大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

今年の小太郎岩・MCフェース(中級)

期間:2007.8.24夜~8.26             Gramps

昨年の私の中級はここ小太郎岩で終わっていた。9月に右膝半月板手術をすることに決めたためである。
今年はその膝も完全には治らないが何とかクライミングは続けていけそうでここまでやってこれました。

ここ数年小太郎岩のライオンハングばかりを登らせて頂いていたので今年は他の人に代わってもらい、MCフェースのクラック登攀のお手伝いにしてもらう。

毎年8月第1週の日曜日は恒例のこうもり谷の清掃日である。
清掃が終わって「鷲鼻ハング」クライミングで右肩を痛め未だに治らない。

ということでクラック登攀も恐くてリードできない。尤もクラックは余り経験もないためそんなに登れないのである。
25日は生徒さんもいなくトップロープを張ってもらいトライをする。

① 光と影5.9m、②プレリュード下部5.8? ③シンドローム5.8、④シンドロ-ム、⑤平和クラック5.9、⑥バースディー5.9、⑦ナーバス・レイバック5.9
登り始めると「何でこんな痛い目までして登らにゃならんのや?止めとこ。いやいや、練習すりゃ登れるようになるぞ。そうすりゃ痛さもなくなるのだ」を頭の中で繰り返しながら徐々に上に上がっていく。

吐息クラックは左手を観音開きにするため痛めている肩にもろに負荷が掛かり痛くて登れず1mでギブアップ。
炎天下の大阪に比べ暑くないのが救いである。終わってみれば7本もトライしていた。

早めに終わりキャンプサイトに帰還して早速、前のスナックでジョッキーを傾けようとしたら、ライオンハングで宙ぶらりんの人がいる。

もう2時間以上も同じ状態でいるらしい。ロープは一杯伸ばした状態でそれ以上伸ばせない。宙ぶらりんの人も脱出する力が残っていないとのこと。

救援要請があり向かう。2時間ほどかかり何とか日暮れまでに帰着できた。
どうしてこうなったか、よりベターなレスキューの方法はなかったかの検証が必要である。

大汗をかいた後のビールの美味しかったこと。それにMi島シェフのカレーとナンの夕食もこれまた美味しかった。

26日(日):
ライオンハング登攀組みと昨日の宙吊りで残されたロープ等の回収組みが早朝より出かけていった。我々MCクラック登攀組みは7時出発とゆっくりである。

生徒さんも5名と少なく、4箇所のトップロープで十分堪能できたことでしょう。
11時終了後はコーチ、スタッフで楽しむ。

① プレリュード下部、②バースディー、③バースディー、④光と影
の4本を登って今日は終了。

14時30分より反省会をして16時前に解散。
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北ア・滝谷・ドーム中央稜  
     夏山合宿(穂高・涸沢ベース)                 Gramps
        登れなかったドーム西壁・雲表ルート

修正Reup

参加者:牧師、Y本1、K田、Bab、F田、Y本2、I丸、B面、K柴、T永、Gramps。
日程:2007年8月10日夜~8月16日

昨夏の谷川岳でやり残したところがあったので谷川を希望していたが、
いろいろ悩んだあげく穂高に参加することにする。

雨男と言われるB面さんパワーにも拘わらず全日程が快晴であった。
のんびりと過ごせた楽しい山行となる。


8月10日夜~11日(土):我々(Y本1、Bab、B面、Gramps)の車は京都駅21時発。
沢渡に2時頃到着後仮眠。

シェラフカバーでの朝方は寒かった。
ここでこんなんだったら上での寒さが心配である。5時起床が寝過ごす。

タクシーにて上高地入り。

上高地6:35~明神7:20、7:30~徳沢園8:10、8:20~横尾9:00、

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新横尾大橋(1998年8月完成)その向う右は屏風岩

9:20~本谷橋10:40(ここで南岳グループ5名と分かれる)

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本谷橋で南岳に行く5名と分かれる

~涸沢12:30。テント設営13:45。

先ずはビールで乾杯しながらゆっくりする。
今年はここテン場にも雪が多く残っている。

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涸沢テント村

8月12日(日):ドーム中央稜:

起床3:00。4:20出発。満天の星の下、
ヘッドランプを灯して北穂に向けて南稜を登る。

5時10分前穂、奥穂がモルゲンロートに染まる。
その左遠くには富士山がくっきりと見える。感動の場面である。

稜線からは縦走路を少し南に下り、
ドームを巻いて鎖場を下りたところより縦走路と別れ3尾根を踏み跡を頼りに下る。

程なく懸垂地点らしき所に到着。
この懸垂地点は2箇所あるようだ。

3尾根上に出たら少し登り返し北側の凹角状のところに下りトラバースをするのと、
3尾根をもう少し下ってから懸垂するのとあるようだ。

我々は前者を取った。
懸垂地点はイマイチであるが、バンドに直接下りれて楽ではある。

後者は降りてから登り返さねばならない。
トポによれば懸垂地点は後者のほうがしっかりしているようだ。

いよいよ中央稜の登攀であるが、
牧師には2月の石鎚北壁で先行させてもらったので

今度も先行させて欲しいとは言えず、
何か言われる前に「お先にどうぞ」と言ってしまった。

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先行はB面・牧師パーティー(B面をビレーする牧師さんとBabさん)

ここは早朝の日陰と風があり結構寒い。
1枚Tシャツを羽織る。(B面・牧師、Bab・Grampsのオーダ)

牧師さんが何故か?ジョッギングシューズで登ると宣言。
(実はクライミングシューズを忘れたのだ!!

1P目Bab:チムニーをどんどん登っていく。
待ち時間の寒さで指の感覚がなくなったと言って気にしながらの登攀。

上部に入るところで感覚がなくなっていたのでヒヤットする場面あり。
とにかく登っていくのみ。

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続くセカンドも何と手の両小指が寒さのためか痺れて麻痺状態になっている。
慎重にフォロー。

2P目Gramps:リッジからカンテに登り
少し傾斜が緩くなり再び傾斜がきつくなった所を左状気味にのぼり乗り越してビレー。

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3・4ピッチを登る牧師さん

3P目
Bab:2級の所を登って右に回りこみ直上。
途中ノービレー。

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2ピッチ目終了点でのビレー

4P目Bab:3級くらいを少し登ってからフェースを登り最後乗っ越してビレー。

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5ピッチ目フォローのBab

5P目Gramps:凹角を快適に登り最後のハングは左のほうが面白そうであったが、
やさしそうな右から乗り越して終了。

既に登り終わっているB面さんが写真を撮ってくれる。

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5ピッチ目リードのGramps

登攀そのものは易しく面白みが無いが、
アプローチの長さと取り付き探しでこの岩場のグレード(価値)があるように思われる。


終了後、明日の西壁雲表ルートの取り付き偵察に松波岩まで向かう。
C沢はちょっといやらしそうだが何とか行けそうだ。

地震の後の崩壊状態がどんなんか心配である。

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西壁雲表ルート偵察のGramps,牧師とB面

偵察後はゆっくりとテン場に降りる。
先に降りたB面・牧師さんが律儀にビールを飲まずに待ってくれていた。

それより先に降りた南岳縦走組5名はもう飲み始めているようだ。
われわれが到着したらY本1号さんが生ジョッキーを振舞ってくれた。

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涸沢小屋と涸沢槍

起床3:00出発4:20~稜線6:20~取り付き7:30登攀開始8:10~登攀終了10:20~雲表偵察終了(松波岩)12:00~テン場14:10

8月13日(月):休養日 
予定では今日は西壁・雲表登攀であったが、
疲れているので休養日とする。牧師・B面さんは屏風岩・ディレティッシマに2時半頃出発。

Y本2号さんは単独で奥穂・西穂縦走に5時頃出発、
K田・K柴さんは北穂東稜に6時に出発した。

残った6人の中、Y本1号さん、Babさんは完全休養。
I丸・F田・T永さんは屏風の頭までハイキングに行く。

私も一日ぶらぶらしているとおかしくなりそうなのでお付き合いをさせてもらう。
屏風の頭はもう何度となく来ているが来る度にそれぞれの趣があり楽しい。

テン場に戻り、今日は小屋のテラスで乾杯をする。
明日未明に出発のため18時に寝に入る。

K田さんが屏風隊とさかんに交信しているが連絡がとれないようだ。
こちらもなかなか眠れない。

遅くなっても必ず帰って来るという牧師さんの言だが・・・。
21時開局したままで発信停止。

起床5:00出発7:30~屏風の頭9:25、9:50~最低コル10:25~ヒュッテ11:25~テン場11:40

8月14日(火):
眠れないままに何度もなんども夢を見る。
その夢もみんな屏風組の夢。良い夢は一つもない。

二人のことだから何とかしているとは思いながらも心配になってくる。
「遅くなっても必ず帰って来る」の言葉が頭から離れない。

2時の目覚ましがなっている。起きようか迷う。
起きると言うことはこのまま二人のこととは関係無しに滝谷へ出かけてしまうということである。

もし二人に何かが起きていたら、
それで良いのか??予定の雲表は止めることにする。

パートナーのBabさんも全く同じように考えている。
明るくなったらとにかく屏風の頭まで行ってみよう。

テン場に残った人たちと打ち合わせを終わり、
ロープ、ハーネス、飲料水、食糧等を持って出かける。

途中、途中で発信しながら進むも応答なし。
4時半に出発して一時間強で屏風の耳に到着。ここでも発信。

牧師さんから「頭まで後20分くらいのところ」の応答あり!
安堵と嬉しさで思わず交信の声も詰まる。

良かった!ベースのK田さんからも了解の応答あり。

こちらも「頭まで」進むことにする。頭で待つこと10分。
現れましたお二人が。B面さんがちょっと疲れている様子。

早速飲み物、ドリンク剤、行動食を提供。
B面さんは飲料水を飲みきってしまっており美味しそうに飲んでくれた。

2人で約1リットルの飲料を飲み干す。
これで元気回復。昨夜は登攀終了後3ピッチ登ったところでビバーク。

疲れたB面さんはカッパのズボンも穿かずに寝たとか。その所為で寒かったようだ。
記念写真を撮ってベースに向かう。

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屏風の頭で。ちょっと疲れが出ているか? 

テン場に帰った2人。
牧師さんは今日中に帰らねばならないので即下山の準備をして今日の下山予定者と下山。

B面さんは登攀具を整理してテントで爆睡状態に入る。

我々も2日間ゆっくりしたので
今日1日ここに滞在して明日早朝出立するよりは

今から整理しゆっくり散策しながら途中まで降りていたほうが楽なので、
もう1日滞在するK田・K柴さんに伝言を頼んで下山をすることに決定。

涸沢に来てこんなにのんびりと下山することは初めてである。
たいてい大急ぎでせわしなく下山するのが通例である。

今までの涸沢~上高地間の記録は春山下山で3時間45分が私の記録である。
そういう意味では歳なのかな?

しかしゆっくり歩くとそれなりに違ったものが見えて楽しい。

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本谷橋

本谷橋で休憩していたら元ぽっぽのN埜さんに声を掛けられびっくり。
久し振りの再会である。

「牧師さんにも会いましたよ」と懐かしそうであった。

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元ぽっぽ会員・現在ガイドのN埜さん(左端) 

屏風の見えるところではいつものように懐かしそうにジーと見つめ、写真を何枚も撮る。
今日は横尾で泊まることにする。

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左からB面、K田、Gramps、NanohaBab

横尾山荘のY田専務にいつかのお礼を述べビールを買って飲んでいたら、
なんと、K田、B面、K柴さんが現れたではないか。

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K田さんはここ横尾には泊まりたくはないというのを説得して
今日は全員ここで泊まって明日上高地に下ることにする。

起床3:40出発4:30~屏風の頭6:10、早・秋に合流6:25、出発6:40~涸沢
8:05、10:30~横尾12:30


8月15日(水):
今日も良い天気!

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徳沢園への道

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徳沢園キャンプサイト

ゆっくり写真を撮りながら上高地へ。

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上高地・河童橋

タクシーで中の湯まで行き、
Y本2号さんに合流。

平湯でお風呂と食事をして高速道路が混んでいない事を祈りながら帰阪。

起床5:00出発7:00~徳沢園~明神池~上高地10:00
→中の湯→平湯12:40、13:20→富山→高槻19:30 
 

今回はのんびりし過ぎたが、
楽しい山行ができました。

ガス消費量:180g/4朝夕=45g/日