大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

雪彦山・温故知新他

梅雨の晴れ間の雪彦山 3峰東稜~不行岳・温故知新ルート
                 上昇気流

期間:2007.6.29夜~7.1 大阪ぽっぽ会 Gramps

参加者:NanohaBab、Kit川、Gramps(以上ぽっぽ会)、O串(KLCC)
    牧師、Fuk田、Sa藤、Ak山、Kur田、Ue田(以上ぽっぽ会)、学生2名(30夜~1日)

今回はAk山、Ue田、Kur田さんの丸東のトレ山行に便乗して昨年できたフリールート「温故知新」を登りたいために参加しました。

何故かぽっぽ会は6月に雪彦行きが恒例となって20年も続いている。

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温故知新
20年程前に登った「逆くの字」のフリー化されたルートでどのように変わっているか興味津々で出かけました。

牧師・Fu田・Sa藤パーティーは友人登路~弓形クラック
Ak山・Kur田・Ue田パーティーは姫山~温故知新であったが姫山のみ(いずれも降雨のため)

以下は我々の3峰東稜~不行岳・温故知新ルートと上昇気流の記録です。

6月30日

3峰東稜Bab・Gramps、O串・Kit川

O串さんは初めてとのことでお先に登らせてもらう。(登攀開始7時)

1PGram:3年連続登攀の東稜。
やはり今年もハング上に手が出たところでA0を1回やってしまった。

今回は集中力に欠けていたと言うより湿っていたためのビビリか?登り終わったら汗びっしょりかいた。
蒸し暑い。

2PBab:右のクラック状にフレンズを噛まして左上してからやや右上して直上。

このピッチの核心部、濡れていて嫌らしいがフリーで抜ける。
乗り越してすぐにビレー。ビレー点はもう少し上である。

3PGr:ここからどんどんロープを伸ばす。
出発点が下のため終了点の3m手前でザイル一杯のコール。

ビレー解除してもらいビレー点まで伸ばす。

ここでロープを解いて不行岳に向かう。
尾根から降りる所が濡れていて最高に緊張する。

「温故知新」の取り付き点に入るところ(8時50分)を見定めて、O串・Ki川Pを迎えに行く。
(彼らの到着時間:9時30分)

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不行岳・弓状クラック

不行岳・温故知新

温故知新までのアプローチ

1PGr:ブッシュ混じりの3級の所を右上。
濡れていてコケが水分を含んでいて嫌らしい。

その後直上し約90度に左に曲がりトラバース。
ロープの重いこと。何か見覚えのあるところに到着。

なんとなく懐かしさを感じる。
ここでビレーしながらBabさんを待つ。

(暫くして2番手のトップKitさんの悲鳴!1ピンとったところでスリップフォール。
ランニングを取っていなかったら墜落率2で谷へ墜落していた所だ)よかった!

2PBab:ビショビショに濡れている。
水滴が間断なく流れ落ちているルンゼの左側カンテを直上。

登りだしが濡れていて嫌らしい。
途中グージョンが2本打たれていて安心感が増す。

その後左に行くのか、リングボルト連打の真中を直上か、
はたまた右に登るのかで登ったり降りたりを繰り返し時間を食う。やっとこさで解除のコール。

温故知新(10時55分登攀開始)

1PGr:左上気味に登っていく。
ペツルボルトのため安心感はあるが、やはり濡れていて嫌らしい。

左の逆くの字の下端到着後は2m位直上してビレーステーションに到着。
この上は濡れていると言うより滴り落ちている。

20年前にきた時よりも陰気さがなく明るい感じを受ける。

2PBab:ペツルの打たれているラインの上は完全に濡れていてビショビショである。
1m位登って、右や左にとホールド、スタンスを探している。

私はアブミビレーの格好で確保していた。
彼女の真下を避けるために身体だけを左より傾けていたが、

ロープの捌きが良くないので直そうとした時少し右に振られながら、
下を見た瞬間にBabさんの叫びと同時にラック。

上を見上げた時にはもう大きな石が左太股と左手首少し上あたりに直撃。
痛さで動けず。じっと痛みが無くなるのを待つ。

ふとお腹を見るとハーネスの上のお腹にまだ1つ10cmx20cmの石が乗っかっている。

右に振られていなかったら頭を直撃されていたかも。
右方下で待機していたO串さんの話では頭大の石が2~3個大音響と共に谷に落ちていったそうだ。

心配してBabさんも降りてきてくれる。
初めに乗せていた左足の石に再度乗せた瞬間に崩れたらしい。

30cmx40cmくらいの石が割れて落ちたようだ。

剥がれた所から当たった太股までの距離が1.5m位で比較的短かったので大事には至らずに助かった。

痛みも引いて楽になったので、手首にテーピング巻いてから、再度登り返してもらう。
1ピン目を取ったところで比較的乾いている右にルートを取るように助言。

右を登るのはピンから離れることになるので恐いが、その方が登れそう。

「逆くの字」の上部を乗り越えた所でビレー。
セカンドは濡れている所と乾いている所の境界あたりを登っていったら案外楽に登れた。

濡れているところをトップで登るのとセカンドで登るのでは雲泥の差があるでしょうね。

3P目Gr:このピッチは50mと長い。
出だしも濡れていて嫌らしい。

ちょっとしたハングっぽい所もあるが、
適当にホールド、スタンスもありどんどん登っていくだけ。

長さも45m位か、グレードも10aはちょっと甘口かな?
このピッチが核心部かと思っていたので正直拍子抜けしました。

と言っても快適な登りが出来楽しめました。

終了点(12時33分終了)で行動食やら飲み物を飲んで後発組みを待つ。
後発組到着(13:22)

ここから不行岳山頂経由で大天井に(13:50、14:00)。
下りで落石を受けた太股が痛いのでテーピングをして降りる。東屋に15時30分帰着。

スーパーに買い出し後、アルコールを飲みながら食事と談笑。18時30分?に後発隊が到着。
彼らは下のキャンプサイトにて幕営。

記録3峰東稜取り付き7:00~温故知新入り口8:50、9:30~温故知新取り付き10:55~終了12:33~大天井13:50、14:00~展望台15:30就寝20:10

7月1日:

5時に起きて間もなく下のパーティーがやって来た。
彼らのモチの高さか、えらく早くきたものだ。

昨夜あんなに素晴らしい月を観賞できたのに、
今は一面どんよりとした曇り空に変わっている。

Ak山さん(雨男と言われているそうだ)と共に雲は流れるのか?

我々も早速、用意をして50分遅れで出発する。

今日は地蔵の正面。

予定していたルートは「雪彦ルネッサンス」であるが
天気と気候の悪さでモチが上がらずどうしようか迷う。

できるかできないかは別にしてオンサイトは一回しかないチャンス。最高のコンディションで望みたい。

地蔵正面の前の展望台から50分前に出た正面に向かった学生さん(Ak山さんの門下生)2人Pは
どこにいるか確認したら丁度取り付き点で準備中である。

我々が取り付き点に到着した時にはトップが上昇気流を5mほど登ったところにいた。
我々も上昇気流に変更して順番待ちをする。

O串・Kit川Pは加古川・紅菱会ルートを登る。

学生さんPはルートを外れて左カンテルートに向かってどんどん進んでいくので、
オンサイトできる状態でないのと、我々も遅くなるので間違いを連絡してあげる。

1P目Bab:もうこのルートも3回目。
学生さんの後を追って登る。

1P目の学生さんPは終了点を間違えているようなので、Babさんは正規の終了点に行って彼らを待つ。
彼らはにはそこからそのまま右にトラバースをして2P目に登ってもらう。

1P目半Gr:1P目終了して彼らの登攀を待っている間に、時間つぶしでルネッサンルートの2P目を登って、
懸垂して戻り2P目に取り掛かる。

2P目Gr:やや右上気味に登る。
終了点手前がやや厳しい。

3P目の核心で学生さん登りきれるかと思っていたが、残念大フォール。惜しかった。

続くフォローワーは大苦戦。落ちても落ちても絶対にA0はしない。
感心すると同時に後ろで待っている身にもなってくれよと怒鳴りたくなるほどだが、

歳を取ってきたせいか腹が立たなくなってきた。
(後で聞いたらこの兄ちゃんボルダー初段とか。

そうかボルダーしかやらないのでA0なんて知らないのだ。
それで必死に焦って頑張っていたのかと推量して勝手に納得。

Ak山さん学生さんにアルパインのこと教えてやってくださいね)

3P目Bab:核心部11a、
Babさん「アカン、アカン落ちる」と言いながらもテンションなしでクリアーしてしまった。

3回目とはいえ凄い。セカンドの私は核心部手前でバランス崩しテンションガはいったような気がする。

4P目Gr:学生さんはまたもやルートを外れて直上して行ってしまった。

私はルートどおりに直上後左上を試みたが濡れていてトラバースがいやらしいので
学生さんが登っていったルート迄引き返し直上で山頂まで伸ばす。

山頂で休憩中に最終ピッチのルートのことを尋ねてみたら間違いに気づいていなかったようだ。

天気も悪くなってきたのでこれで終わりにして下山することに決める。

記録東屋6:20取り付き7:00頃~終了9:00?

東屋からAk山・Ue田・Kur田さんパーティーが4P目を登っているのが見える。
雨も降って来て大変ですね。ご苦労さんです。お先に下山します。

以上
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