大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

北摂・山吹渓谷・乙女の滝     

日程:08.03.19             
参加者:Gramps単独

水無瀬川上流に位置する山吹渓谷は、清流と岩と緑が織りなす瑞々しい景観で知られているところ。
かつてヤマブキが咲き誇り、その名がつけられたという。

上流にある落差50mの清楚な滝「乙女の滝」。
そんな滝が果たしてあるのか。

今日は雨模様。岩登りもできずハイキングを考えていたところこのパンフレットが目に入った。
50mの滝とあるがどうせ落ち口から一直線には落ちている滝ではなく、

従って傾斜もそんなにあるものではないだろうと想像して、
ひょっとしたら登攀対象になるのではないだろうか?早速偵察をかねて出かけることにする。

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雨の中気楽なハイキング姿(軽登山靴、カッパ、デイパックにパンとお茶、地形図、コンパス)で傘を差して出かける。

若山神社までは何十遍と歩いた道。ここからは未知の世界。
若山台の団地を抜け、峠を越えると昔からの山間の村落・尺代である。

皆大きな家である。ここから水無瀬川の渓流を遡って行くと対岸にほっそりした滝が現れる。
これが「乙女の滝」と掲示してある。

全貌は見えないがなかなか長そうで、登れた素晴らしいだろうなあと登攀意欲をそそられる。

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滝が殆ど見えませんね

間近に見ようと雨の中を、河原に下りて渡渉して見ることにする。
石伝いに飛んで渡らねばならない。

滑らないように慎重に飛んだつもりが、スリップして川にはまってしまう。
その際に石で左太もも外側を強打したようだ。

慌てて這い蹲って水から脱出する。登山靴に少し水が入ったようだ。
ズボンは雨具をつけていたので思ったより濡れていないようだ。

這い上がったら打った太ももが我慢できないほど痛い。
濡れるのも構わずに石に腰を下ろして痛みが去るのを待つ。

いつもなら少し経てば痛みもなくなるのになかなか痛みが引かない。
骨折したのでは?いやいや、骨折ならこんな状態ではない。

筋肉だけだと言い聞かせて我慢する。

それでも滝が登れるかだけは確認したい気が頭をよぎる。
痛いのを我慢してよく見るも集中できない。

偵察は次回にしてとにかく、河原からハイキング道に戻ることが先決である。
傘をたたんで杖代わりにして、渡渉をして、適当な木をさがし、杖代わりに登山道にでる。

動くたびに筋肉が痛烈に痛い。
いつも持参している湿布とテーピングを持ってきていない。

タオルを巻いてテーピングの代用とする。
少しマシになる。タオルの長さが短く結びが一重にしか結べない。

直ぐに下がってしまう。それでもとにかく下山しなくては話にならない。

歩くスピードはのろいが、前には進んでいる。
往きに要した時間は1時間15分。

ゆっくり歩いても倍かかれば帰れるだろうと励ましながらびっこ引きひき帰る。

結局、往きよりも1時間10分余分にかかった。
この方法がよかったのか、悪かったのかは分からないがとにかく人の手を借りずに帰れた。

帰って湿布とテーピングをして横になる。
なぜか寒気がしてきた。体温を計ってみたら7度3分。

そして3時間ほど寝たら6度8分に下がっていた。
しかし痛みはますますひどくなって、そのまま静かに床に入って安静にしている。

翌日も一日中安静にして横になっていたら少しマシなってきた。
いつか登れるのであれば登ってみたい滝だ。

反省事項:
一人山行はできるだけ避ける
テーピング、湿布等救急用品の携行、ビバーグ用品(ツェルト)必携
行動食、非常食の携行、

記録:
自宅10:00~乙女の滝11:15、12:00~自宅14:20  
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比良山・堂満岳・中央稜  

日程:08.03.15夜~03.16              Gramps
参加者:I 丸、A山、F田、U田、Gramps

前夜発で行けなかったので、朝一番の電車で向かう。
比良駅6時33分着。ここでピックアップしてもらい、イン谷に向かう。

ここのところ4月上旬から中旬の気温のため2週間前と雪の量が大違い。
中央稜の雪の付き具合が気になる。

公園で準備を済ませて進むも周りの斜面も地肌を見せている。
1時間ほどで取り付き下の堰堤に。ここでハーネス、アイゼンをつけて取り付きに向かう。

トレースも付いており楽勝である。取り付き点についてみたら、登り口の岩には全く雪が付いていない。
がっかりである。ノーザイルで登った、一昨年も雪が余りついていなかったのでこの程度かなと思い、パーティーのI 丸さん、U田さんに「ノーザイルでいけますか?」「いいですよ」だったので、登りかけたらA山さんの「ロープは着けないの?危ないんじゃない?」の言葉にロープをつけることにする。

1P目:コンクリート化されていないのでぐらぐらする岩がある。
よく確認して登る。雪稜も雪が融けがさがさで踏み抜きに十分注意を払い登っていく。

2P目:岩に取り付く前の雪稜もやせ細っている。
木をつかみ最初の一歩を出したところで雪が崩壊。
木にぶら下がり冷や汗。このピッチの岩もぜんぜん雪が付いていない。

ハーケンを1本打ち込み慎重に登っていく。登り終わって今度は雪稜、ところどころ岩も露出している。岩はぼろぼろである。慎重に登っていても岩を崩してしまう。

少し下ったコル状のところも、雪はやせ細りいつ崩落してもおかしくない状態。
次の登り:前回は垂直雪壁、きのこ雪状態であったが、今回は崩落寸前の状態で緊張を強いられる。

ここも乗り越し、あと15m伸ばしてビレーをしようと思っていたら、下から「後2m!、あと2m!」のコール。
もっとあるはずだがと、おかしいなあと思いながらその辺りでビレーをする。

ビレーセット後ロープを引き上げるとどんどん引き上げられる。どうなってんのかな?二人が登ってきて聞いてみると、後10mと言っていたそうだ。

見るとつぎに登る稜も雪が全く付いていないようだ。二人に15mほど登ってもらい、ここで稜登りは止めてルンゼを詰めることにする。

大休止後、トレースの付いているルンゼをどんどん上がって行き、稜との交差するところで後発のA山・F田パーティーを待つ。

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この写真は1月14日の比良スキー場跡で

ここからもトレースを辿っての登行なので早い。あの最後のトレースの付いていないときに楽しめる斜度のきついところも難なく通過してしまった。

山頂でしばし休憩と眺望を楽しみ下山開始。前回道迷いしたところをよく観察してみると、間違った方向に行くのは自然の流れである。

常に尾根通しに行くセオリーだけでは行けないことを学びました。ガスった時などには十分注意が必要である。

金糞峠には5~6の人たちが休憩していた。その中に懐かしい人がいた。
われわれもここで装備を整理しながら自然休憩となる。彼らと別れて下山開始。1時間ほどで駐車場に到着。今日の山行も無事終わりました。

今回は雪もなく拍子抜け山行になってしまったが、今年のモットー「1週間に1度は歩く」もできこれでよしとする。
 
記録:
3月16日:島本5:27→比良駅6:33~イン谷7:05~中央稜下堰堤前8:15~取り付き8:45~登攀終了点???~稜との交叉点10:50~山頂11:30~金糞峠12:15~テンバ13:15  
烏帽子岩(リハビリと岩トレ)

  日程:2008.03.12                
  参加者:H詰(豊中労山)、Gramps

昨年8月左肩を痛めて以来、登りながら治そうとそれなりに登って来ましたがやはり治らず、1月末から2月初めのタイからのクライミング後、登りを極端に控えてきました。

今日は何日振りか、朝からいつもと違って少しマシである。
ちょっと良くなると調子に乗ってやってしまう性格で、今日の烏帽子も前から計画をしていた、本ちゃんトレを兼ねて本数登りを実行してみる。

H詰君も話しに乗ってくれたので早速実行に移す。
登りやすいルートを片っ端からつるべ方式で登り、各ルートの登り所要時間を記録してみました。

時間を競って早く登るのではなく、ルート別にどのくらいで登れるのかを見たかったためである。
今後登るときにこの数値と比較することにより自分の調子が定量的に把握できるのではないかと思っています。

さすがに10本を過ぎた当たりから左肩が痛くなってきたので中止としました。(明朝痛みが出ないか心配である)

本日は合計12本(11時から16時まで。もちろん昼食はいつものうどんを食べました)。

登ったルート:Gramps

(1)太陽が一杯6'57"02、(2)アフタバイト5'00"12、(3)タイムトンネル2'56"99、(4)ウイング 3'29"47、(5)サピエンス7'45"69(6)子供だまし5'04"38、
(7)ハーフ&ハーフ6'12"37、(8)ゴールドフィンガー4‘17"67、
(9)イナバウアー4'26"48、(10)意地悪およね4'00"24、
(11) アルゼンチリ3'50"95、(12) いないないばあ4'30"(???)



大山・別山尾根・中央稜
 
  日程:08.03.07夜~03.08 大阪ぽっぽ会 Gramps
  参加者:O倉、牧師、Kur田、Sa藤、Sanny、Gramps

雪の大山は6年振りである。
前回も同じ別山尾根、もう若い頃のように大屏風には登ろうというモチがないのか(できない?)。

今回はすごい雪の量があった。岩稜部分も全て雪に覆われていて雪稜と化していた。
前夜、大阪駅前を20時30分に出発し、下り口のインターひとつ手前のPAに23時過ぎに到着、テント設営して小宴会を済まし、23時30分就寝。

明日は2時半起床の予定。ビール2本、日本酒少々飲んだせいか寝て30分後にトイレ、また30分後にトイレ。
結局1時半からの2時間の仮眠しかできなかった。

ここから大山寺駐車場まで1時間。ここで装備を付けて、まだ明けやらぬ4時50分に出発。

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先頭のO倉さんの早いピッチに皆がついて行く。
大神山神社を過ぎた辺りで汗も出てきたので、一枚脱ぐための休憩。

O倉さんは用足しをしたいとかで休憩なしでそのまま先に行く。
休憩後はK端さんが先頭となり、同じ速さのペースで進む。

K田さんいよいよ汗いっぱい。
私もメガネが曇ってしまい歩くのに一苦労。

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元谷小屋まで来たが、K倉さんの姿が見えない。
ここでトレースが右と左に分かれている。左に進んでみる。

先頭に立ったS藤君がちょっと違うようだということで引き返して、その辺りを探っているところにO倉さんが後ろから現れる。

途中で用足しをしていて、われわれの後ろを歩いていたのだ。
結局、左が正しいと言うことで進んでみるとトレースは右方向に向かっていて正規ルートに続いていた。

ここからは先頭はS藤君。例によって突っ走ているかのごとく2番手との差を明けていく。
「一度Kits君と一緒に歩かせたら面白いだろうな」。

二人はどこまで競り合っていくか楽しみだ。
コンディションの悪いK田さんが遅れだしている。

いつの間にか今日のパートナー同士歩いている。 
そうこうしている間に取り付き点に到着。

今日はここまでトレースが付いていたのでラッキーであった。
ここでハーネス、ガチャを装着して登攀開始。

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牧師さんと10何年ぶりのペアを組んで登ることになる。
懐かしい。どちらもトップで登りたいのでつるべで登ることにする。

牧師さんからスタート。雪が多く登攀部分はないようだ。
雪が多いことは岩を余り利用できないのでそのぶん登り辛いところも出てくる。

登り始めのブッシュを越えるのに一苦労。
各ピッチずっと同じような雪稜登りで記憶が余り残っていない。

このルートの核心部は牧師さんになってしまいましたが、殆ど雪で覆われておりそんなに頑張らずにのぼれった。

ここが別山山頂。その後のナイフリッジは先行するS藤・O倉パーティーを抜いて、すばらしいところを先行で行かせてもらいました。

S藤君抜いてしまいすみませんでしたね。

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ナイフリッジが終わったところでビレー。
今度はコルめがけての下降である。

S藤、O倉、牧師に続いての4番手であるためトレースもばっちり出来ておりなんら問題なし。
コルからは最後の登りである。

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K端・K田パーティーがなかなか来ないので、S藤・O倉パーティーが待つことにして、牧師・Grampsはラッセル・トレース作りのために先行する。

終了点で装備を片付ながらK田・K端Pを待つ。別山の山頂にやっと二人の姿が現れたので一安心。

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彼らが到着したのはちょうど1時間後であった。
何故あんなに遅れたかの理由は聞けず仕舞いであった。

今回の山行は技術的、冒険的なスリリングは全くなく面白みには欠けていたが、雪山に来た充実感で楽しく過ごせました。

それにしても一般道を利用して頂上目指す人たちの多いことには驚きました。
やっぱり大山は素敵な山なんだと痛感しました。

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風呂に入って、食事して帰途の車の中から見た大山。
快晴の真青な空に純白の雪を頂いている大山・正に伯耆富士である。

今回も充実した山行が出来ました。ありがとうございました。

記録:
中郵20:30→PA23:00、3:20→大山寺駐車場4:30、50~取付7:25、7:50~終了10:50、12:250~大山寺駐車場13:25