大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

北ア・岳沢・コブ尾根~天狗のコル       大阪ぽっぽ会
修正Reup

期間:2005.04.28(木)夜~’05.05.04             Gramps
参加者:NanohaBab、I丸、Wassi、Gramps

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今回の課題は
1)新人、準新人を含め明神東稜を11名という大所帯で成功させる。
2)春山経験の浅い2人と共にコブ尾根を完登する。

コブ尾根

5月1日(日)晴れ後雨
明神東稜から戻り小梨平で一泊して休養し岳沢への移動日である。
その気になれば休養日にどこかに登れるのにもったいない。

というのは若さと元気のある人の言うことで
今はもうガッツガッツやるより山の中に浸って幸せを感じることができる歳になりました。

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途中で今日下山のKitsu、Yukko、T谷、Syoku田パーティと再会。
お互いの安全を祈って別れる。

3時間かけて11時15分に岳沢に到着。
設営の後ヒュッテのテラスで一杯飲みながら雪の世界に浸る。

15時頃コブ尾根に行ってた牧師、F地、K林パーティーが無事帰還。
丁度この頃より雨が降り出す。

雨にも遭わずコブ尾根隊もラッキーであった。

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起床4:40(I丸、Gram)5:30(Bab、Wassi)小梨平8:15~岳沢11:15
就寝21:30


5月2日(月)小雨→快晴 
昨夜一晩中雨が降り続き今朝方より小止みになった。
昨日のコブ尾根隊も下山して残留組は我われのみとなる。

快晴になってきたが今日は降雨直後なので我慢して休養日とする。
腰と腹の調子が良くない。

明日を期待して18:00に就寝。

起床5:00就寝18:00
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5月3日(火)快晴

2時起床。今朝は幸運にも腰の調子も悪くない。良かった。
腹の調子は依然悪い。
岳沢ヒュッテでトイレを借りる。4:15分の出発と遅くなってしまった。

除雪されたヘリポートのところから雪の斜面に出る。
すぐ右方向の沢に向かう。7~80メートル上を3人パーティーが先行している。

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少し登ると右に枝沢が現われ、そこに導かれるように入って行く。
先ほどの3人パーティーに追いついたところで休憩。

そのあとは傾斜もきつくなりトレースもなく
雪面も固く傾斜も厳しくなって来て直登は辛くジグザグに登っていく。

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雪面は意外と硬い、
スリップしたら一巻の終わりだ。慎重に登る。

右が切れ落ち雪庇が張り出しているところに来て一息入れる。
この登りはかなり長く感じた。

ここから少しトラバース気味に進みマイナーピークに向かう。
ここは難なく登れた。

ハイマツの生えているところに懸垂用スリングがあったが
ここから下りるのか判断できずハイマツを伝って少し下りながら観察すると
懸垂できそうなので登り返してここより懸垂をかける。

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再び雪稜を登って1峰へ向かう。
1峰はノーザイルで登りはじめたが

右に折れて凹角気味のところで荷物を背負っての登攀は少し気になったのでザイルを出す。

登りきったところにビレー点があった。
そこの乗り越しは5~6級位あるが直登して3㍍くらい上でビレー。

I丸さん、Wassiさんを引きあげる。
Babさんは流石に旨く登ってきた。

再び直登してハイマツ前でビレー。
3ピッチ目はハイマツの上部をトラバースして懸垂下降点まで伸ばす。

懸垂地点が上と下に2ヶ所(正確には更に2㍍下に一ヶ所あり)あるが
下の懸垂地点でビレー(2日前に登った牧師パーティーにアドバイスを受けていた)。

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下りたコルで大休止後、
一部岩稜混じりの急な雪壁をどんどん登りつめて行く。

Wassiさんの動きが遅くなる。
流石のI丸さんも少し疲れたように見える。

私は当然バテバテである。
登りに強いBabさんは??

みんなの写真をとるため先を急ぐ。
コブ尾根の頭では先ほどの3人パーティーが休憩しながら我われを待ってくれていた。

撮った写真を送ってくれるとか。
彼らは50歳過ぎの大阪のオールドクライマーで最近また始めたそうだ。

ここからの眺めは素晴らしい。
今回山行の前半に登った明神岳の主峰から5峰までがきれいに見える。

勿論前穂も奥穂も、白山も、乗鞍も、富士山も360度の眺望を満喫して記念写真を取り(後で分かったことだが何故か私の写真はなかった)天狗のコルに向かう。

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天狗のコルまでは岩稜帯と雪の斜面をひたすら慎重に1時間余くだる。
それにしても雪が少ない。

少し遅れのWassiさん、
どこで間違えたのか天狗のコルへのくだりを冬道の尾根通しに下りてきた。

ガラガラの岩場のため落石を起こしあわや事故になるところであった。
コルで大休止するも気温の上昇が気になり急いで下山を開始する。

雪崩れを気にしながらコース取りをして下る。
3分の1も下りただろうか?ほん少し前に発生したと思われる雪崩れの痕に遭遇。

下で雪崩れを見ていた人の話では発生は12時30分ころで5分ほど続いたようだ。
我われがコルについて間もなくのことだ。

こんなに柔らかいデブリを見たことがない。

もう2回目の雪崩れは起きないとは思うが、
それぞれ間隔をあけて、できるだけ速く左右の状況・地形を見ながら急いで下降、ヒュッテに向かう。

ヒュッテのテラスでビールで乾杯(お腹壊しているのにぃーい!また飲んだ)
テンバに帰ってこの暖かい天候に思わず昼寝タイムにしたのはWassiさん。

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大阪労山初級の岳沢トレをT上さんの下に10数名が熱心にやっていた。
Sunny、K上、O山パーティーは西穂に行ってるとか。

とにかく明日は下山のみ。余った時間をのんびり過ごす。
それにしても10年前と比べて春山の雪の量の減ったことか。

やはり温暖化が進んでいるということなんかなあ。
O田君の北鎌尾根も雪が殆どなかった感じだ。

春山の北鎌だったら以前はラッセルもあったのになあ。
楽しさも半減してしまうよね。

起床2:00出発3:50ヒュッテ発4:15~S字ルンゼ上部6:00~マイナーピーク懸垂地点6:20~1峰基部7:10~3ピッチ目8:05~懸垂終了9:04、9:15~コブ尾根の頭10:40、10:55~天狗のコル12:25、12:45~ヒュッテ13:25

5月4日(水)晴れ
ゆっくりめに起き8時過ぎに下山開始。
11時ころ、小梨平のキャンプ受付にて無事下山を祝しビールで乾杯!島々の温泉に浸かり帰路に着く。

今回は天候に恵まれ素晴らしい山行ができました。
皆さんありがとうございました。

牧師パーティーとの比較:
1) 雪稜、岩稜歩きが遅かった。
最初の休憩地点まで15分、1峰終了から頭まで30分、頭から天狗のコルまで15分遅れた。
天狗のコルからヒュッテまでは15分早かった(牧師パーティーは雪訓していた)。

2) 登攀部分は早かった。
1峰:牧師Pは計5ピッチのところ我われは直登したのと懸垂地点(牧師Pは懸垂地点まで確保で下ろした)を聞いていたのでそこまでロープを伸ばしたことで3ピッチで済んだ。1時間15分早かった。

(明神東稜は別紙
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