大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

比良山縦走 リトル比良~釈迦岳(大津ワンゲル道)~イン谷口

日程:2006.01.27夜~29 大阪ぽっぽ会  Gramps
参加者:NanohaBab、U田、Gramps

このコース最新は何時行ったのか調べてみたら
なんと21年前の1985年1月15日に単独で行っていた。

比良全山縦走を計画していたようであったが
2日目比良ロッジ前を出発してから北比良峠のところで間違えてダケ道を下ってしまい

諦めてそのまま下山してしまったようだ。
 

今回の課題は縦走を楽しみながらもボッカとラッセルトレをする。

このため煮炊き用水、飲み物用水は雪山ではあるが持参とする。
そしてラッセルトレのためワカンは持参するが極力使わない。

1月27日:曇り、雪 
京都21:01分、近江高島21:58着。
なんと駅に着いてみると湿った雪が降っている。

思案した結果今日の幕営予定地の大炊神社は止めて
テントが濡れずに済むので駅で寝ることにする。

寝る前にちょっとだけ飲むことにするが持って来たアルコールを全部飲んでしまった。
あればあるだけ全部飲む習性がまた出てしまった。

明日の夜はどないしよう?

24時の気温3℃と温かい。
飲みすぎか寝袋に入って30分も経っていないのにトイレに行く。

駅でよかった。
それから3時間熟睡して3時半に目覚め後はうとうと状態で朝まで。

1月28日(土):
曇り、雪。風強し6時現在の気温2℃


ぐずぐずしていて出発が6時50分になってしまった。
これでは前回、朝家から来た時間と変わらなくなってしまった。

今日の出発地リトル比良の登山口:音羽まで25分。
ここで登山届を出して少し雪があるが腐っている。

雪解け水が流れている登山道をしばらく進むとやがて雪道に変わる。

最初に目指す岳観音
予定では1時間くらいなのになかなか現れないい。

確か記憶では御堂があった気がしていたのだが・・・もう2時間も歩いている。
石室のようなところにでる。

とにかく休憩して出発したら先行しているU田さんが「ここに岳山の標識がありますよ」。
岳観音はなくなってしまったんだろうか?

それから雪降る中ひたすらラッセル。
右からの吹いてくる風が冷たいが身体中汗。
オーム岩には11時に到着

景色の良いところであるが風がきつく長居ができない。
風を避けて15分の大休止(気温2℃)。

鳥越峰の登りがきつい。
ここは山頂を登らずに直下を右に巻きながら稜線に出る。

北からの風が冷たい。
目出帽の右側を下げて耳の保温を図る(気温-1.5℃)。

だらだらと下って登り返したところが岩阿沙利山

10分休憩後
勘違いで左方向に行かなくてはならないのに右方向に進んでしまい行き詰まって引き返す。

20分ほどのロスタイム。
ここからは鵜川越(14:10)まで思い切り下り、
滝山までまた登りである。

寒風峠までは概ね下りであるが意外と長く感じられた。
16時40分到着

時間と疲れも有り今日の宿泊地とする:計画は八雲が原。
それが釈迦岳に修正。結果は寒風峠までになってしまった。

まあ良いか・・・。
この峠は何度も訪れているが静かな美しいところである。
風を避けて琵琶湖側に下ったところに設営。

僕のアルコールはもう無い。生姜湯を作って回し飲み。
NanohaBabさんがお湯割2杯分の焼酎を出してくれた。うまい!

今日の夕食は各自。
水炊き風うどん(肉も持ってきましたよ、つくねもありますよ!)

担ぎ上げた水を極力使い明日の軽量化に努める。
(どこがボッカトレか?ボッカトレは今日まで)。
U田さん水を沢山担ぎ上げてくれて有難う。

1月29日(日):快晴。(気温 -6℃)
明るくなって6時半に出発。
15分くらい登ったところで下るところが分からずに1時間くらいロスしてしまった。

テープに頼りすぎていた。
最初からもっとしっかり地図を見て判断すべきであった。

ヤケ山への登りは登り応えがあり楽しかった。

登り切るとなんとトレースがついている。
昨日北小松から釈迦岳方面に縦走した人のトレースであろう(-1℃)。

ここからは楽になるという気持とトレースが引けなくなる寂しさが交錯する。

NanohaBabさん足痛で普通に歩けず大変。
特に下りが難儀のようだ。

それでも快晴無風の下での歩きは素晴らしい。

北から南に蛇谷、地蔵、釣瓶、その向こうに武奈が一望できる。

今頃武奈にO島さん、Y本さんが登頂しているかな?
そして南西の蓬莱には太チョの息子2人とスキーに来ているB面さんが見えるかな?

なんて休憩しながらの会話が弾む。

一方北西に目を転ずれば琵琶湖の向こうに雪を冠った白い山・霊山、伊吹とそれに続く奥美濃の山々。
その向こうに白山らしい山も見える。素晴らしい眺望である。

ヤケオ山を経て稜線を釈迦岳に向かう。
今回初めて人に遭う。

単独行の若者である。
釈迦岳で今日の予定を変更して
昨日Tut谷さんが登って来た大津ワンゲル道に変更する。

ここも携帯電話が通じる。
留守本部をしてくれている牧師さんに変更通知メールを流す。(6℃)

大津ワンゲル道も歩いたのは随分昔のことでさっぱり憶えていない。
思ったより長く感じられた(イン谷まで2時間30分かかった)。

イン谷で缶ぜんざいを食べて一路酒のある比良駅前に。
駅前酒屋でおでんで熱燗2本。

まだ飲み終わらないうちに予約客があるとかで追い出されてしまった。

今回の反省点
1) 比良は湿雪なので雨具は防水の良く効いたものを。ザックカバーは必携
2) 行動食はもう少し多く持ってくること。(非常食)
3) 救急品の携行
4) 装備表に基づいて忘れ物が無いかをチェック(比良をなめるな)
5) 岩登りばかりじゃなくて縦走もしないと体力が落ちていく・・・

記録:( )内は1985年1月15日

音羽7:15(7:30)~岳観音(8:33)~岳山9:20~オーム岩11:00,11:15(10:23,1100)~鳥越峰11:40(11:12)~岩阿沙利山13:20,13:30,13:50(12:07,12:15)~鵜川越14:10(12:33)~寒風峠16:40,6:30(13:48,13:58)~ヤケ山8:40,8:50(14:30)~ヤケオ山11:10,11:20(16:05)~釈迦岳12:40,12:55(16:1)~イン谷口15:35(比良ロッジ前17:25)
以上


比良山縦走感想
U田です。
リトル比良、初めて行ってきました。近江高島駅~岳山~岩阿沙利山~滝山~寒風峠(泊)~ヤケ山~釈迦岳~大津ワンゲル道にて下山。

ヤケ山迄はトレースなし。静かで歩きごたえのある良いコースでした。
Gramps、NanohaBabさん、ありがとうございました。

NanohaBabです。
土、日(28、29日)のリトル比良縦走してきました。
比良といえばもっぱら武奈、堂満で、私もU田さん同様こちらは初めて。

Grampsさん、U田さんお疲れ様でした。

1日目(近江高島~寒風峠)
人と会うこともなく我々3人だけで静かなリトル比良を独占。

もちろんトレースなく道を探りながら3人交替で膝上、膝下くらいのラッセルを終日楽しみました。
(Grampsさんの圧倒的な馬力の強さを見せつけられました。)

冬型の天候で風強く、
「比良やし・・・」と思って出かけてきたのは大間違い。

準備、装備、食料、全部不足。
特に行動食が明らかに足りない。

内心の不安といったらなく、こんなの初めての経験だ。

U田さんと二人して「比良を舐めてたわ・・・」とつぶやくことしきり。
八雲が原まで行けるか、なんてとんでもセブンのコンコンチキ。

1日目の目標釈迦岳までもとてもとても。
5時前、風をよけて北小松方面にちょっと下った場所にテントを張り落ち着く。

疲れたけれど充実感あり、というところか。

2日目(寒風峠~釈迦岳~大津ワンゲル道~イン谷)
太ももの裏のスジを伸ばしたらしく、
左足を引き上げて前に出していく動作ができない。

やむなくラッセルは二人にお願いし、
途中から荷物も持ってもらい、

足を引き摺っては手でステップに足を持ち上げ両手をついて一歩上がる。

寒風峠を出て間もなくの所で行き詰まり、
進んでは引き返したりして道を探る。

ヤケ山からトレースも出てなんとか釈迦岳まで。
もう先へは進めずここから下りてもらう。

この日は最高の天気となって動きやすく景色も楽しめ、大事に至らずほんとによかった。

イン谷口に無事下山した時には私もU田さんも空腹で空腹で。

比良駅前でビールで乾杯。
反省にたっぷり時間を費やすつもりが予約客が来たといって追い出された。

まだ1本目を飲み終わってもないのに!

それにしても事前研究できていず反省多々。
いい勉強になりました。

山の原点を思わせる面白さで新鮮な感動です。
おふたり、ありがとうございました。

Grampsです。
28、29日の土日でリトル比良から釈迦岳まで縦走してきました。
21年ぶりの当地区の縦走でした。

今回は3人でしたがその時は単独でした。
金曜日夜は近江高島駅泊。

1日目は曇り時々雪、風邪強しの天候の下、
期待通りトレースなしで課題のラッセルトレができました。

21年の歳月の経過は如何ともしがたく体力がいかに落ちているかを思い知らされました。

その時は一日で比良ロッジまで行ったのに今回は寒風峠までしか届かず。
(寒風峠までの所要時間:21年前6時間18分、今回9時間25分)

2日目は快晴無風の素晴らしい天気の下出発。
出発して15分で道迷いしてしまい1時間ほどロス。

ヤケ山からはトレースが出てきて「助かった」と思った反面がっかりと思う気持もよぎる。
武奈の賑わいをよそに釈迦岳までは単独行1人に会っただけの静かな山行ができました。

今回の特徴:
1) 雪山なのに雪は一切使わずに担ぎ上げた水を使用した。
2) ワカンを持参したが(1人は持ってくるのを忘れた)つぼ足で通した。
3) 久し振りのボッカ、ラッセルトレができた。
4) 反省
1) 衣服、装備、食糧等で比良山を軽く見すぎていたのではないか?冬山という意識の欠落があったのではないか?
2) 岩登りばかりじゃなく、楽しんで雪山歩きもしないと体力がどんどん落ちる。

以上
スポンサーサイト
比良山堂満岳中央稜   

2006.01.16        大阪ぽっぽ会  Gramps

明日16日(月)は好天が約束されている。
毎年恒例の堂満中央稜に行くことに急遽決定。

月曜日なのでちょっと気がひけるが
牧師さんに留守連絡先になってもらいNanohaBabさんと朝早くから出かける。

比良駅を降りたのは我われ2人含めて3人だけ。
もうイン谷へのバスはない。

イン谷口でのんびりと装備を整え出発。結構暑い。

中央稜のある堰堤下まで結構歩かねばならない。
ルンゼに入って堰堤を2つ越した先にデブリが見える。

もう20年以上も通っているがデブリを見るのは初めてである。
デブリを避けながら登っていくとそこら辺りに直径2m~3mの岩がごろごろしている。

泥の混じった雪が汚らしい。
それと折られた大きな木々もあちこちに散見される。

左の沢から全層雪崩れのようだ

とにかく取り付きの稜に1秒でも早く辿り着く事だ。

取り付き点から眺めてみると雪崩れたルンゼの上の壁の崩落跡がはっきり見える。
その崩落によって全層雪崩れのようになって枝沢へ流れ込んできたようだ。

中央稜の取り付き地点に来てびっくり。最初の3mくらいの岩に雪が全く付いていない。
土がもろに出ている。こんなことも初めてである。

当然ロープは持って来たがロープなしで登ることにする。雪が付いていないと楽に登れる。
続いてBabさんも登ってくる。登ったところの稜も雪が少ない。

次のピッチ、核心部の岩もロープを出すか迷ったがそのまま無しで登る。
雪が付いていると登り始めのスタンスが嫌らしいが、

雪が無いため岩に小さなスタンスが出ていて
そこに爪を引っ掛けて楽に登ることができる。

引き続き稜線を登り続ける。
右ルートと左ルートの分岐でどちらにするか迷ったが、

ここ3年ほどは左のルンゼを登っているので
今回は久し振りに右のルートを登ってみることにする。

昨日の日曜日に5パーティーほど登ったという情報があった。
右ルートに行くルンゼにもトレースが付いている。

トレースを辿って行くとルンゼをそのまま登っていくのと
ルンゼを横切って稜に出てあくまでも稜を忠実に登っているパーティーと分かれていた。

稜のほうを見たら雪も少なくあまり面白そうでもないのでルンゼを登ることにする。

ワンピッチくらい登って見てこれも単純に過ぎるので稜を登ってみることにする。
と雪が少なくて面白くないと思っていた稜もそれなりに面白く登れ満足でした。

いつの間にやら通常の登攀ならロープはここまでというところに到達。

そこからはトレースを辿った階段のぼりみたいにして堂満岳山頂に到着。
なんと取り付きから1時間40分で着いてしまった。

天気もよく山頂で40分ほどのんびりと過ごし下山開始。
比良駅には15:20分に到着。平日のため比良駅前酒場は閉店。

仕方が無いので高槻まで我慢。
我慢した分高槻で飲み過ぎてしまった。

今度はたっぷり雪ある堂満をとの思いで週末(21日)に再度行くように計画したが都合悪く断念。
ポンポン山アイゼン・ボッカトレとなる。

記録
比良駅7:35~イン谷口8:35、9:00~堰堤下10:06~
取り付き10:30~堂満岳山頂12:10、12:45~比良駅15:20
初めての岩場・山神社

2006.01.09 &2006.05.21 大阪ぽっぽ会 Gramps

3連休最後の日は初めての岩場に出かけることになる。

山神社:
姫路の小赤壁は海岸べりにある。山神社はこの小赤壁のほぼ山側に位置したところある。
岩場は概ね南に位置しているので冬でも暖かいところです。岩場は何箇所かあるようですが今回我われは左岩を訪問した。

この岩場だけでルート数が30本もあり、グレードもハイグレードのものは無く①5.5~5.9が14本、②5.10aが2本、③5.10bが3本、④5.10cが2本、⑤5.10dは2本、⑥5.11aは4本、⑦5.11bは3本である。

グレードは他の岩場と比較すると少し甘い気がする。(開拓者の弁ではオンサイトグレードとか)
ということでどんどんオンサイトできるので楽しいです。

今回トライしたルートと結果は下記の通りです。
左岩西面 06.01.09
         
B面さん:>陽だまりの木5.8=MOS、旧きを越えて5.10a=MOS、 柿落とし5.10c=MOS
テントウ虫のサンバ5.10d=OS、晩秋物語11b=宿題、紺碧の宇宙11a=NO TRY 

NanohaBabさん陽だまりの木5.8=OS、旧きを越えて5.10a=OS、柿落とし5.10c=OS
テントウ虫のサンバ5.10d=OS、晩秋物語11b=OS、紺碧の宇宙11a=NO TRY 
Gramps:>:陽だまりの木5.8=OS、旧きを越えて5.10a=OS、柿落とし5.10c=OS
テントウ虫のサンバ5.10d=MOS、晩秋物語11b=OS、紺碧の宇宙11a=MOS 


注意:
1) 地質か焼け跡の灰のせいか少々埃っぽいので新品は持参しない方がよい。
Babさんのニューロープ、私のニュージョギングシューズが惨めな状態になりました。
2) 火事があったことで絶対禁煙となっています。


山神社その2  

日時:2006.5.21(晴れ)
参加者:Bab、牧師、Tennnasi、Granps(以上大阪ぽっぽ会)、N西(豊中労山)

今日は一日中青い空の下、のんびりと1本1本登るのを楽しむがごとくトライしました。

トライしたルートは:
牧師南面左ルート5.7=NO TRY、秋の木漏れ日5.9=OS、テントウ虫のサンバ10d =MOS、
   柿落とし10c =OS、古きを讃えて10c=MOS、つるべ落とし10b =OS

Tennasi南面左ルート5.7=MOS、秋の木漏れ日5.9=OS、テントウ虫のサンバ10d =OS、
   柿落とし10c =OS、古きを讃えて10c=OS、つるべ落とし10b =MOS

N西南面左ルート5.7=OS、秋の木漏れ日5.9=OS、テントウ虫のサンバ10d =OS、
   柿落とし10c =残念、古きを讃えて10c=残念、つるべ落とし10b =OS

NanohaBab南面左ルート5.7=NO TRY、秋の木漏れ日5.9=OS、
古きを讃えて10c=OS、黄昏の大地11b=OS、空の翼11a=OS、
         落陽11a=MOS

Gramps南面左ルート5.7=NO TRY、秋の木漏れ日5.9=MOS、
古きを讃えて10c=OS、黄昏の大地11b=MOS、空の翼11a=MOS、
         落陽11a=OS