF9352_convert_20130715105606.jpg
ホテルの部屋から見たプール   午後5時半

夕食18:45~21:00、就寝22:00

その3に続く
  Piz Bernina(4049m)スイス(その3)
DSCF9355_convert_20130715220156.jpg
朝の街(その1)
DSCF9356_convert_20130715220236.jpg
朝の街(その2)
DSCF9357_convert_20130715220306.jpg
朝の街(その3)
DSCF9358_convert_20130715220337.jpg
朝の街(その4)

7月6日

5時半起床。晴れている。
散歩に出かけ7時朝食。9時前に駅前の乗り場から馬車に乗る。

DSCF9365_convert_20130715220427.jpg
馬車にて出発

幸いにも?客席は満席のため私は御者の横の席に載せてもらえた。
馬車に乗るのは初めての経験である。

DSCF9363_convert_20130715220500.jpg
馬車の乗客

平坦なところはゆっくりと、登りは駆けるように走る。
3頭立ての馬で引きの足らない馬には御者が鞭のようなものを見せると頑張りだす。

DSCF9372_convert_20130715220529.jpg
馬車から見たロゼック谷

それでも引きが足らないと鞭が飛ぶ。
動物虐待???

DSCF9381_convert_20130715220558.jpg
登山口近くの放牧地

周りの素晴らしい風景をみながら、乗っていて良いのだろうか??と
それでも黙々と引きながら走ったり歩いたりする3頭の馬に乗っている私がいる。

1時間で登山口に到着。
馬は着くと同時に馬止めにつながれ星草が与えられ、バケツで水が与えられている。

そして間もなく少しのお客を載せて愚痴も言わずに、
今来た道を引き返して行った。

登山口からは河原を少し行ったところで橋がある。
その橋を渡って右岸を上流に向かって登って行き、

DSCF9386_convert_20130715220638.jpg
振り返ってみた登山口付近

やがて川から離れ山の中腹を回り込むように高度をゆっくり上げていく。

DSCF9389_convert_20130715220710.jpg
イン川を渡る

DSCF9392_convert_20130715220805.jpg
お花畑には少し早いか?

やがて前方にモレーンが見えたあたりからジグザグに高度を上げ、
大きく回り込むと、遥か前方にベルニナのビアンコグラートが見えてくる。

DSCF9398_convert_20130715220838.jpg
ベルニナのビアンコグラート(白い尾根)中央が姿を現した

今日の行程はチェルバ小屋までなので、
途中の休憩地でのんびりと過ごしてながら進む。

DSCF9399_convert_20130715220906.jpg
チェルバ小屋も見えてきた

やがてチェルバ小屋が現れる。
現れてからからも結構歩きがいある。

DSCF9400_convert_20130715220936.jpg
休憩地にて

小屋で受付を済ませて、
小休止後明日のルート偵察をしに行く。

DSCF9401_convert_20130715221129.jpg
チェルバ小屋

ニュールートを辿ってみる。
氷河の上の山裾を巻きながら登って行く。

一つ目の滝を通り越し、2つ目の滝の左側には梯子が取り付けてある。
これはモルテラッチ(3751m)への登山口かと思われる。

ここから右にずっと下にある氷河に沿って水平的にトラバースしてくと、
沢に突き当たる。

その手前にペッツルボルトが打たれ、
何本かのクライミングルートがある。

沢を渡るためには下り登りが崩れやすく難しい。

ここから一気に氷河まで下りて、
氷河上を稜線のコルめがけて登るにはちょっとルート取りには無理がありそう。

明日はこの崩れやすい沢をアイゼンを履いて渡ることにして、
偵察をここまでとして引き返すことにする。

記録:起床5:30、馬車9:00→登山口10:00、10:30~チェルバ小屋13:00

その4に続く
  Piz Bernina(4049m)スイス(その4)

7月7日
2時30分起床、3時食事、3時30分出発。
ヘッドランプの明かりを頼りに昨日偵察した最終地点に到着。

ここでアイゼンを装着して沢を横断すべく、
ガラバを下りて向こう岸を登り返す。

DSCF9403_convert_20130719153503.jpg
最初の沢(昨日偵察時)

渡ったところでは踏み跡もなく適当に進む。
やがてらしきところが出てきた。

と目印らしき反射板がライトに照らしだされほっとするも、
また怪しくなってきた。

このようなことを何度となく繰り返しながら進んでいく。
途中2球くらいの岩場もある。

見つけ出したトレイルを辿って行くと、
氷河上にでれた。

ここからはひたすら氷河(雪渓)上を登って行く。
結構長い。スケールの大きさを感じる。

稜線上に近くなると斜度もきつくなりジグザグに登高をし、
やっと稜線上のコルに到着。

DSCF9406_convert_20130719153547.jpg
ビアンコググラート(白い稜線)の前にたちはだかる?岩。
今日はミックス壁になっていた。

時刻は7時30分、
出発から4時間経過している。
予定時間の1時間も余分にかかっている。

暗闇でルートを探しながら歩いたとはいえ、
我々パーティーの体力不足は否めない。

これから岩登り、雪稜・雪壁、ミックス壁を登って山頂を超え、
目標のイタリア側のマルコエローザ小屋に着くには相当遅くにしか着かない。


最悪ビバークを覚悟するか?
天気予報では5時ころから雷雨。

一部装備も忘れている現状では、
この先進むにはリスクが大きすぎると判断。

今回はこのルートからのチャレンジは諦めました。
無念ではあるが、実力がなかった。

DSCF9405_convert_20130719153649.jpg
稜線コルから見た山々(1)

この稜線上のコル3427mでお菓子を食べたお茶を飲んだりして東の方面の眺望を楽しむ。
ベラビスタ峰の前の雪上にかすな水平トレースが見える。

その線上を豆粒のように2人、3人と下っているのが分かる。
今朝マルコエローザ小屋を出立し下山にかかっている人たちであろう。

一昨日までの晴天が羨ましい。

ピッツパリューの黒々と光った3岩峰と
青い空、白い雪とのコントラストは口では言えないくらい美しい。

DSCF9407_convert_20130719153623.jpg
稜線コルから見た山々(2)

45分間の休憩がが瞬く間に過ぎていく。

これから下山にかかる。

心の中で「このルートはだめでも一般ルートからは登って帰る。
来年このルートを登った時の下山ルート下見にもなる」そうしよう。

そう思ったら登れなかったもやもやした気持ちもすっきりしてきた。

DSCF9408_convert_20130719153718.jpg
下山開始

最初は急な雪渓を下って行く。
往きに雪渓に出くわした地点を3人とも見逃してしまったことに気付いたが、
そのまま下ってみることにする。

DSCF9409_convert_20130719153754.jpg
氷河上での休憩(1)

一部クレパスが口を開いていたり、
セラックがそり立っているところもある。

DSCF9410_convert_20130719153819.jpg
セラック帯

やがて大きく右に巻いたところから岩稜、
ザレとなってそこを越えていくと、
やがてはっきりしたトレールが現れチェルバ小屋へと導かれている。

DSCF9411_convert_20130719153848.jpg
トレイルもはっきりして小屋も間近に

私はコルに行くにはこちらのルートを選んだ方が早いような気がしたが、
お2人方は朝歩いたほうが楽と言っている。

チェルバ小屋でビールを飲んだり、
小屋のスタッフと話したりして大休止後下山にかかる。
(小屋のチーフにマルコエローザ小屋予約キャンセルをお願いする)
チーフはS.ゆかちゃんみたいなチャーミングな方でした。

DSCF9412_convert_20130719153916.jpg
恨めしくも心掻き立てるビアンコグラート

DSCF9413_convert_20130719153949.jpg
ロゼック谷(1)

DSCF9414_convert_20130719154035.jpg
ロゼック谷(2)

2時間で登山口に到着。
馬車は1時間45分後の便に予約が取れた。

DSCF9416_convert_20130719154103.jpg
登山口にあるホテル

時間があるのでここでもビールを一杯飲んでゆっくりする。

下山の馬車は大型で大勢乗れる。
一体3頭でどれだけの人を運べるのであろうか?

DSCF9417_convert_20130719154138.jpg
大型の馬車

DSCF9418_convert_20130719154202.jpg
馬車にて(1)

DSCF9419_convert_20130719154226.jpg
馬車にて(2)

2~3日後に馬停?を通った時、
御者が待ち時間に馬の目の横を撫ぜながら、
まるで馬と楽しく会話しているような光景を見てなぜかホッとしました。


今日のホテルの夕食ではワインを気のすむまで飲んだPoK2さん。私もか?
夜スイスに来て初めて本格的な本降りの雨、あのまま突っ込っ込んでいなくてよかったんだ???

スイスその5に続く
  Piz Bernina(4049m)スイス(その5)

7月8日
5時15分起床。体操と山道具の片付けと明日の用意。
7時朝食を摂り、今日はサンモリッツにあるセガンティーニ美術館をバスを利用して訪問。

DSCF9423_convert_20130720125347.jpg
丘の中腹に埋め込まれたようなセガンティーニ美術館

残念なことに月曜日のため休館である。

DSCF9422_convert_20130720125434.jpg
美術館から俯瞰したサンモリッツ湖
美しい湖です。湖の周りはハイキング道やら休憩箇所がある

そこでバスで一駅手前から出ているピッツ ナイル(3056m)展望台に高度順応に行ってみることにする。

ケーブルカー2回、ロープウェー1回乗って展望台へ。

DSCF9427_convert_20130720125505.jpg
ナイル展望台(3056m)よりの眺望1

DSCF9431_convert_20130720125558.jpg
眺望その2

天気は薄曇りのため眺望は今一つであったが約2時間ほど滞在して下りてきた。

下りのケーブルカーで女性ガイドにお会いし、
いろいろ話を聞くことができた。

彼女のお奨めルートはピッツパリュー3峰縦走
ピッツ ベラビスタを含む3山縦走が面白いそうだ。

特に後者とてもきれいで何回も薦められた。
次回訪問の折にはトライしてみたい。

DSCF9436_convert_20130720125708.jpg
ホテルのテラスでの食堂

サンモリッツのホテルのテラスで昼食を摂り
ショッピングを楽しんで帰還。

DSCF9437_convert_20130720125630.jpg
昼食は何にしようか?先ずはビール。
スパゲティーミート&ソース:Fr20=2260円、
ビール3dl=300ml:Fr5=565円



記録:
起床5:15、朝食7:00、出発9:14バス→セガンティーニ美術館前10:22→バス→サンモリッツ→ケーブルカー、ロープウェー→ナイル展望台→ロープウェー、ケーブルカーサンモリッツ→バス→ポントレジーナ

その6に続く
  Piz Bernina(4049m)スイス(その6)


7月9日:
今日から再度ルートを変えてベルニナにトライする。

DSCF9439_convert_20130720153941.jpg
Diavolezza下駅のトイレのマーク
DSCF9440_convert_20130720154032.jpg

ディアヴォレッツァ展望台へのロープウェー始発は8時半。
国鉄との乗り継ぎが悪く1時間30分も待たなくてはならない。

ディアヴォレッツァ下駅は2093m、上駅は2978m、
標高差900mをロープウェーは一気に登ってしまう。

展望台に9時到着。
服装を整えて9時30分出発。

DSCF9442_convert_20130720154108.jpg
ディアヴォレッツァ展望台から氷河への下り(およそ200m)

目の下のペルス氷河までは200m強下りて行かなくてはならない。

氷河に到着後はクレパスを避けながら慎重にトレースを見つけながら進む。
およそ1時間でChamoutsch基部に到着。

DSCF9444_convert_20130720154144.jpg
Chamoutsch基部下の氷河上で休憩

休憩後、氷河と別れて側壁の雪壁をトラバース気味に登って行く。

DSCF9446_convert_20130720154214.jpg
Chamoutsch側壁をトラバース気味に登り、少し先を右に巻いて乗り越す
先方に見える岩稜帯を越えていく。

DSCF9447_convert_20130720154246.jpg
ピッツ パリュー3峰がほぼ横に見える

乗越て第一の岩稜帯に入る。
約1時間で通過。

DSCF9449_convert_20130720154313.jpg
第一岩峰終了点

DSCF9452_convert_20130720154345.jpg
続いて雪原の登高

続いて雪原を進んで第2の岩稜帯フォルテッツア稜に。

DSCF9456_convert_20130720154417.jpg
フォルテッツァ稜1

ここは先ほどより少し難しく長いが、

ペンキの目印、ペツルのハンガー、ビレーステーションができている。
通過には1時間20分ほどを要した。

DSCF9458_convert_20130720154457.jpg
フォルテッツァ稜2(ほぼ中間点)

DSCF9459_convert_20130720154528.jpg
フォルテッツァ稜3

DSCF9462_convert_20130720154619.jpg
氷河(崩れ落ちた跡)

DSCF9464_convert_20130720154643.jpg
フォルテッツァ稜終了点

これからはベラビスタ3992mの基部を目指して雪原を登ってい行く。
途中より右上方向にトテースがあったのでそのトレースを借りてショートカット気味に登る。

やがて左からやってくる水平トラバース気味のトレースに合流。
ここで一休み。

DSCF9467_convert_20130720154717.jpg
雪塊(セラック様)

上を見上げてびっくり。大きな雪塊(セラック)が覆いかぶさっている。
急いで休憩をやめて通過する。

DSCF9468_convert_20130720154746.jpg
ベラビスタ先端3799m峰

出発時間が遅いのでこの辺り特に雪崩れには要注意である。

歩を進めていくと下り加減になるところに2~30㎝クレパスが口を開けている。
覗き見ると4~50m下までは有りそう。

そっと飛び越える。

やがてモルテラッチ氷河の上部と合するころにはクレパスがあちこちに現れ、
それを避けるべく大きく迂回。

DSCF9470_convert_20130720154848.jpg
クレパス帯
この上部をそっとトラバース

折角高度を稼いだのにまた下る羽目に。致し方ない。

クレパスを避け再び登りだしたら、
左に槍ヶ岳のようなピラミダルな山・クラスタギュッツァ3854mの岩峰ががはっきりと。

DSCF9469_convert_20130720154815.jpg
クラスタギュッツァ3854m

そして前方にはマルコ・エ・ローザ小屋が見えてきた。
見えて来てもなかなか到着しない。

それでも辛抱強く歩いていたら、
いつの間にか小屋には到着しました。

DSCF9471_convert_20130720154913.jpg
やっと着いたマルコ・エ・ローザ小屋

イタリアに初めて足を踏み入れた瞬間である。
小屋のスタッフもイタリア人か?陽気な感じの人たちである。

DSCF9472_convert_20130720154955.jpg
夕食1

DSCF9473_convert_20130720155033.jpg
夕食2

夕食は19時からなので1時間ほど仮眠する。
食事時間彼らとのやり取りは面白かった。

DSCF9474_convert_20130720155101.jpg
夕食3
陽気な6人パーテイー。今日ベルニナに登ってきたそうだ。

フライドエッグが理解できないと思ったのか、
右掌をお尻に持っていき卵が落ちる動作をして説明してくれた。
(私はフライドエッグの次のものが何かを聞いたのだが・・・)

DSCF9476_convert_20130720155217.jpg
話題のフライドエッグ

食後調理室に行って何か演奏してくれるのかと聞いたら、
そこで突然何やら大きな声でスタッフ2人の合唱が始まった。

それは見事な声量であった。

DSCF9475_convert_20130720155139.jpg
チーフスタッフ?のLUKAさん
Lukaは漢字でどう書くのか聞かれたので「留加」返事しておきました

明日は3時出発したいと言ったら、
ダメ!朝食は5時と言下に断られてしまった。

諦めて明日は5時に朝食を食べてから出発とする。

記録:
ホテル6:40、ポントレジーナ駅→国鉄→Diavolezza7:00?、8:30→ロープウェー→Diavolzza展望台9:00、9:30~氷河終了10:33~第一岩稜終了11:20~第2岩稜取り付き12:40~終了13:55~雪塊下15:15~クラスタギュッツァが見えた地点15:40~クレパス帯16:15~マルコ・エ・ローザ小屋16:50


その7に続く
  Piz Bernina(4049m)スイス(その7)

7月10日

朝食5時、出発6時。
昨夕の夕食時から強風と雪。
今朝は止んでいる。

昨夜泊まった客は総勢25名。
ベルニナに向かうは我々のみ。

残り全員クラスタアギュッツァやベラヴィスタ方面に向かう。

昨夜の雪でトレースも消えているかと思ったが、
何とか残っているのでうれしい。

ガスがかかって視程は5mほど。
時々方向を確認しながら、只々トレースを頼りに登って行く。

やがて岩稜らしき尾根下に到着。
ふっと横を大きなハスキー犬が我々を軽やかに追い越して行く。

2013_0710_065708-DSCN0081_convert_20130724150656.jpg
小屋の道案内犬

小屋の犬である。その早いこと、はやいこと。
良くこんなところまで一人(匹)で来たものだ.

我々を追い越してからはゆっくり登って行く。
我々との間が開くと、引き返してくる。

まるでわれわれをガイドしてくれているようだ。

左に右にと折れながら登り、
やがて岩稜帯へ到着。

ここでハスキー犬は役目を終えて下って行った。
ありがとう!

最初の岩稜帯の右側に岩稜帯に沿ってトレースがある。
見たところ傾斜もあり厳しそう。

2013_0710_074720-DSCN0087_convert_20130724122126.jpg
ロープを出して雪壁トラバースを試みる   Photo by Po・K2

ロープを出して行ってみるが、
雪がいつ崩れてもおかしくない状態である。

とてもルートとは思えないので引き返す。
で、この岩場の中央を登ってみることにする。

2013_0710_081031-DSCN0088_convert_20130724122159.jpg
雪壁を諦め岩場にトライ。     Photo by Po・K2

トライしてみるとそんなに難しくなくビレー点もそれなりに出てくる。

DSCF9477_convert_20130722153446.jpg
最初の岩場にて

2013_0710_083157-DSCN0089_convert_20130724122223.jpg
2つ目の岩場    Photo by Po・K2

おなじような岩場を2つほど登って、
簡単な岩稜帯を超えると、雪のナイフリッジが出てきて、ピークへと続く。

DSCF9478_convert_20130722153527.jpg
ピークへと続く

DSCF9479_convert_20130722153558.jpg
ピーク手前にて(その1)

2013_0710_095822-DSCN0099_convert_20130724122250.jpg
ピーク手前(その2)    Photo by Po・K2
ピークは雪に覆われている。
残念ながら、周りはガスっていて山頂からの眺望は望むべくもない。

少し休憩をして下山にかかる。
岩場はすべてアンザイレンして下りる。

雪面は相当緩んできている。

2013_0710_114047-DSCN0101_convert_20130724122316.jpg
稜を離れて最初の雪稜を懸垂下降をする    Photo by Po・K2

DSCF9480_convert_20130722153630.jpg
マルコエローザ小屋

DSCF9481_convert_20130722153653.jpg
小屋前

12時過ぎにマルコ・エ・ローザ小屋に到着。
少し休憩して再び下山開始にかかる。

DSCF9483_convert_20130722153720.jpg
再び下山開始

ベラヴィスタまでのトラバースの長いこと、遠いこと。

途中ではほんの少し前に起きたと思われる雪崩れ後・デブリに遭遇。
デブリを越えている間にも後ろで小規模な雪崩が発生している。

気温の上昇とともにますますやばくなってきている。

気は急げども、足はそのようには動いてくれない。
何とか長いトラバースも終え、
左折して尾根の下降に入り一安心。

途中の岩稜もロープを出して懸垂を交えての下降。

2013_0710_162554-DSCN0106_convert_20130724122343.jpg
2番手の懸垂下降準備    Photo by Po・K2

その後再び尾根側をトラバース気味に下降して、
やがて氷河に入る。

1本のトレースを頼りに対岸へと進む。
氷河の3/4くらい来た辺りで、完全な氷状の地帯に入ってしまった。

トレースも無くなり、右往左往して行く手を探すも、はっきりしない。
相当時間を食ってしまった。

進む方向を決めて、対岸に到着できたが、
ここから展望台へのトレイルが見つからない。

仕方がないので登れそうなところを探しさがして、
登って行くことに決める。

日は暮れてくるは、足は思うに任せずに重い。

上の小屋からライトを点滅して合図を送ってくれている。

滞在しているポントレジーナのホテルから心配して
ここディアヴォレツァの展望台ホテルに連絡を入れてくれたそうだ。

疲れ切った身体でやっと展望台ホテルに到着。

無論下りのロープウェーも終了している。
ここで泊まらせてもらうことにする。

遅い時間帯なのに夕食も作ってくれていた。
ありがたいやら嬉しいやら。

心配をかけてしまったことに少々落ち込む。
出してくれた水をたて続けに3杯飲んだら、
一気に元気が回復したのにはびっくり。

食事も終わり部屋に入って残っている水の量を合わせてみたら500㏄も残っていた。
疲れは水分補給の失敗から来ていたのであろうか?

とにかく3人ともすぐに横になる。
良く眠れた。翌朝はすっかり元気になっていた。

ベルニナその8(最終回)に続く


  Piz Bernina(4049m)スイス(その8)最終回


7月11日

天気は昨日と打って変わって快晴である。

DSCF9485_convert_20130724130228.jpg
ホテルの食堂から見たピッツ・パリュー

昨日は午前中ガス、午後からはガスと後半は雷とあられ、雨、曇りの状態であった。
雷鳴の大きさにはビビった。われわれの上空でなかったことは幸いであった。

DSCF9487_convert_20130724130259.jpg
ピッツ ベルニナ   右端のコルが先日向こう側から到達したところである。

朝食を頂き、展望台からの景色を再度堪能して下山。

DSCF9492_convert_20130724130335.jpg
来年また来るぞ!  左下がペルス氷河、後方がモルテラッチ氷河

ホテルに帰り心配かけたことをお詫びして、
シャワーを浴びてサンモリッツのセガンティーニ美術館を再訪することにする。

4日前に訪問したが休館日、
こんな形で再訪できるとは思ってもいなかった。

到着したのが12時少し回っていた。
12時から2時間は昼休み。

DSCF9496_convert_20130724125600.jpg
再びサンモリッツ湖

美術館はサンモリッツ湖を見下ろし、
その向こうの山々が美しく見える風光明媚なところに建っている。

午後からの開館時間までに近くのcoopで食料を仕入れて湖畔まで下り、
木陰でビールを飲みながら昼食を摂ることができ楽しく過ごすことができた。

DSCF9502_convert_20130724125723.jpg
サンモリッツ湖畔

DSCF9500_convert_20130724125753.jpg
お昼弁当  ビールが美味しかったこと

その後、セガンティーニの絵画を鑑賞して、
ホテルに帰還。

DSCF9506_convert_20130724125644.jpg
お昼休みを終えて美術館に向かう

明日の帰国の準備をして最後の夕食をとる。
顔なじみになった老姉妹の方たちもわれわれのことを心配してくれていた。

DSCF9536_convert_20130724144542.jpg
セガンティーニのアルプスの三部作  by NHK

DSCF9537_convert_20130724144613.jpg
「生」                            by NHK

DSCF9538_convert_20130724144638.jpg
「死」      by NHK

DSCF9540_convert_20130724144830.jpg
「自然」     by NHK

7月12日~13日
4時起床、朝食前にチェックアウトして、
9時2分の列車で空港に向かう。

DSCF9508_convert_20130724125824.jpg
チュリッヒに向かう車窓から

チューリヒ空港発15時35分(日本時間22時15分)のため、
時差ボケ予防に搭乗したらすぐさま目をつむって眠る体制に入る。

途中ドバイ空港で日本時間13日4時40分~8時のトランジットタイム。
空港でも無理やり眠ることにする。

搭乗時間はスイス時間で午前1時なのでスイス時間に慣れた身体には無茶苦茶眠いが、
搭乗したら、いろんなことをして、日本まで無理やり起きていることにする。

それでも30分間だけ眠ってしまった。

日本時間17時10分定刻に関空に着陸でき、
今回の旅は終わりました。

翌日は時差ボケはほとんどなく手助かりましたが、
それでも15時くらいになると眠くなってきました。

翌々日も同じパターンになりましたが、
3日目からは何とか正常に戻りました。