大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

春山  北ア剣岳・
2007.4.27夜~5.1

参加者:NanohaBab、K下、F田、Gramps  
  
今年の「ぽっぽ春山」は、ジャパンオートルート、赤谷尾根、源治郎尾根、乗鞍岳と分散山行になりました。

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それにH牧師が突然の腰痛で参加できなくなり悔やまれます。

当初の予定は源治郎~剣岳~早月尾根の計画でしたが、
今年も富山県警の指導で源次郎尾根はとりやめ剣岳登頂~早月尾根下山になりました。

源治郎尾根も後1日余分に予備日があればトライしたのだが・・・無念!
でもその思いは早月尾根の下山で楽しませてもらい満足できました。

4月27・28日:雨→雪
夜行急行「きたぐに」にて富山に。車内は後半連休に集まったためか前半の車内はゆったりしている。

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一日前に入山したF田さんが撮った剣岳方面

富山に着いた頃には雨も本降りで諦めムードで地鉄に乗って立山に向かう。
何と立山に着いたら吹雪のためバスは午前中休止。

仕方なく待っていたら8時半に一日休止の放送。

上のミクリガ温泉で前日より入山して待っているF田さんに辛うじて連絡が取れる。
明日も始発で行ける可能性は100%じゃないとの説明に焦る。

10年程前にぽっぽ会山行でトライした扇沢経由で室堂入りを考える。
扇沢行きの自家用車を物色しに行く。

運良く一発で滋賀ナンバーの車をゲットできた。

この車で昼食はあの明星山の帰りに皆が寄ることで有名になっている糸魚川のY川鮮魚店で新鮮な魚介類の舟盛り。

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滋賀の方達と

山行前の集中力が萎えるほどホンマに美味かった。

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入山前に食べたら~~~

扇沢からトロバス、ケーブル、トロバスに乗り換えてやっと室堂に着いたのは16時。
室堂からは雷を伴う横なぐりの霰。やっとミクリガ温泉に到着してF田さんと合流。

F田さんのリラックスした様子を見ると
これからの前進は一気に萎えここに泊まることにする。

温泉に入り美味しい夕食を頂き益々集中力が落ちてくる。
それでも朝食は摂らずにおにぎりを作ってもらい早朝出発することで気の引き締めにかかる。

4月29日:晴れ

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さあ!出発

5時出発。雪も硬くない。
日の出の瞬間を撮るために多くのアマチュアカメラマンがナイススポットに一列に並んで待っている。

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30分ほどで雷鳥沢に到着。
ここからのきつい登りも昨年の悪天候と違い晴れているのでルンルン気分で歩ける。

奥大日、大日岳のスカイラインが美しい。
御前小屋で富山県警に計画書を提出と同時に情報収集。

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「極端に悪い」の返事に源次郎尾根をトライするかどうか躊躇する。
昨日の霰の降った後に積雪。弱層は明らかである。

今日1日待てば明日は行けそうである。
最悪を考えもう1日予備日を作れれば行けそうである。

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K下さんの会社都合でもう1日予備日を取るのは無理ということで、
源治郎トライは今年も涙を飲むことになる。無念であるが仕方が無い。

今年も別山尾根を登って剣を目指す。
剣山荘が2日からの開業目指し準備中。

このまま帰るのも癪なのでそこまで降りて幕営を考える。
がそこまで行って分かったことはここは幕営禁止。

がっかり。降りた分だけ登り返すはめになる。

一服剣を越え、前剣を越えた台地に14時頃到着。
時間も早いがここで幕営とする。

剣を目の前にした素晴らしい地での幕営は初めてである。

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夕食はK下さん持参のサイコロステーキでウイスキー少し頂く。
満月の下、20時就寝。

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4月30日 晴れ:
月は沈み満点の星の下に起床して、6時過ぎに出発。
雪は締まっていない。

早朝こんなことは初めてである。日が当たってきてからの歩きに注意したい。
平蔵のコルに大学山岳部のテントが一張りあった。

ここから岩稜帯とカニの横ばいの登りにを気をつけて登高する。
やがて山頂に到着。我々だけだ。

静かなGWだ。F田さんは初めての事で感激も一入である。

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剣岳山頂にて

写真を撮ったりしたあと、下りにかかる。

早月尾根はトレースが付いていない。
何回もこの尾根は下っているがトレースのついていないのは初めてである。

過去の遭難の殆どが2600mから山頂の間で起きているとか。

最初のルンゼに降りる場所の偵察後、
ロープを出してNanohaBabに降りてもらい、続いてF田さん、K下さんの順で降り最後に私。

フィックスしたこの場所からそのまま降りるのはやばそう
。少し降りすぎたようなので登り返し、池ノ谷側に下りてみるとどうやらそこが下降路のようである。

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やばいところは全てロープを出して降りる

原則Grampsがトップで降り、ルートファインディグをして、
F田さん、K下さんと続き、ラストをNanohaBabにお願いするパターンを取る。

雪は15cm下に弱層帯があり、
且つ腐ってきているため直ぐにアイゼンが団子になるためかなりの注意が必要である。

雪庇も半分落ちブロック雪崩れ跡も出来ている。
その横ぎりぎりのところを降り確保したり結構スリリングで面白い?

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そこかしこでロープを出したので思わぬ時間を食ってしまった。
早月小屋に着いた時には17時である。

ということで今日はここで幕営と決定。
源治郎尾根は登れなかったが、K下さん、F田さんも緊張した下山になったそうだが、

ロープワークも駆使でき楽しくも満足できた山行になる。

腹の調子が悪くアルコールを控えていたが
今夜は久し振りにビールを飲んでみることにする。

K下さん、F田さんはロング缶、私は勿論レギュラー缶。
NanohaNabはコーヒー?で乾杯!

今夜も月が美しい。

5月1日雪から雨。:
5時起床。小雪がちらついている。テントを撤収して7時に出発。
着すぎているせいか少し歩いたら汗びっしょりになる。早速薄着になる。

今回もイワウチワ、カタクリの花を期待しながらグリセードまがいにして駆け下りたりして下りを楽しむ。
が馬場島までは結構長い。

今年は雨降りのためかイワウチワもカタクリも昨年のようには咲いていてくれない。

それでもこの花々の群生は疲れた身体をを癒してくれる。のんびりと観賞しながら下る。

馬場島に到着、下山報告を済まし、
服装を整えタクシーを呼び途中の衣料スーパーで下着を購入し、風呂屋さん目指すも連休の狭間で休館。

そのまま富山の風呂屋さんまで走ってもらう。
風呂に入ってさっぱりした後で昼食。

ここでも中生を一杯飲んでみる。
今回の
山行も無事に終わり、乾杯! 

帰宅して久し振りに日本酒1.2合飲んだら翌朝また下痢でした。
禁酒をもう少し続けてみよう!

今回はアイゼントレを12月中から113本もしたのに壁登攀も無く、
源治郎尾根も登れずストレスが溜まりそうでしたが、

早月尾根の下りでロープワークが出来そのストレスも解消し、楽しい山行ができました。


ご一緒してくれたNanohaBab、F田さん、K下さんそれに留守本部をしてくれたI丸さんありがとうございました。

行けなかったH牧師さんも腰痛が治り良かったですね。

それにしてもロープを出した今回の早月は時間がかかりました。

因みに前年と比べてみると:
今回→山頂9:00~早月小屋17:00、7:00~馬場島10:30⇒11時間30分。
昨年→山頂7:10~早月小屋9:30、9:55~馬場島12:50⇒5時間15分

春山 剣岳山行感想  K下さん
皆さん、剣岳山行ではお世話になりました。
おかげ様で、充実した山行になり大満足です。

今シーズン雪山に行ってなく、
いきなり剱岳に行ったので最初は緊張気味のスタートとだった。

雷鳥坂の登りでやっと歩き方がしっくりきた気がしました。
前剱先にテントを張りビバーグし、目の前に剱岳を見れる場所で泊まれたことはとても楽しかった。

次の日誰もいない頂上に立て周りの景色を満喫でき本当に来て良かったと思った。

しかしながら、早月尾根の下りは本当に厳しいものだった。
以前K寺さん、K山さんと行ったことがあったので馬鹿にしているわけではないが、

一部厳しいところはあるものの昼過ぎには早月小屋に着くのでは思いながら下ったが、
とんでもないことで、雪の量、質が違うと同じルートでもこんなに違うものかと思い知らされた。

Grampsさんがルーファインディングして下降工作をしてくれたから降りてこれたと思った。
いずれにしても大変良い勉強になり、今後に活かしたいと思った。

感想:  F田さん
2泊の温泉泊まり、春山の剣を楽しんた゛F田です、
初めての春山山行、善きリーダーと同行の方に助けられ無事下山しました、

写真でしか見ることのできなかった世界以上の風景、
現実に見てしまうと、次をと思ってしまいます。

30日の早月尾根下っても下っても コブの後は切り立つた岩壁ザイルがあって下れたという気がします、
本当に下手すれば一気に谷まで落ちる、

気を配りながら同行の方のアドバイスに従い無事下山しました。

楽しかったです。Grampsさん、NanohaBabさん、K下さんありがとうございました、
今回ご一緒できなかった牧師さん、腰痛も治まりよかったです。

連休後半はゆっくりしています。

想: NanohaBab
今年も源次郎はおあずけになったが、
また昨年とは違ったメンバーで新鮮な剣岳山行となった。

厳しい場所ではF田さん、K下さんともに真剣そのもので私も大いに緊張した。

二人より若干経験のあることから、
Grampsリーダーのルート工作のサポートができたことは有意義だった。

リーダーとはかくも大変なものか、その片鱗を少しでも感じることができただろうか。 
トレーニングはやはり大事だった。

どんな状況の山をも幾度も経験し、
その技術と知識とリーダーシップで、会員を率いて下さるGrampsさんに今年も感謝、感謝です。

ありがとうございました。いつまでも、よろしくお願いします。

それにしても、また今年もあの白い峰々を眺められた喜び。
感動を共有する山仲間がいることはなんという幸せだろう。

皆さん、ありがとうございました。
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丹波南中大岩

2007.4.25、5.4   大阪ぽっぽ会 Gramps

フリールートの岩場               
丹波のZ君の案内でルーズのO串さんと行ってきました。

出掛けから雨であったが今日の天気予報は曇り。
登れなくとも岩場を見るだけでも良いので行くことに決定。

南茨木を出た頃から本降りとなるも現地集合場所・一宮神社に着く頃には雨も上がる。
岩場は濡れているだろうがとにかく行ってみる。

岩場へは林道を少し歩いて山道を登って行く。神社から20分のところである。

やはり岩は濡れているが少し様子を見ていたら登れそうなので11時トライ開始。

1本目は地元のZ君の推奨で2P登って山頂までアルパインスタイルで登る。
天気は曇りの中に晴れ間が出たりして暑くもなく寒くもないグッド・コンディションである。

1本目:1ピッチ:レッツごーや10a:リードZ君、セカンドGramps、ラストO串。
剥がれそうな岩を登る。グレードの10aはないだろう。

2ピッチ:ごーやテンプル5.7:リードGram、セカンドO串、ラストZ君でそのまま山頂へ。周りの景色が一望でき気持が良い。60m一本で懸垂。

2本目:何ちゅう大岩10c:OS。これも10cは無いかな?10a位か。核心部の乗り越えのホールドが分かれば後は簡単。右の壁に行くほど岩が安定してくる。

3本目:瞳を逸らして10c:OS:カンテルート。これは面白いルートであった。

14時30分次の11aをトライする時に俄かに曇ってきてぽつりぽつり降ってくる。
少し待ってO串さんがトライ。

3ピン目取ったところで再び振り出し雷を伴う土砂降りとなり30分待機するも壁も濡れてしまったので諦めてヌンチャクを回収して帰ることにする。

こじんまりとした岩場であるが2~3度は訪れてみたい。

一宮神社までのアクセス:中国道滝野社IC(9:50)→西脇方面・国道175→滝野東→77号線合流点(ここまで19km)→左側に主婦の店を通り過ぎて左にカーブしながらの登り坂を越えて下りきる手前右に「南中大岩」の標識あり。そこを右折すると少し先に一宮神社あり。

5月4日(2回目の訪問):牧師、Bab、Hassie、Mr崎、T田、K柴、牧師Jr、Gramps。

Kits君も行きたかったが仕事で断念。今日は天気もよく、暑いかなと思われたが風が吹き涼しいクライミングができた。

1本目:何ちゅう大岩10c:アップ。
2本目:瞳を開いて11aMOS、10cくらいか?
3本目:瞳をこらして11bMOS、10dくらいか?登っていて面白いルートであった。
4本目:正面3ルート11b:(既成ルート)ワンテン、核心部で右足の位置がもう少し左に出していればクリアー出きたのに惜しかった。
5本目正面3ルート11b2本目でRP出来た。
6本目:正面2ルート12a今日も終わり頃で既に疲れていたので登る気が無かったが地元のZ君に促されトライ。ワンテン(次回のお楽しみ)。

既成ルート以外グレードは甘い気がした。でも「瞳をこらして」と先回登った「瞳を逸らして」は楽しくお勧めルートと思います。