大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

明星山P6南壁

やっと取り付けた南壁(左岩稜、フリースピリッツ?) 
        大阪ぽっぽ会 Gramps
期間:2007.10.14夕~10.17 
メンバー:NanohaBab、Ame山、Gramps

何回も何回もチャンスがあったのに行けなかった明星(ミョウジ、ミョウジョウ)。

やっと行けた2001年5月末(N、K保、NanohaBab、Gramps)には増水で取り付けず下降路のみ偵察で涙をのんで帰阪。
それ以来の明星である。

日曜日のぽっぽスクールの後5時宝塚を出発。
一路北陸道を。越中境PAに22時着。

ここでETC利用の3割引時間午前0時まで仮眠。
明星のキャンプサイトには1時着2時就寝。

10月15日(月):左岩稜:
6時現在雨。やっぱり雨か。7時起床。
雨は止んだがイマイチ。

週日だから登るのは我々だけだろうと高を括ってのんびり朝食を取り展望台に出かけてみたら、
何と今日登る予定の左岩稜に8人、その横に2人の10人も取り付いているではないか・・・

彼等が登るのを待ちながら10時に取り付く。

1P:Gramps:Ⅴ-:我々の前のパーティーは6人数珠繋ぎ。なかなか上に伸びていかない。

やっと1ピッチ終わったようなので登攀開始。
5mほどブッシュを直登して小ハングを乗り越し右に廻り込む所を間違えて直登してしまった。

Ⅴ-より少し難しかったようだ。運良くビレー点があったのでそこでビレー。
稜の向こう側に2本のロープが垂れている。

全く別のパーティーが登って来ているのかとびっくり。
そうではなかった先行パーティーのロープであった。

本来のビレー点は5m下でそこから廻り込んでトップが登っていたのである。
それにしても遅いパーティーである。雲行きが怪しくなってきた。

2P:NanohaBab:Ⅳ:先行Pが登り終わったので後を追って登る。

3P目は人工のアブミ。6人パーティーの先行者の遅いこと。
待つことしばし。やがて雨が降り出してきた。

かなり濡れてしまった。もう少し早く雨具を着ければよかったと悔やむ。
リードしていたBabさんは被り気味のビレー点のため殆ど濡れずにすむ。

濡れた石灰岩は恐い。ぬるぬるで良く滑る。
ここで6人組・先行Pは雨のため登攀中止を決める。

我々は取り敢えず、次のピッチが人工だから濡れに関係ないのでもう1P登ってみることにする。

3P:Bab:A1:このピッチ人工であるが何故か全てハンガーボルトでその間隔も極端に近い。
快適な登りが出来た。この頃より雨もあがる。

4P:Gra:Ⅴ・A0:ペツルボルトが5mほど先ほどのように打たれた後に立派なビレースティションがある。
ここをやり過ごしどんどん登っていく。

5P:Gra:Ⅲ:凹角から右斜上して松ノ木テラスのビレー点へ。
次のピッチは凹角を直上後左上するんだなあと考えながらフォローをビレー。

実はここからバンドを左へトラバースしてカンテを直上して大岩に向かうようだ。
初めてであったので最終地点まで行きたかったが、

12時半とこれから先は余り面白くないというAme山さんの意見でここから懸垂で下りる。

3Pの懸垂で取り付き地点に到着。
件の6人Pの4人が人工の練習をしていた。

その後フリースピリッツの取り付きを偵察したり、
展望台から今登ったところを振り返ったりして時間を過ごした後、買出しに出かける。

今日の夕食は水炊き。就寝20:30

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10月16日(火):フリースピリッツ?
起床5時、今朝も天気は良くない。6時取り付き。

昨日のようにピッチごとにリーダを交替するのは面倒くさいので
何ピッチか登ったら交代で登ることにする。最初はAme山さんからスタート。

1P:A山:Ⅲ+:6~7m直上後左上トラバース40~45mでビレー

2P:A山:Ⅳ-:少し直上後再び左上トラバース20m。
ここから右上のところ、A山さんがここは「クワトロ」のルート。フリースピリッツはもっと左だと主張。我々はここだと主張してしばし時間を食う。

自信ありげのA山さん20m先のビレー点がそうだ。
自信無さそうな二人はまあいいかの気持に。

残念ながら私の持っているトポには「クワトロ」のルート図が載っていない。
只私のトポではA山さんの主張するビレー点は距離的にも左へ行き過ぎていることは明らか。

3P:A山:何故かA山さんの迫力に負けて再度20mをトラバース。
言われればこちらがそうかななんて思えてしまうのが不思議である。
雨が少し降ってきたが直ぐに止む。

4P:A山:ビレー点の左から登って直ぐに右上後直上。
約25mでビレー点。

5P:A山:3m左上後、4m直上し右へ
8mトラバースハングの切れ目を乗っ越して左上5m。松の木でビレー。

この間私のロープは重くなるからランニングビレーをとらなかったとか。
セカンドで登る私は振られたらどうなることやら。

Babさんに先に登ってもらいロープ掛け換えを頼む。
大きく曲がっているところは交互に掛けた方がロープは軽いと思うが如何でしょうか。

このピッチはホンマに嫌らしかった。
ビレー点でA山さんルートを間違えたと発声!

3mほど登って頭を冷やしながら休憩。
それにしてももうここからは登るしかない。

6P:Gram:40m:3級所々4級くらいのところをオールなチュプロで左上。
3級でも岩が脆いので神経を使う。
安全のため5m位毎にプロテクションをかまして登る。
ナチュプロなので緊張感があって楽しい。

7P:Gram:引き続き左上していく。
脆いがナチュプロが効かせながらどんどん登っていく。40m

8P:Gram:ここからは弱点は直上のようだ。
ほぼ50m一杯伸ばす。中央バンドらしいところに到着。大石にて確保。

(恐怖の雨男ルートを登ったのかも?)

9P:Gram:中央バンドを左上して大岩手前でロープが重くなったので2人に登って来てもらう。

10P:A山、Bab:そのまま5m前進してもらい凹核基部まで。

11P:Gram:凹角左のカンテを30m登って下降バンドのテラスに到着。
登攀修了。(13:30)。

ここからは踏み跡、テープを頼りに下山開始。

展望台で南壁を見ながら今日の反省。
買い物を済ました後、温泉に浸かって反省。

反省しなくてはならないのにもうすっかり忘れてリラックスムード。

キャンプサイトに戻ってきたら左岩稜を登攀していた札幌ナンバーの車二人が雨の中を懸垂中である。

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今夕の食事は私の発案でキムチ鍋。
私にとってはキムチ鍋は初トライである。

タイ、韓国で修行が出来たのか少し辛いものも食べられるようになってきた。
この頃から土砂降りとなる。

楽しい夕食も終わり、11時半に就寝。

帰宅して調べたら「クワトロ」との分岐は
フリースピリッツ1ピッチ目の終了点からのようである。

Ame山さんが「クワトロ」を気にしなかったら(我々みたいに無知であれば)フリースピリッツに取り付けていた。宿題が残りまた行く楽しみが出来た。A山さんありがとう!

経費:18、014円(1人)
1) 交通費:11000円(高速代、ガソリン代)+540円(阪急)
2) 食費:現調分1700円+729円=2429円
     行き帰り分1300円
     自宅調達分900円(行動食)
3) 風呂:1000円
4) その他:845円 

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北ア錫杖岳(中級修了山行) 
    
期間:2007.10.5夜~10.8    大阪ぽっぽ会 Gramps

森之宮を22時30分出発。今回は6日、7日と天気良く、8日は雨の予報であるが、どうなるでしょうか?
私の今回のパートナー生徒はKam田さん、アシスタントはTer岡さんである。

インスボンに行っていたため3人で事前打ち合わせが出来なく、
お二人で打ち合わせをしておいて頂いた。

びっくりしたことに私の運搬品が極端に少なくロープ、ヌンチャクも不要。
個人装備以外に共同装備を二人で分担してくれているのだ。

Ter岡さんはテント一式、ビール2缶、ビン酒2本、コッフェル大・・・。
Kam田さんは食糧全般(凄い量である)。

10月6日(土):
例年より早く我々は3番手くらいにヘッドランプの明かりを頼りに出発。
昨夜雨が降ったのか草木が濡れている。渡渉地点も水量が多い。

先着したので幕営地は良いところが確保できた。
今日の登攀ルートは「注文の多い料理店」。
しかし昨夜の雨のせいか濡れているので「1ルンゼ左」に転戦。

1ルンゼ左

1P:幸運にもまだ誰も取り付いていなく先行出来た。
しかしながらここもでだしが濡れに濡れている。
いつも濡れ気味ではあるがこんなのは初めてである。慎重に登り大木でビレー。

2P:このルートも階段状で超易しい所なのに濡れていていやらしかった。

3P:フェースを直上した後左上。

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3ピッチ目を頑張るKameちゃんと激励するTeraちゃん

4P:凹角を登るも、ここも濡れている。

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4ピッチ目の出だしのGramps

5P:やっと乾いたところにでて、1ルンゼ本流と合流。

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本流合流点手前からの西穂高方面

6P:左の凹角を又開きで濡れないようにのぼり草付バンドでビレー。
ここより少し登ってもらって

7P:最後の登り。ここはいつも濡れているが今日は特にひどい。
濡れないように大股開きで登攀後、

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濡れないように苦心して登る

ガラガラ地帯を通り越し、
草付まで伸ばしてビレー。ここから安全地帯まで先行して登ってもらい修了。

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登りました。ご機嫌のお二人 どちらが先輩

写真を撮ったり、談笑して後続組を待つ。
なんと2時間も休憩させてくれた。

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山頂からの穂高連峰 天気が良くて最高でした

彼等が到着後少し休憩して、下山開始。
なんと、なんとテン場まで3時間半も掛かりました。

夕食は豪華な水炊き。美味しかった。

10月7日(日):
今日も「注文の多い料理店」は止めて
「左方カンテ~烏帽子岩」の予定で5時半に出発。

一番手に取り付くことが出来た。
久し振りの左方カンテというより考えてみたら錫状は4年ぶりであった。

それでは左方カンテは何年ぶりになるのかな?
1p~3pまでのピッチの切り方が分からず一杯一杯伸ばしていく。

左方カンテ

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3ピッチ目スタート地点のKameちゃん

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3ピッチ目のKameちゃん 今日は余裕がありそう

セカンドのKam田さんは順調に登って来る。

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ビレー点で待つTeraちゃん

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これまた、余裕を見せるTeraちゃん

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4ピッチ目を登るGramps

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4ピッチ目をフォローするKameちゃん

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6ピッチ目のKameちゃん

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6ピッチ目のTeraちゃん

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6ピッチ目終了点で「注文の多い料理店」を登ってきた兵庫のパーティーに撮っていただく

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最終ピッチを登るGramps

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登攀終了を連絡するKameとロープ処理をするTera

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登攀終了後のバナナの美味しいこと

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僕も一本よばれる。おいし~い!

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Kameも頂きました

今日は終了点で少し休憩後、後続パーティーを待たずに「烏帽子岩」に向かう。
なぜか?Kam田さんの申し出で烏帽子岩登攀は中止。

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烏帽子南面を巻いて西の肩の登り 
Kameちゃん、あんたが主役。いつも前に写っているね。来年は後ろだっせ!

西の肩でお汁粉を飲んだりして好天の秋の錫杖を楽しだあと下山に取り掛かる。
テン場には14時に帰着。

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2日間の登攀も終わりました。楽しかったですね!

登攀後のひとときを昼寝したり談笑してのんびり過ごす。

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さあ夕食の準備に取り掛かろうか!、先ずは水汲みから

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Ta中校長先生、お役目ご苦労様です

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向こう岸の住人・その1(A木さん、Na越さん、Ko柴さん)

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同じく向こう岸の住人・その2.2日間行動を共にしたパーティー(Babさん、A日さん、Na江さん)

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テン場から見た錫杖沢

10月8日(月):
未明より雨となる。天気予報どおりである。
早朝より向こう岸のテン場は浸水。早々の下山開始。

平湯で温泉に浸かり昼食を取って帰阪。