今シーズン初めての雪山・乗鞍岳
大阪ぽっぽ会 Gramps
日程:2009.03.27夜~03.29
参加者:Y1号、Y2号、牧師、B面、Masa、Hミ、女王さま、Gramps
(写真と文面の位置は一致していません)

なんと乗鞍岳は44年ぶりの訪問でした。
今シーズンは骨折、腰痛等で好きな雪山もだめかと諦めていました。
腰の調子もイマイチだが、1週間前に思い切って参加表明させてもらう。
当日になってもまだ不安は残っていた。
無理せずに行けるところまで行くということで出発。
出発に先立ちO島さん、F田さん、K川さんが家庭、体調、仕事の事情で参加出来なくなり残念。
3月27日夜~:
2台の車に分乗して出発。我々の車は南茨木に2時30分に集合。
途中多賀SAで合流して乗鞍高原スキー場に向かう。
近づくにつれて雪が現れノーマルタイヤの我々の車にはチェーンを装着。
路面も凍結してきている。
登り坂でチェーンをつけているにも拘わらずスリップ始める(理由は聞かないでください)。
ここで約1時間のロスで4時にレストハウス・やまぼうしに到着。
東京から先着していた女王さま目覚めたが、すぐに全員仮眠に入る。

リフトに向かうI丸さん
3月28日:(晴れ後強風一時ガス)
8時過ぎ起床、朝食を摂り9時50分出発。
女王さまは残念ながら腰の調子がおもわしくなく今回の山行は断念。
腰の悪い私も少し不安である。
とにかく行けるところまで行ってみることにする。
天気もよく気持ちが良い。
歩き組(B面、I丸、Hミ、Gram)はリフトを1回乗り継いだ後、今日の事実上の出発。
トレースを辿りゆっくり登り始める。
スキー組みはシールをつけて先行。どんどん高度を稼いで行く。

リフトを降りて出発
途中からもぐり始めたので輪環を履く。橋本さんはスノーシュー。
位ヶ原山荘分岐辺りでスキー組みが待ってくれていた。
風が強くなってきた。
風のためスキー組は今日の本峰登頂は諦めて、富士見岳に変更。
我々は本峰を目指すことにする。
このくらいの傾斜ではスノーシューの威力は素晴らしい。
差は開くばかり。先ずは肩の小屋を目指す。
途中氷化したところもあり、ストックのプロテクターを外す。
風が益々強くなってくる。それも冷たい風である。

少し歩いて休憩(暑いので服装調整)この辺りでは風もなく春山を満喫
下着一枚とヤッケの2枚だけでは寒すぎる。
久し振りの雪山のためか勘が狂るっているようだ。
これ以上我慢してたら状況は余計悪くなると思い、
寒風の吹きすさぶ中で思い切って脱いで、薄手シャツと半そでの2枚を追加して着る。
寒さはどうにか凌げた。今度は手の指が痺れるほど冷たくなる。
初めて使用するインナーとオーバーミトンである。
それも1万6千円もする高価なやつなのに。どうしてであろうか?

やっと位ヶ原山荘に到着(B面、Gramps。Hミ、I丸、B面)
手を叩いたり、腕を回して血行を少しでも良くしながら皆の後を追いかける。
腰の状態の悪いせいもあるが精神状態に余裕が全くない。
写真を撮る余裕なんて全くない。

山荘前に到着したHミさん
肩の小屋が見えてきた。
小屋に着けば一息できる。
手袋もオーバーミトンも換えて試してみることが出来ると思いつつ只ただ歩く。
あそこまでもう200歩位かと見当をつけて歩くも、とんでもないその4倍もあった。
先頭のHミさん小屋に入る気配なし。
なぜだ?到着して見たら冬季小屋にはなっていないのだ。
部屋で寛ぐ牧師、B面

Y2号、Y1号、牧師
がっくり。とにかく指が冷たさで痛い。
少しでも風の弱いところを捜し求め、そこで手袋、ミトンを取り替えてみる。
寒風の中テルモスの紅茶を2杯と行動食を少しとる。

あれどこへしまったかなあ?そろそろあの仲間入りか?
皆は当然、本峰を諦めて引き返すことにしていたようだ。
いつもなら「なんで?本峰をトライしましょう」と言うであろうと心で思いつつ、
黙って下ることに賛成している自分がそこにいた。

食堂にて。I丸さんと
体調も悪く気弱になっていて、
小屋に入れれば一息できて、気力も回復しそうだが今の私にはもうそんな気力も残っていないようだ。

夕食前のひと時(飲むとき?)食堂のストーブを囲んで
スノーシューを履いてきたHミさんはアイゼンに履き替え、下山開始。
交換したミトンの比較効果は追い風・下りのためよく分からない。

夕食でまた乾杯!
途中からガスって来た。
視界が悪くなり方角だけが頼りでの下山。
位ヶ原まで下りて来たらガスも切れ一安心。

外は雪が降っていた(食堂の窓から)
地図を見ながら今日の宿泊地・位ヶ原山荘に向かうも、
トレースに頼りすぎ、下りすぎてしまったようだ。

再度乾杯ポーズ(いつも写真を撮る時こんなポーズになる人が一人います)
下から登ってこられたスキーパーティーに教えてもらって、
登り返し山荘の見えるところまで来れた。
そこから山荘を見下ろしながらラッセルして下っていくと、
下からスキー組(1号、2号、牧師)の3人がこちらに向かってくるのが見えたので思わずぽっぽコール。

夕食後の団欒(その1)炬燵の部屋にて
2回目のコールでやっと分かってくれたようだ。
我々を迎えに来てくれたと思いきや、
そうじゃなくて小屋で一杯やってもう一度この辺りをすべりに来ただけの様だ。

夕食後の団欒(その2)
4時前に小屋に到着してそうこうしているうちに、スキー組はもう帰ってきた。
スキーはほんまに早いですね。
ストーブを囲んで一杯やりながら夕食を待つ。
外は雪がちらちら降っている。

宿泊料金一覧
明日の天気は今日より悪いということで、明日は下山するのみとする。
夕食後少したって、またストーブのある食堂で一杯飲む。
今回はゆったりした山行である。
腰痛の私にはこれからはこんな山行スタイルになるのかなあと想像しながら21時床に就く。
朝食前のひと時

朝食
3月29日:(晴れ)
5時半に目覚め布団の中で腰痛体操。
6時過ぎに皆さん起床。朝食は7時。

快晴の朝(その1)小屋の前から

快晴の朝(その2)
階下の団欒室の炬燵で食事まで寛ぐ。
朝食後部屋でビーコン練習。
その後外に出て再度ビーコン練習。

ビーコンの練習(遭難埋没者捜索訓練)
9時半下山開始。新設の雪をラッセルしながらの進むのは気持ちが良い。

それにしても素晴らしい天気である。

HミさんとY1号さん
遠くに前穂高と奥穂高の吊り尾根も真っ白く輝いている。

右・前穂高、左・奥穂高の吊尾根

スキーは早い。すぐに追いついてきて抜かされてしまった。

私はだ~れ?(牧師さんの勇姿)
トラバースも終わって乗鞍岳メインルートに合流後は只ただひたすら下りるのみ。

Hミ、I丸、Y1号、Y2号さん(ここからスキー隊は滑って行った)

Y2号さん

牧師さん

Y1号さん
12時ジャストに駐車場に到着。温泉に浸かり、食事を摂り帰路に就く。
高速道路料金一律1000円値下げの予想渋滞も余り影響なく帰阪できました。

帰りのそば処にて
体調もよくなく行けるかどうか分からなかったが、
何とか行け楽しい山行が出来感謝しています。
春山に行ければよいのだが…

帰り見すれば・・・・
記録:
3/27:南茨木21:30→乗鞍高原スキー場4:00
3/28:駐車場9:50~肩の小屋14:00(推定)~位ヶ原山荘15:45
3/29:山荘9:30~駐車場12:00→風呂13:45→南茨木21:00
大阪ぽっぽ会 Gramps
日程:2009.03.27夜~03.29
参加者:Y1号、Y2号、牧師、B面、Masa、Hミ、女王さま、Gramps
(写真と文面の位置は一致していません)

なんと乗鞍岳は44年ぶりの訪問でした。
今シーズンは骨折、腰痛等で好きな雪山もだめかと諦めていました。
腰の調子もイマイチだが、1週間前に思い切って参加表明させてもらう。
当日になってもまだ不安は残っていた。
無理せずに行けるところまで行くということで出発。
出発に先立ちO島さん、F田さん、K川さんが家庭、体調、仕事の事情で参加出来なくなり残念。
3月27日夜~:
2台の車に分乗して出発。我々の車は南茨木に2時30分に集合。
途中多賀SAで合流して乗鞍高原スキー場に向かう。
近づくにつれて雪が現れノーマルタイヤの我々の車にはチェーンを装着。
路面も凍結してきている。
登り坂でチェーンをつけているにも拘わらずスリップ始める(理由は聞かないでください)。
ここで約1時間のロスで4時にレストハウス・やまぼうしに到着。
東京から先着していた女王さま目覚めたが、すぐに全員仮眠に入る。

リフトに向かうI丸さん
3月28日:(晴れ後強風一時ガス)
8時過ぎ起床、朝食を摂り9時50分出発。
女王さまは残念ながら腰の調子がおもわしくなく今回の山行は断念。
腰の悪い私も少し不安である。
とにかく行けるところまで行ってみることにする。
天気もよく気持ちが良い。
歩き組(B面、I丸、Hミ、Gram)はリフトを1回乗り継いだ後、今日の事実上の出発。
トレースを辿りゆっくり登り始める。
スキー組みはシールをつけて先行。どんどん高度を稼いで行く。

リフトを降りて出発
途中からもぐり始めたので輪環を履く。橋本さんはスノーシュー。
位ヶ原山荘分岐辺りでスキー組みが待ってくれていた。
風が強くなってきた。
風のためスキー組は今日の本峰登頂は諦めて、富士見岳に変更。
我々は本峰を目指すことにする。
このくらいの傾斜ではスノーシューの威力は素晴らしい。
差は開くばかり。先ずは肩の小屋を目指す。
途中氷化したところもあり、ストックのプロテクターを外す。
風が益々強くなってくる。それも冷たい風である。

少し歩いて休憩(暑いので服装調整)この辺りでは風もなく春山を満喫
下着一枚とヤッケの2枚だけでは寒すぎる。
久し振りの雪山のためか勘が狂るっているようだ。
これ以上我慢してたら状況は余計悪くなると思い、
寒風の吹きすさぶ中で思い切って脱いで、薄手シャツと半そでの2枚を追加して着る。
寒さはどうにか凌げた。今度は手の指が痺れるほど冷たくなる。
初めて使用するインナーとオーバーミトンである。
それも1万6千円もする高価なやつなのに。どうしてであろうか?


やっと位ヶ原山荘に到着(B面、Gramps。Hミ、I丸、B面)
手を叩いたり、腕を回して血行を少しでも良くしながら皆の後を追いかける。
腰の状態の悪いせいもあるが精神状態に余裕が全くない。
写真を撮る余裕なんて全くない。

山荘前に到着したHミさん
肩の小屋が見えてきた。
小屋に着けば一息できる。
手袋もオーバーミトンも換えて試してみることが出来ると思いつつ只ただ歩く。
あそこまでもう200歩位かと見当をつけて歩くも、とんでもないその4倍もあった。
先頭のHミさん小屋に入る気配なし。
なぜだ?到着して見たら冬季小屋にはなっていないのだ。

部屋で寛ぐ牧師、B面

Y2号、Y1号、牧師
がっくり。とにかく指が冷たさで痛い。
少しでも風の弱いところを捜し求め、そこで手袋、ミトンを取り替えてみる。
寒風の中テルモスの紅茶を2杯と行動食を少しとる。

あれどこへしまったかなあ?そろそろあの仲間入りか?
皆は当然、本峰を諦めて引き返すことにしていたようだ。
いつもなら「なんで?本峰をトライしましょう」と言うであろうと心で思いつつ、
黙って下ることに賛成している自分がそこにいた。

食堂にて。I丸さんと
体調も悪く気弱になっていて、
小屋に入れれば一息できて、気力も回復しそうだが今の私にはもうそんな気力も残っていないようだ。

夕食前のひと時(飲むとき?)食堂のストーブを囲んで
スノーシューを履いてきたHミさんはアイゼンに履き替え、下山開始。
交換したミトンの比較効果は追い風・下りのためよく分からない。

夕食でまた乾杯!
途中からガスって来た。
視界が悪くなり方角だけが頼りでの下山。
位ヶ原まで下りて来たらガスも切れ一安心。

外は雪が降っていた(食堂の窓から)
地図を見ながら今日の宿泊地・位ヶ原山荘に向かうも、
トレースに頼りすぎ、下りすぎてしまったようだ。

再度乾杯ポーズ(いつも写真を撮る時こんなポーズになる人が一人います)
下から登ってこられたスキーパーティーに教えてもらって、
登り返し山荘の見えるところまで来れた。
そこから山荘を見下ろしながらラッセルして下っていくと、
下からスキー組(1号、2号、牧師)の3人がこちらに向かってくるのが見えたので思わずぽっぽコール。


夕食後の団欒(その1)炬燵の部屋にて
2回目のコールでやっと分かってくれたようだ。
我々を迎えに来てくれたと思いきや、
そうじゃなくて小屋で一杯やってもう一度この辺りをすべりに来ただけの様だ。


夕食後の団欒(その2)
4時前に小屋に到着してそうこうしているうちに、スキー組はもう帰ってきた。
スキーはほんまに早いですね。
ストーブを囲んで一杯やりながら夕食を待つ。
外は雪がちらちら降っている。

宿泊料金一覧
明日の天気は今日より悪いということで、明日は下山するのみとする。
夕食後少したって、またストーブのある食堂で一杯飲む。
今回はゆったりした山行である。
腰痛の私にはこれからはこんな山行スタイルになるのかなあと想像しながら21時床に就く。

朝食前のひと時

朝食
3月29日:(晴れ)
5時半に目覚め布団の中で腰痛体操。
6時過ぎに皆さん起床。朝食は7時。

快晴の朝(その1)小屋の前から

快晴の朝(その2)
階下の団欒室の炬燵で食事まで寛ぐ。
朝食後部屋でビーコン練習。
その後外に出て再度ビーコン練習。

ビーコンの練習(遭難埋没者捜索訓練)
9時半下山開始。新設の雪をラッセルしながらの進むのは気持ちが良い。

それにしても素晴らしい天気である。

HミさんとY1号さん
遠くに前穂高と奥穂高の吊り尾根も真っ白く輝いている。

右・前穂高、左・奥穂高の吊尾根

スキーは早い。すぐに追いついてきて抜かされてしまった。

私はだ~れ?(牧師さんの勇姿)
トラバースも終わって乗鞍岳メインルートに合流後は只ただひたすら下りるのみ。

Hミ、I丸、Y1号、Y2号さん(ここからスキー隊は滑って行った)

Y2号さん

牧師さん

Y1号さん
12時ジャストに駐車場に到着。温泉に浸かり、食事を摂り帰路に就く。
高速道路料金一律1000円値下げの予想渋滞も余り影響なく帰阪できました。


帰りのそば処にて
体調もよくなく行けるかどうか分からなかったが、
何とか行け楽しい山行が出来感謝しています。
春山に行ければよいのだが…

帰り見すれば・・・・
記録:
3/27:南茨木21:30→乗鞍高原スキー場4:00
3/28:駐車場9:50~肩の小屋14:00(推定)~位ヶ原山荘15:45
3/29:山荘9:30~駐車場12:00→風呂13:45→南茨木21:00
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