大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

比良山・堂満岳・中央稜
     
雪山体験&トレ&搬出訓練参加

日程:2012.01.28~29               
参加者:O西、Ki永、Gramps、NanohaBab(28日のみ)

新しく入会した、O西、Ki永両君の雪山初体験で
比良に行って来ました。

3日前に革靴、アイゼン、スパッツ、手袋、ミトン、目出帽等
冬山装備を購入しての雪山の初体験。

雪山初めての人が、
いきなり中央稜に挑戦したのはお二人が最初ではないでしょうか?

1月28日(土):
朝6時出発、比良の駐車場には7時半頃到着。

DSCF3333_convert_20120130130029.jpg
今年の公園の雪。出発前

今日の予定は革登山靴での雪山歩き、アイゼン装着歩き、
ワカン装着しての歩きを中心のトレーニングと

岩壁じりの雪稜登攀の体験。

テント設営後装備を整え出発
3ルンゼ下の堰堤でアイゼンを装着して中央稜に向かう。

初体験のためペースが乱れないように出来るだけゆっくり歩きに徹する。
お二人とも体力、バランスもすぐれているように見受けられる。

稜の取り付きには我々を抜いていった3人パーティーがやはりいた。

DSCF3337_convert_20120130130545.jpg
中央稜取付での待機

計画では1ピッチ登って下りて、
武奈ヶ岳までなので追い越されてもイライラ感はない。

この稜を2番手で登るのは初めて。
やはり最初に登らなければ面白みは半減してしまう。

CAT63611_convert_20120130132936.jpg 
1ピッチ目を登るKi永君   photo by O西君

彼らの後を登るのは、
岩に積もった雪も落とされホールド、スタンス出ているので登りやすい(これが面白半減)。

稜のトレースも付いており新雪ラッセルなし(これも面白半減の理由)。

DSCF3338_convert_20120130133249.jpg DSCF3339_convert_20120130133320.jpg
                   1ピッチ目の終了点にて

それでもこのようなところを登るのはいつでも楽しい。
1ピッチ登ってビレーをしてKi永君に登ってもらう、

同じロープでBabさん、もう一本のロープでO西君に続いて登ってもらう。

お二人ともアイゼンを履いた登攀は初めてなのに難なく登って来た。

おもしろかったが二人の弁。

CAGYZU3C_convert_20120130133014.jpg
2ピッチ目登攀のKi永君とBabさん   photo by O西君

ここで終ろうとしたら、Babさんより「もう1ッピッチどう?」の声が掛かる。
すかさずお二人ともニコッと笑顔がで続いて「行きたい!」でした。

2ピッチ目がこの稜の核心部。
ここもお二人ともさらっと?登って来た。
満足そうな顔をしている。

DSCF3340_convert_20120130133352.jpg
2ピッチ目終了して万歳するKi永君

このまま頂上まで行きたい衝動に駆られるが、
今日の目的から外れるので断念する。

DSCF3343_convert_20120130133429.jpg
続いてBabさん、O西君も登り終える強調文文字色

今登った所を2ピッチ懸垂下降で下りる。
沢筋に懸垂できそうだが、雪崩れたらやばいので今登って来た稜を下りることにする。

CA5IUC5A_convert_20120130133058.jpg
2ピッチ目を懸垂中  photo by O西君

この稜を懸垂で下りたのは初めてである。

こんなところを懸垂で下りるのも良い経験になったことと思います。

CAPERF7Q_convert_20120130133126.jpg
1ピッチ目の懸垂   photo by O西君

沢を下りてきたら堰堤近くで、
兵庫労山救助隊、大阪労山初級登山学校冬隊の方たちが搬出訓練をされていた。

時間も大分経過してしまったので武奈ヶ岳は中止。

堰堤の近くで大休止後、
ワカンの履き方、歩き方を説明した後その周辺を歩き回る。

DSCF3346_convert_20120130133521.jpg
大休止後、ワカン歩行の練習に入る

帰りもベースまで踏み跡のルートは歩かずに
ワカンを履いてジグザグに歩きトレ。

16時過ぎに帰還。

CAX9ASA5_convert_20120130133154.jpg
琵琶湖を眺めながらベースに向う

Babさんは明日仕事があるので一人下山。
いろいろアドバイスありがとうございました。

今日は慣れないことをしたので少し疲れたようだが、
お二人さん若いので直ぐ回復。

近所のテントでは宴たけなわのようだが、
昨夜は3時間、2時間睡眠お二人のため7時に就寝。

明日の救助訓練は別掲。

記録:1月28日:
阪急上牧6:20→~イン谷公園7:30、9:00~中央稜取り付き10:55~1ピッチ終了11:25~2ピッチ目終了12:00~懸垂終了13:00~堰堤上13:20 ~公園(BC)16:10(泊) Babさん16:30下山 
スポンサーサイト
瑞浪・屏風山

期間:2012.01.15
参加者:Kastuo、Hiyoko、O澤、Gramps

前日14日、百丈で確保訓練、新年会後朝早立ちのためKastuo君の家にビバーク。
なんと豪華な朝食までおよばれしてしまった。

ビバークなんて言葉を使っては申し訳ない。

5時起床、6時出発。
途中でO沢さんをピックアップして瑞浪へ。

天気も途中雨に遭ったが、
瑞浪はまあまあのようで安心。

DSCF3321_convert_20120116152718.jpg
クラックデビューのHiyokoさん。

今日の最初は大岩周辺

1本目:アタックNO1(クラック):
このルートは3回目。TRでトライ。
スムーズには登れていないが何とかノーテンで登れる。

2本目:ウォーターシュート(スラブ):
このルートはOSしているので今日もノーテンで登りたい。
登りかけると結構厳しかったが、何とかノーテンで登れた。

DSCF3322_convert_20120116152750.jpg
アタックNO1をオンサイトのO沢君

3本目:アタックNO1 :
今度はTRでバックロープを付けてカムを噛ましながら登ってみる。
何とかノーテンで登れたがまだRP出来る自信は無い。

次回再度トライしてみよう。

IMG_0806a_convert_20120118091748.jpg
ウォーターシュートを登るGramps photo by O沢さん

この後展望台へ移動。

4本目:秀則コーナー(クラック):
この前RPしているので今回もリードしてみる。
小さいサイズのカムしか使用できない。

登り始めて中ほどでカムが無くなる。
今まで嵌めたカムを外して再利用しながら登る。

今回はカムを嵌めるのも何故か余裕があったようで嬉しい。

次にハッピークラックをトライしたかったが、先客がいて断念。

DSCF3323_convert_20120116152822.jpg
素晴らしいクラック登りのKastuo君もスラブは苦手とか

5本目:感激(クラック&スラブ):TR:このルートは出だしも結構難しい。

何とか出だしはクリアーして順調に登れて行くも、
然クラックからスラブの出だしのところでフォール。

何回もトライしてやっと抜け出れた。
疲れてしまった。

日も暮れかかってきたので今日はこれでお終い。
確保・自己脱出ほか訓練

時:2012.01.14
場所:百丈岩・確保やぐら

DSCF3286_convert_20120116094956.jpg
確保訓練用櫓

大阪ぽっぽ会では毎年年明けに確保訓練と新年会を実施しています。
今年の確保訓練の模様をアップしてみました。

1)懸垂下降新年早々に友人の一人が懸垂下降をしながらヌンチャクセット中に無くなりました。

ぽっぽ会では懸垂下降のバックアップアップは下降器の下側にとることにしています。

今回は懸垂下降のいろいろをやってみました。

DSCF3281_convert_20120116094833.jpg
バックアップを下側に取った懸垂下降 

DSCF3292_convert_20120116095053.jpg
バックアップを上側にとった懸垂下降

DSCF3309_convert_20120116095614.jpg
イタリアンヒッチを使っての懸垂下降

DSCF3304_convert_20120116095353.jpg
カラビナ2枚を使った懸垂下降

ぽっぽ会では懸垂下降時は必ずバックアップを取ることにしています
そして、フリークライミングでもヘルメットををかぶるようにしています

2)確保訓練(経験)

DSCF3284_convert_20120116094903.jpg
確保のための落下物をセット中

DSCF3285_convert_20120116094929.jpg
今年の新入会員の確保体験 見事止めました。

3)自己脱出:

DSCF3287_convert_20120116095022.jpg
上側・タイブロック。下側ATCガイドでの自己脱出。

DSCF3296_convert_20120116095218.jpg
上・タイブロック、下ATCガイドの拡大ATCガイドで自動ストップ)

DSCF3294_convert_20120116095123.jpg
上、下ともプルージックまたはオートブロック等での事故脱出

4)3分の1システムによる引き上げ

DSCF3295_convert_20120116095153.jpg
器具を使わずにスリング、カラビナだけのシステム
やっぱり器具を使ったほうが圧倒的に早く楽である。

5)セルフレスキュー(2人懸垂下降)

DSCF3300_convert_20120116095247.jpg
2人懸垂その1

DSCF3302_convert_20120116095316.jpg
2人懸垂その2

9時半から15時半まで楽しく訓練・経験をしました。
事故が起きた時、あなたのパートナーのため、自分のためにセルフレスキューは定期的に行いましょう。


この後新年会に突入しました。


DSCF3312_convert_20120116121233.jpg
買い物に行っている間の一時

DSCF3311_convert_20120116121147.jpg
おっと、折角出来たうどんをひっくり返してしまいました。

DSCF3313_convert_20120116121314.jpg
宴会1

DSCF3314_convert_20120116121344.jpg
宴会2

DSCF3315_convert_20120116121412.jpg
宴会3

DSCF3317_convert_20120116121438.jpg
宴会4

DSCF3320_convert_20120116121534.jpg
ええんかい?(かんさいべん)

DSCF3318_convert_20120116121509.jpg
宴会写真終わり
愛媛の山  石鎚山・北壁

       ―今年は登れなかった!北壁ー    
日程:2012.01.07~09   
参加者:牧師、K2、Gramps

6年前は予想外の大雪で取り付きまでの雪崩れが恐かったので
天狗岳・東稜を登って帰ってきました。

5年前は初見でダイレクトカンテを完登でき大感激。

今年はまた登れず3打数1安打でした。
6年前より雪の量は圧倒的に少なかったが雪の質がいやらしく取り付きまでのトラバースが出来なかった。

DSCF3255_convert_20120112150050.jpg
曙光の大山北壁

1月7日(土):
6:10分、阪急南茨木駅を出発。
今回は朝立ちで瀬戸大橋経由でケーブル下へ。

途中のスーパーで買い物。
なんとここには好きな酒・菊正宗が置いてある。

家から持ってくるのを忘れたのでここで調達。
残念ながら2リットルは持ち上げれないので半分に分けて運ぶことにする。

今日は前回同様二の鎖場辺りに幕営予定。
天気も良く気持ちの良い歩きができる。

前回と違いロープウェーを降りたところから雪は十分ある。

DSCF3235_convert_20120112124510.jpg DSCF3236_convert_20120112124549.jpg
成就社                                     前社の森の売店前

途中成就社と前社森の売店の2ヶ所で休憩を取り幕営予定地の二の鎖場辺に到着。

DSCF3237_convert_20120112124617.jpg  DSCF3239_convert_20120112124647.jpg
夜明峠                                        二の鎖前


ここからは瀬戸内海、遠くは太平洋(土佐湾、室戸岬)も見える。
雪を被ったカール状の瓶ケ森(1896m)も奇麗に見える。

山の中にいる実感。
天気も良く本当に気持ちが良い。

時間も十分ありのんびりと酒盛りをして過ごす。

DSCF3240_convert_20120112124720.jpg  DSCF3241_convert_20120112124751.jpg  DSCF3242_convert_20120112124821.jpg
テント内での寛ぎ

明日は5時起床。
万年寝不足気味のお二人は早く寝たいらしい。

6時半に就寝。
今から一体何時間寝なくてはならなのか?

1月9日(日):
5時起床。出発は7時10分。晴れ。
北壁も黒々とはっきり見える。

DSCF3253_convert_20120112124911.jpg
出発前のテン場からの日の出

二の鎖にある鳥居で積雪を昨年と比べて見ると、前回よりは少し多い。

DSCF3254_convert_20120112124938.jpg
曙光の北壁

三のクサリ場からいよいよ壁への取り付へのトラバース開始。
牧師さんがトップで進む。

小屋を過ぎ15mくらい進むとズボズボと沈み始める。
傾斜もきつくやばいので引き返して山頂手前の懸垂地点に行ってみる。

DSCF3259_convert_20120112125031.jpg
弥山(山頂)向うは天狗岳   8:10

懸垂地点から降りられるがロープ回収に不安が残る。
万一回収不能であれば万事休す。

行く前に懸垂用ロープを持っていこうかと何度も迷ったが結局持たずに来てしまった。
持ってこなかったことが悔やまれる。

なぜ単独の人が懸垂用ロープを持参して固定していたかにやっと気付く。
回収不能になるから登りきってから帰りに回収するのだ。

続いてダイレクトの終了点からの懸垂を試みるも、
余りにも壁から離れてしまいビレー点が分かっていないのでキャッチできなくなる恐れがあり諦める。

DSCF3261_convert_20120112125059.jpg
北壁「トイルート」終了点から見た弥山

その後、トイルートから牧師さんが降りてみる。
ここも20mほど下りてオーバーハングになりそこを少し下りてみたがビレー点が分からずに登り返す

もう出発から3時間余も過ぎてしまっている。
無念である。

DSCF3265_convert_20120112125133.jpg
弥山にて無念の記念写真        11:05

もう一度最初の下からのトラバースにトライしてみる。
今度は私がトップで進む。

先ほど行った地点より30mくらい進んだ地点から出した足が底なしのように沈んで結局股まで沈みやっと止まるも、


まだまだ沈む可能性があり。
脱出するのにもがきもがきの必死のパッチ。

少し先を2本の筋が、そこをチリ雪崩れ状にさらさら落ちている。
傾斜もきつくやばいのでここで諦める。

今度は50m下をK2さんがトップでトラバースしてみることにしてみる。

やはりここも雪質が同じで潜る。
多分降った後で未だ固まっていないようだ。

12時30分今回は諦めることにする。
残念無念であるが、雪山を楽しめたのでそれで良しとする。

今日も2時から酒を酌み交しのんびりと過ごす。

DSCF3266_convert_20120112125206.jpg
テントから見た瓶ケ森

明日も5時起床とする。
お二人はまたもや6時頃から寝ると言い出す

頑張ってかんばって7時半まで就寝時を延ばしたがもう持ちこたえられず寝ることにする。
あんなに良かった天気も夜には風も出て時折雪も降る荒れた天気になる。

1月9日(月)曇り:5時起床、風の中テント撤収。
下山開始7時20分。

DSCF3271_convert_20120112125241.jpg
下山準備のお二人

途中前社の森で休憩、成就社で大休憩してロープウェー頂上駅に。

DSCF3275_convert_20120112125320.jpg
成就社

下山して下の旅館で風呂と食事をして大阪に向う。

DSCF3279_convert_20120112125352.jpg  DSCF3280_convert_20120112125418.jpg
ロープウェー山頂・成就駅 1300m        山麓下谷駅  455m


帰りの車の中で「吉岡さん墜落、死亡の連絡を受ける」。
信じられない。どうしたことか?

K"さんが亡くなったことを大堂海岸に登りに行ってる連中に知らせようとしたら先方もおかしな様子。

何か起きていると直感。
なんとそちらも事故が発生していたのだ。

Shiroちゃんが転落死。
無念。

ついこの間八ヶ岳で笑顔を交わしたとこなのに。
何てことだ。一日で2人も亡くなってしまった。

道場駅前の大北商店に向う。
ご主人とN津さんに事情を聞き、

搬送先の神戸中央市民病院に向う。
丁度検視中で結構待たされる。

最後のお顔を見せてもらう。
いつものにこっとした奇麗な顔である。

触ってみても冷たくない。
ああもうだめだ。

これでお別れか?
もう二度と会えない、冗談も言えない。

無念。涙が出る。成仏してください。

明日10日お通夜、11日告別式。

18日からの彼のいないタイ行きは厳しい!

石鎚山反省点:
1) 懸垂用ロープを考えていたのに持って行かなかったこと。
2) ユマールを持って行かなかったこと(登り返しにも引き上げにも利用できたのに)
3) ハングしている「ダイレクトルート」懸垂に途中のハーケン、リングを通して下りれば下りれたはず。
  年末年始・会山行 八ヶ岳

期間:2011.12.29夜~2011.1.2
参加者:牧師、Ki川、Tamtam、Hiyoko、Gramps

DSCF3153_convert_20120104150935.jpg
大同心(左)、小同心(右)

今年の八ヶ岳山行はTamtam君がパートナーになってくれたので
昨年より少しだけバリュエーションが登れた。

Yokopieが家庭の事情でドタキャンになってしまい残念。

登ったルート
31日:石尊稜4pまで:Ki川・Hiyoko(牧師はアイゼン損傷で断念)
  小同心:Tamtam・Gramps(Si水夫妻)

1日:赤岳主稜:牧師・Ki川・Hiyoko
  :裏同心ルンゼ:Tamtam・Gramps    

12月29日:
南茨木をHiyokoさんを除いて4人で20時30分に出発。

12月30日:
1時中央道・のPAに到着。ここで5時まで仮眠朝食後、美濃戸口に。
服装を整えて、7時30分赤岳鉱泉小屋に向けて出発。

DSCF3151_convert_20120104151014.jpg
美濃戸口の八ヶ岳山荘

美濃戸山荘とその後1回休憩して赤岳鉱泉に到着。
途中からTamtamと先行して進む。

DSCF3154_convert_20120104151126.jpg
赤岳鉱泉到着のTamtam

程なく全員が到着。テント設営。

DSCF3155_convert_20120104151154.jpg
ぽっぽ6テン設営完了

設営後牧師・Ki川さんは赤岳主稜の取り付を偵察に、
Tamtam・Grampsはジョウゴ沢にアイスクライミングに出かける。

今年は雪が少ない。
その分滝も埋もれずに各滝ともアイスクライミングには最適である。
F1からF3まで登って帰ってくる。

DSCF3161_convert_20120104151253.jpg
F3懸垂終了のTamtam

F3を懸垂して降りたらS労山のIpponさんとフリーのH本君、RデンスのI野さんがF3に取り付いていた。
F1では登山学校初級の方たちが練習をしていた。

DSCF3159_convert_20120104151224.jpg
S労山のI本さん

天気に恵まれ素敵な一日であった。

記録:美濃戸口6:50、7:30~美濃戸山荘8:40~赤岳鉱泉11:05

DSCF3163_convert_20120104151329.jpg
F1で練習中の初級冬の生徒

12月31日:小同心クラック登攀
清水夫妻が一緒に行くことになる。
4時起床、6時小屋泊まりのSi水夫妻(ピトン)がテントに。

ぐずぐずしていたので6時20分出発なってしまった。
今日も天気は良さそう。快晴です。

大同心稜を登って行く。
途中で3人パーティーを追い越す。

DSCF3164_convert_20120104151402.jpg
大同心稜から見た大同心&小同心

彼らも我々と同じ小同心クラックへ行くそうだ。
大同心、小同心が突然目の前に。

最近は大同心も小同心も全くご無沙汰であり、
久し振りの訪問である。ちょっと緊張感が走る。

大同心基部をまわりこみ小同心取り付きに。
風がきつい。

オーバー手袋を脱いだら途端に指の冷たくなるのを覚える。
それでも我慢して登り始める。

PC310382_convert_20120106160648.jpg
小同心クラック1ピッチ目 Photo by Si水さん

なんと今年は雪が殆ど付いていない。

1ピッチ目:上部のクラック目指して左上する。
雪が付いていないとこんなに容易いところかと思いつつ登って行く。

およそ40mくらいでビレー。
ペツルが打たれていて安心と同時に何か割り切れない感じも。

DSCF3166_convert_20120104151438.jpg
1ピッチ目終了点から見た阿弥陀岳

指の冷たさから来る痛みがなかなか治まらない。
歳のせいだろうか?悩む。

血液循環を良くするためにいろいろするもなかなか治らない。
セカンドのTamtamが登って来た頃やっと治り一安心。

DSCF3171_convert_20120104151806.jpg
1ピッチ目フォローのTamtam

2ピッチ目:そのままチムニーらしきところを直上。
雪が殆ど付いていないので、雪を払って、はらって登る冬壁特有のクライミングは全くいらない。

フォローのTamtam「これだったら、私もリードできる」と。

DSCF3173_convert_20120104151716.jpg
3ピッチ目終了点からの阿弥陀岳

3ピッチ目:そのまま直登せずに右に廻りこんで登り、
雪の付いているバンドをトラバースした後ちょっとした雪壁を左上してビレー。

DSCF3175_convert_20120104151930.jpg
3ピッチ目フォローのTamtam

DSCF3174_convert_20120104151844.jpg
3ピッチ目リードのS水君

4ピッチ目:ビレーなしで直上後、
雪の尾根をロープ一杯まで伸ばす。

DSCF3176_convert_20120104162216.jpg
登攀を終えてのTamtam 
ここで後続のSi水夫妻を待つ。

ここから大同心ルンゼを下りるか、
そのまま横岳山頂まで登るかTamtam君に尋ねたら、

行ったことが無いので「横岳山頂」ということでそのまま最後の登攀場所まで雪尾根を進む。
最後の登攀はロープ1本で30m伸ばして終了。

DSCF3178_convert_20120104152051.jpg DSCF3179_convert_20120104152120.jpg
横岳山頂にて 


ここでSi水夫妻を待ち記念写真を撮り、
快晴の空の下、硫黄岳経由でのんびりとベースに帰還。

DSCF3180_convert_20120104152519.jpg
硫黄岳山頂にて

今日も7時半と早い就寝。

記録:ベース6:20~小同心取り付き8:30~登攀終了10:10~横岳山頂11:05~硫黄岳12:25~ベース13:30

DSCF3186_convert_20120104152222.jpg
小屋の横に立つ「アイスキャンディー(人工氷壁)」

DSCF3188_convert_20120104152254.jpg
破断した牧師さんのクランポン(アイゼン)

1月1日裏同心ルンゼ・アイスクライミング
赤岳主稜組が5時出発のため、午前3時起床。
裏同心ルンゼの我々はゆっくりしてあと1時間寝直しして6時に起きる。

7時出発。
今日は天気が余り芳しくなさそう。
滝の取り付きまでに先行パーティーが先を譲ってくれる。

1F(第一の滝):一番きつそうなところを選んで登る。

DSCF3194_convert_20120104152325.jpg
F1の滝

2F、3F、4Fをこなして

5F:この沢一番の氷漠。
この滝の最上部は一部を除いてツララ状で登れそうも無い。

最上部まで登って、
左の硬いところを登るも平爪アイゼンでは上手く刺さらないほど硬い。

抜け口にスクリューを1本打ってアックスを頼りに登りきる。
一度アイゼンが外れアックスにぶら下がる(Tamtam君このピッチで初めて2回テンション)。

今回借りたスクリューは簡単に入っていくのに、
自分のスクリューはなかなか入らずに悪戦苦闘する。

DSCF3197_convert_20120104152348.jpg
F5の滝のGramps

前方上の大同心北西稜を青木Pが1ピッチ目を登り始めていた。

我々は登り終わって大同新基部まで登りきり、
ここから壁に沿って稜まで登り、
稜を少し降りたところで大休憩。

この頃より赤岳山頂がガスに包まれ徐々に北にガスが延びてきている。

稜を降り大同心沢の出合で休憩。
ベースに戻らずに大同心大滝を見に行くことにする。

滝まで意外と遠く感じる。
滝は良く凍っているようだ。

20年ほど前に登ったきりで、
今の実力ではまだ無理だろう。

今年は氷、クラック、スラブを楽しむ一年にしよう。

ここで若者がスクリュー1本で懸垂、
使ったスクリュー回収方法をやっていた。

見れば理にかなった上手い方法で感心しました。

ベースに帰ったら赤岳主稜組も既に帰っていた。

近くのアイスキャンディー(人工氷壁)で初級冬山登山学校が練習をしていた。

DSCF3209_convert_20120104152609.jpg
「アイスキャンディー」で練習する初級冬登山学校(Ku本さん、ビッグ・マンさん)

山道具を整理して早速宴会?ちょっと飲みすぎたかな?
今日も早く就寝。

記録:ベース7:00~F17:50~終了10:05~大同心稜11:00~大同心大滝~ベース14:00

1月2日:下山日

5時起床、7時下山開始一時雪~~美濃戸口~風呂、食事10:45、12:45~高速12:55

DSCF3208_convert_20120104164605.jpg
若者が使っていた懸垂時のスクリュー回収システム
3mmスリングの先端が左側の9mmロープに固定される。