大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

2005年は手帳を紛失してしまい年間記録が書けずショック
山行文のあるもののみを記しました。

12/26~1/1  徳本峠
1/6~7  備中・モリサマ12a RP

2/8   琵琶湖ウォーク
2/10~13  八ヶ岳・阿弥陀北西稜

3/18~21  赤岳・天狗尾根

4/24  不動岩・冬虫夏草12b RP
4/28~5/4  明神岳・東稜~岳沢・コブ尾根

6/12   こうもり谷・カンテルート12c RP
6/24~7/14 ペルーアンデス

8/11~16   北岳・バットレス~鳳凰三山縦走
8/26夜~28 小太郎岩(中級登山学校)

9/2夜~4  雪彦山(中級登山学校)
9/17~18  千石岩~芹谷 
9/28~29  雪彦山

12/29~1/2 八ヶ岳・大同心南稜、中山尾根



 








スポンサーサイト
正月合宿山行八ヶ岳

期間:2005年12月29日夜~2006年1月2日       大阪ぽっぽ会
参加者:牧師、Kits、NanohaBab、K川、Washi、B面、Gramps(Otennki )

登ったルート:大同心南稜、小同心クラックルート、中山尾根

29日夜よりK川さんの会社の車(ハイエース)を1日3000円で借りて出発。

12月30日未明諏訪SAで仮眠。6時45分出発。
と同時に異音を感じるも次第になくなりそのまま走行していたら

ハンドルが取られ始め路肩に停車して点検したら前輪左から火を噴いているではないか。
その後の処置をいろいろして、タクシーで美濃戸口に到着は12時近くになってしまった。

どうせ今日は赤岳鉱泉まで。
ゆっくり構えて行く。例によってKitsは早―い。

B面さん体調すぐれず大変。K川さんもイマイチか最後の方で遅れだす。

既に到着の東京支部組(女王様、TonTon夫妻)は宴会モード。
テント設営してすき焼きで宴会。

予定が遅くなったのでスケジュールを変更して明日は大同心南稜にしてゆっくり目に出発と決める。
それにしても今日のすき焼きは肉の多かったこと。

12月31日:晴れ。寒~い朝です。相変わらずKits君は先行。
登るにしたがってKitsペースに巻き込まれついて行ってしまった。

お蔭で壁の基部でみんなを待つ羽目になり寒さで死にそうに(オーバーな)。
やはりみんなとペースを合わす事が大切だ。

明日の中山尾根はオールリードをしたいと言っているNanohaBabさん。
と言うことで、今日は私がリードさせてもらう。

南稜も、もう何回登ったのかなあ?
とにかく冬山は何回登ってもその時その時で違うので面白い。

1P目いつものように少し登って左上したが
何故か2ピッチ目がいやに立ってみえて恐かったので少し下りて右に登りビレー。

後続のB面さんに「左は恐いので右から登ります。いつもそちらを登っているんですが・・・」

さすがB面さん恐いからやめますと聞いたら敢然と立ち向かっていくではありませんか。すごい!

2P目:右巻きルートは初めてである。
最初は易しいルンゼ状登り、やがてバンド状を左上。

ビレー点手前のトラバースがいやらしかった。
真下にB面さんがビレーをしているのが見える。K川さん1回スリップ。

3P目登り始めが少し厳しいが
後はカンテ上を登ってピークに。

そこから雪稜を鞍部までくだり登り返して肩に到着。
このピッチ目一杯伸ばしたのでロープが重く苦労しました。

4P目:このピッチ雪がビッシリとついており厳しそう。
どこでアブミを出すのか分からないがとにかくフリーでトライ。

1ピン目をとり2ピン目は落ちたら止まってくれそうもないピン。
3ピン目がどんなに雪を払っても出てこない。

この辺にピンがないと思い切って登れない。
手もパンプし始めてきた。

諦めて下りることにするも、下りはくだりで、これまた厳しい。
2ピン目に頼れないので苦労してやっとのことで下りてくる。

今回は登るのを諦めてここより下山開始(12:10)。


B面パーティーが最終ピッチを登ろうとしている。
お先に下山することにして一路BCに向かう。

14時帰着後のんびりと過ごす。

夜兵庫労山のFu上さんがボトルを1本持参して来られたが、
明日早いのでアルコール抜きでしばし談笑してお帰り願う。申し訳なかった。

1月1日:晴れ。皆は予定通り5時出発。
我われのパーティーは遅れて5時15分出発となる。

同じところを3パーティー登るので待ち時間ができるから遅れて出発してもまあ良いか。
今日は昨日と打って変わって温かい。

と言っても八ヶ岳、零下であることは間違いない。
ゆっくりペースで汗をかかないように歩く。

中山尾根の登りから体調の良くないK川さんが遅れだす。
さらにスピードを落として歩く。

取り付き手前で先行パーティーが登る準備をしている。

取り付きの岩には雪の付着が少ない。
何度か来ているがこんなのは初めてである。

左にペツルボルトが打たれているが、
この辺りはいつも雪が被っており通常は今少し右(2箇所ビレー点がある)のビレー点を直上していた。

左の登りは4級プラス位のグレードはある。
最初にKits・Sunnyパーティー:彼らは左ルートをトライ。

続いてB面・Washi・牧師Pは右のビレー点より右下に降り岩を廻り込んでの出発。
岩を廻り込んでいるためロープが重そう。

最後にBab・K川・GrampsPで左ルートを選択して登る(オールBabリード)。

Kits・SunnyPのセカンドsunnyちゃんが
A0で苦労して登っているのを見ると厳しいなと感じつつも黙っていた。

Babさん果敢にトライ。ちょっと右にまわりこんだがフリーでクリアー。
しんがりのGramps、オーバー手袋のまま直登トライ。

少し登ってから適当なホールドがなく皆まるまる、
しかしびっくりしたことにこのオーバー手袋めちゃ優れものである。

丸まるのホールドにパーミングをするとまるで吸い付いてしまうかのごとくフリクション抜群である。
お蔭で待っている次のパーティーに「かっこいい」ところを見てもらう。

2P目:B面さん慎重に雪壁を登っていく。
Babさんが続く。このピッチも2パーティーが一部重なっての登りとなる。

2P目終了後Gramps、K川が先行して変則コンテで上部岩壁手前まで進む。

3P目:岩稜帯を上部岩壁基部まで伸ばす。

4P目:ここも左の凹角ルートと右ルートがあるがちょっと厳しい右ルートを選択。
凹状を5m登ってから左直上か右迂回か迷ったが、右を登ったら1ヶ所難しかった。

そこを越えてトラバース気味に左上し凹角の乗っ越し。
これは不動岩の砂かぶりよりも易しかった。

とはいえリードする人はランニングピンビレーが取りにくく渋いところであったと思う。

5P目:雪稜を次の岩壁までGram、K川が先行。

6P目:岩稜をロープ伸ばせるところまで一杯伸ばしてビレー
(ビレー点剥がれ落石。ビレーポイント作り直し)

7P目:ハングったところ・少しいやらしいか?
乗っ越したところで終了して待機しているKitsさんからコール「右をトラバースです」。

下から見ている限り右じゃなさそう。
いずれにしてもロープの流れの関係上ここでビレー。Kitsさんこの乗っ越しも頑張る。

8P目:案の定、右トラバースは危険大のようだ。
リッジを越えて反対側を偵察してみるとより易しいルートがある。

トレースもついている。
と言うことで左より廻り込み既設のビレー点を通り越しロープ一杯まで伸ばしてビレー。

ここよりKits・SunnyPはトラバースをして縦走路に出て終了していた。
天気も良いし頂上まで伸ばしたいというBabさんの意向で我パーティーはもう1ピッチ登ることにする。

9P目:ルンゼ状をどんどんロープを伸ばしピークでビレー。

Babさん「このルート初オールリード」とK川さん「このルート初トライ」

今回の課題を見事クリアーした素晴らしいクライミングを富士山が称えてくれているようにくっきりと見える。


Kitsカメラマンに記念撮影をしてもらったりして
後続の牧師・B面・WashiPを待つ。

ガッツ男・アッ菌ことB面さんは風邪(通称A菌)に侵され
且つ久し振りのアイゼン登攀でお疲れの様子でした。

このあとのんびりと地蔵尾根を下山して鉱泉のテン場に帰還。
今日の夕食はは待望の「うどん好き」。

何故か宴会が始まったらKits、B面、Sunnyの3名がダウン
(後日判明・A山菌に侵され始めていたのだ)。

帰阪後牧師・K川が、1日遅れでBabがA菌に侵され、4日遅れでGrampsも風邪に感染したようです。(B面曰く。GrampsのはA菌ではないと)・・・。

只一人Washiさんだけ侵されなかった。

20時ころ富士山に行っていたS君が到着。我われの横にテントを設営。

1月2日:雪雪の降る中を下山。
今年の山行も天候に恵まれ幸運でした。

美濃戸口で風呂に入りビールとカレーを食べて帰路に着く。
帰りは往きのトラブルで車がないのでバス、電車、新幹線利用で帰阪。

終わってみると今回も楽しい山行でした。有難うございました。

2006年・正月山行感想文
牧師です
今朝方まで38.4度の熱にうなされましたが完全復活を果たしました。
そろそろお酒も飲もうと思います。

さて、八ヶ岳の感想を送ります。もう何年も冬期登攀をやっておらず勘を取り戻す山行でした。
今回はB面さんにトップをやってもらい私はセカンドで甘えさせてもらいましたが、

確保をしながらその目的は果たせたと思います。
やっぱり積み重ねですね。今回はトレが満足いくものではなかったのがちょっと心残り。

 大同心南稜はピンがないので怖かったですね。
岩にタイオフの心積もりをして取り付くと

少しは気持ちも違ったのでしょうが確保していても緊張しました。
最後のワンピッチ(Ⅳ・A1)は次回の課題として残っているので、また行きましょう。

でも出だしのフリー(Ⅳ)は難しそうでした。

 中山尾根はぽっぽ3パーティー(8名)が取り付くというぽっぽらしい登攀でした。

中山尾根は西壁の中でもアプローチを含めて
長々と尾根をつめて稜線まで突き上げるという充実した登攀が出来ます。

人気ルートだけのことはあってピンも豊富(ペツルについては色々論議もありましょうが、)。

ここも日ノ岳への最終ピッチはパスしましたが、
稜線まで出てしまうとちょっと気も抜けてしまいますね。

二日間とも冬山らしくない晴天に恵まれましたが、
寒さはそれなりで指先がまだしびれています。

あの寒さの中に入っていくまではイヤなものですが、
入ってしまえばテント暮らしもいいものです。また行きましょう。

そうそう、Washiさんには貴重なチャンスだったのに
今回は私がずっと確保をしてしまいました。ごめんなさい。次回は頼みます。

K川です。
復帰後初のテント泊。しかも冬山。
一日目は、テント生活もなにもかも辛くて、
なんでこんなことやってるんやろー。もう今回が最後やなと思いました。

大同心南稜も、風が寒くて辛かった。
不動の練習って全然、本ちゃんと違うんだなあ。

あれは、まったくアイゼントレというより別物だなと思っていた。

二日目になると身体がなれてきたのか、
寒さもゆるんだせいか気分は上向き。

でも、中山尾根は、とても登り応えのあるルートだった。

リードの人がいざとなったら手袋をはずすとは聞いてはいたが、
セカンドの私は、いつもA0とかで切り抜けていた。

今回は、はじめて、本ちゃんで手袋をはずした。
でも一番下の手袋は薄すぎて、とても耐えられない。

あー軍手なら登れるのにーと何度思ったことか。

中山尾根の核心といわれているところは、
上から教えてもらえたし、砂かぶりより簡単と思った。

一ピッチ目の出だしと、核心手前の垂壁と、小ピナクル手前が、私はむづかしかった。

連れて行ってもらったっていうと、
そうではなく自分でいけるようにならなくちゃと必ず言われるが、

やっぱり私なんかがまだまだ行けるところではないなあと思った。

不動みたいなむずかしいところに、
私なんかは行かないしと思っていたが、中山尾根で初めて、不動の練習っているやん!!と思った。

というより、甘い練習やったらアカン。練習のときは、
遊んでないでもっと練習をしなくちゃと思った。

全リードのBabさんは、本当にカッコ良かった。
自分のことに必死で、Babさんの大変さを考えられず、何度も落ちてしまってごめんなさい。

でもビレイをさせてもらったのは光栄でした。

Kitsです。
年末年始で八ヶ岳に行ってきました。
8人乗りワゴン車の故障で出鼻をくじかれましたが、なんとか当初の山行計画を概ね遂行出来ました。

初日予定していた近場でのアイスクライミングは時間がなく没になり残念でしたが、
登攀日の2日間とも快晴かつSunnyさんとの2人パーティでしたので、スムーズに登れることができました。

大晦日の小同心クラック
終了点が横岳のピークにひょっこり出るいいルートでした。

元旦の中山尾根も、最後のピッチを日出岳のピークに出るようにも出来たのですが、
それを知らなかったために手前でトラーバースして縦走路に出て終了。

次に登る機会があればピークまで登ります。
2日間ともオールリードさせていただき充実いたしました。

Sunnyさんありがとうございました。

下山日前夜、就寝する頃より体調悪化(風邪?A山菌?)、
朝まで発熱の悪寒で眠ることも出来ず、

朝に解熱剤を飲み、フラフラしながらもなんとか下山。
帰宅後も1週間以上うなされるました。

NanohaBabです。
2005年も押し詰まること12月29日の夜、
総勢7名がK川さんの会社で借りた車で八ヶ岳に出発した。

現地でSunnyさんとも合流予定で、また東京組の女王様さん、TonTon夫妻とも八つで会えるのが楽しみ。

みんなして車に乗り込むと、「さあ今年も元気に年末(正月)山行の始まりだあ」とワクワクする。
行きの走行途中にタイヤから火が噴き出すという怖ろしい事態が発生するも、

またまたみんなして苦難を乗り越え、30日夕方無事赤岳鉱泉に。さあさあスキヤキ鍋!

翌31日は大同心南稜
Grampsさんと小同心クラックの継続で一度登ったことがある。

今回はGrampsさん、K川さんと3人で。
気温が低く、寒くて手指、足先が痛いほど冷たい。

ビレイしている間に身体が強張って、登る時には思うように動かない。
明日は中山尾根をリードの予定なのに、こんなに身体がガチガチだととても無理だと弱気になる。

 明けて2006年正月元旦は中山尾根。黙々と準備しながらも「トップで行けるやろか?」と不安この上ない。

幸いなことにコンディションは上々。
暖かく、風もない。

Kits・Sunnyパーティーに続いて私とB面さん(牧師-WashiP)が
ほぼ同時に下部岩壁に取り付く。

いつもの右から登らず、Kitsさんがすんなり登った正面真ん中を行ってみると、
怖いのなんの本チャンでいきなりかぶっている。

慌てて右に巻くがそれがまた厳しーい。
出だしから冷や汗かいた。

ビレイヤーもさぞかし緊張したことだろう。
後は好天に恵まれGrampsさんがフォローに徹してトップを支え下さったおかげで、

雪稜、上部岸壁もまずまず順調にいく。
そして最終のピッチで日ノ岳頂上に到達。

確保を取り、下に向かって「どうぞォー!」とコールを掛けたときには、ああ終わった!と。
二人が登ってきてガッチリ握手。

いっしょに登って下さったGrampsさん、K川さんに感謝、感謝。

やっと富士山が目に入り、晴れ晴れ四周の景色を眺める。
念願のオールリードが果たせて嬉しい。

これもひとえに「不動でアイゼントレをせなっ!」と叱咤し続けて下さり、本番で支えて頂いたGrampsさんのおかげです。
ありがとうございました。

そして牧師さんを筆頭に重い荷物を担ぎ上げて下さった皆様、
運転して下さった方々、おいしいものをいっぱい食べさせて下さった東京支部の皆様、

ほんとうにありがとうございました。