大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

夏山合宿 北穂高東稜、前穂高北尾根(涸沢ベース)

修正Reup

期間:2003.08.13夜~8.17
参加者:K寺、H本ミキ、Ok田、Syoku田、Fj原、Tomy、Kt川、O島、
Ym名、Mt井、Nanohabab、Kitz、Fr地、Sg本、Gramps
                 (Kr田夫妻、T中夫妻)

久し振りの会合宿。天気予報は?雨模様、がっくり!だが天は我々を見捨てなかった。
入山日と下山日はきっちりと予報どおり大雨。だが中ぱっぱの初日は曇り、2日目は快晴の登山日和となる。

8月14日(木)雨
上高地に近づくにつれて雨は本降りとなる。
総隊長のK寺パーティーは早々に奥又白池を断念して我々と同じ涸沢に向かうことにする。

どうせ今日は涸沢までということで上高地食堂でのんびりする。
OWCC隊は予定通り奥又白に行くそうだ。

加島ルーズ隊は沢渡で迷っているという情報が耳に入る
(彼らは諦めて帰阪した。せっかく来たのに惜しい事をしたもんだ)。

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北穂東稜に向かうところ

先ずは上高地で先発隊のKur田夫妻に会う。
続いて徳沢でTa中夫妻に予定通りに対面。

そして横尾で表銀座を縦走してきたかつての山女・H本ミキチャンが遅―い!てな顔して待っていた。
(因みに我々は横尾まで3時間、昨日入ったOk田・Shok田・Fj原パーティーは2時間)。

彼女はこれから涸沢まで只ただ宴会のためにこの雨の中を行くという。
やっぱり山女か?ミキと付く女は皆すごい!アーちゃんと言う人もMikiという名でしたね。

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東稜への道からみた涸沢テント

とにかく雨の中を涸沢には14:00に着いた。
7時間弱の行程でした。

一杯飲んだ後の夕食はソーメン。
持参したざるがその後大いに役立った。軽量化ですよ~。
明日は天気よさそうもないのでのんびりムードの中就寝。

(上高地BT7:10~8:00徳沢~9:00明神~10:10横尾、11:00~14:00涸沢)

8月15日(金)北穂高・東稜

真夜中、Tomyさが突然の跳ね起き「1秒をも寝てないっ!寒いっ!」の叫びに全員「起立!」
ハイルーフテントでよかった。

湯を沸かして生姜湯を飲ませてセーター借りてやっと落ち着く。

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東稜への急登

宴会だけに涸沢にきたHs本ミキさん早々に下山。
てな訳で6時出発予定が起きれず8時半出発(ガスっていたせいも)。

取り付まで出かけて様子をみて登るか止めるか決めることにして出発。
総勢9名。取り付きに着いた所では全員登る気になっていた。

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東稜間近のお二人(Yohkoちゃん、こてっちゃん)

無雪期初めての東稜。
稜線までのガレ場は落石を起こしそうで恐い。

稜線上は踏み跡を辿ってゴジラの背のある岩稜を登るのであるが、
どれがゴジラの背のある岩稜か探し当てるのに苦労する。

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ゴジラの背のFur地さん

ゴジラの背は左右切れ落ちている。
何故かこういうところでは快感を覚える。

フィックスロープを張って通過。
ここで一人一人の写真を撮る。ガスっていたので上手く撮れたか心配である。

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ゴジラの背のYohkoちゃん

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ゴジラの背を通過して

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北穂小屋にて

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北穂高岳山頂にて

北穂小屋で大休止して南稜を下る。

一昨日屏風を登ったOk田・Shoku田・Fuj原、今日入山して来たO島・Yam名の17名で宴会、盛り上がる。
高い生ビールを飲み過ぎた!

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涸沢に全員集合

(涸沢8:30~9:50東稜取付点10:15~10:45稜線に出る~11:30頃ゴジラに取り
付く~12:00大コル12:15頃~12:40北穂高小屋~北穂頂上13:20~13:05涸沢?)


8月16日(土)前穂高・北尾根

天気予報は外れ夜半より満天の星。
3時半起床5時出発。遭対協の人曰く「もう50名ほど北尾根に向かっているよ。ヘッドランプ持っていますか?
ⅢⅣのコルから下るのならばアイゼン必携ですよ」と指導を受ける。

聞き終わってふと見返したその顔は・・・「Yos田さん?」「そうですが?・・・」「高槻のGrampsです」「あっ!Grampsさん」なんと彼とは20年振りの再開である。

なつかしや!。ⅤⅥのコルに向かう間にも何度となくあの頃の山の色んな事が甦ってきた。

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前穂高・北尾根

幸いにもⅤⅥのコルまでに2パーティー(15名ほど)追い越せた。

Ⅳ峰の登りで大学山岳部パーティーが30cm大の落石を起こす。
もう少し詰めていたら我々の中から犠牲者が出ていたかもしれない。

あることが幸いして難を逃れたとMt井さんの弁(ウンとベン?)

Ⅳ峰で件の大学生パーティー7名、もう1パーティー6名をぬくことが出来た。

お蔭でⅢⅣのコルで1パーティーのみ登攀待ちですんだ。この後続々と到着。

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北尾根から見た槍ヶ岳

われわれが2p終了した頃には30名ほどの時間待ちになっていた。誠にラッキー!

1p目:オープンブックになったスラブ風のところは登山靴では中々登り応えがあった。

快晴の下でビレーしながら見る景色は槍を始め最高だ。

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フォローのTomy

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リードするNanohaBab

2p目:門のようなところの左を登ってスラブを登り
少し上がってビレー。
セカンドのKit川さんはユマーリングで登ってきてる。「タイブロックが効かへん!キカヘン!コワーイ!コワーイ!」意外と恐がりタイプか?

(因みにMat井さんは「このタイブロック、キカヘンナ」の一言でおしまい)。

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北尾根を登り終わって

後続のNanohaBabパーティーを待って山頂へ。
10時半到着。何故か山頂には人一人もいない。
記念写真を撮ったりして大休止。

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北穂高岳山頂にて

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吊尾根

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奥穂高手前

ここから奥穂高へは只ただ歩くのみ。
途中から見えるⅢ・Ⅳのコルには未だ順番待ちの人たちが大勢いるのが見える。
色とりどりのテントのある涸沢が眼下に小さく見える。

O島・Yam名、Ok田・Shoku田・Fuj原パーティーは東稜を登って奥穂経由涸沢。
そして下山していった。

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奥穂高小屋前(疲れた~)

明日は雨だしそれに渋滞に巻き込まれないためにも。賢い!
奥穂高と奥穂高小屋でリラックスした後ビールの待っている涸沢に急ぐもザイテングラートの長かったこと。

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涸沢の雪渓を渡って帰還

Ⅳ峰正面に行ったKo寺パーティーが帰還するまで飲んでは駄目だが取りあえず1杯だけ飲むことにする。
丁度飲み終わった頃無線が入り後30分で帰れるようだ。

早速Bab、Kit川が出迎えに行く。
そろった所で宴会と思ったが寒くて中止。
明日は下山日また雨のようだ。

(涸沢5:10~ⅤⅥのコル6:10,20~前穂高10:15,40~奥穂高12:40,55~小屋13:20,40~涸沢15:30)

8月17日(日)
5時40分下山開始:やはり??
今日は最初からみんないやに足が速い。
本谷橋で1回目休憩でほっとする。

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横尾の橋

横尾まで40分。
横尾から徳沢へ、そして明神、上高地へ。各区間競争の態となる。

日頃亀のBabさんもえらい張り切っていた。
温泉に浸かってバスで帰阪。

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横尾での一服?

(涸沢5:40~7:35横尾~8:30徳沢~9:20明神~10:20上高地BT)

合宿一口感想
O島 :今回、初めての涸沢デビューで皆との話に参加出来る様になれて、良かったです。
当然初めてのルートにも、感激!

Mat井:久しぶりにぽっぽの山行に参加でき、緊張しましたが、私にとってはとても良い経験になりました。
私自信、皆さんに足をひっぱって迷惑かけないだろうかと何度もやめようかと思いましたが、
みんな優しくて感謝しています。

次からは安心してもらえるように、もっとトレーニングをしていきたいと思いました。
ありがとうございました。

Kitz:ぽっぽ会だから出来る大人数での山行は、とても楽しかったです。
まとめ役は大変だったでしょうが、
また冬山合宿も出来ればいいなと思いました。

NanohaBab:入山日も下山日もザーザーの雨。
でも誰かの、夏合宿を成功させたい!の思いが伝わったのか北穂東稜は白いガスの中、前穂北尾根はスカイブルーの中みんなで登れた!よかった。
全員がひとつのルートを目指していっしょに登るのもいいもんですね。楽しかったです。

Ko寺さん、Grampsさん、全体のこと、パーティーのこと、いろいろお疲れ様でした。

Kit川:予定通りの山行ができ、また皆さんと合流もできて、とても充実して楽しい合宿でした。
念願の、前穂北尾根に、行くことができて本当にうれしかったです。

でも、積雪期に、自分の力で行きたいなと思っていたのですが、それはまだ無理だなと思いました。
それと、本当に歩けなくなったなーと、痛感しました。

体力もそうですが、下りが・・・。
つい、岩登りばかり練習してしまいますが、歩くほうの練習をもっとします

Tomy:当日天候も不安定でどうなるかと思った北穂東稜に行くことができ、
前穂北尾根へも心配していた待ち時間もなく順調に登れ本当に良かったです。

岩稜でのロープなしでの登りや浮石、落石にひやひやしたりと神経がすり減る思いもしましたがバリエーションルートを楽しむことができました。

合宿に参加されたそれぞれのパーティに道中出会ったり、
涸沢ベースでの宴会も例会と思われるほどの顔振れが揃い、それぞれの山行報告もいろいろあり、とても楽しい時間でした。

今回の穂高は初めてでしたが、また他のルートにも登ってみたいとますます思いました。
腰痛に悩まされ一時はだめかと思った夏山合宿に参加できて本当によかったです。

「一秒も寝てない!」とお騒がせしてすみませんでした。

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帰りのバス車内

Fur地: 本当に楽しい4日間でした。
穂高は一般ルートでは行ったことがありましたが、北穂東稜、奥又白は初めてでしたので、またひと味違う穂高を楽しめて良かったです。

惜しむらくは北穂東稜でガスがかかって何も見えなかったこと。
スカッと晴れていたらさぞかし気持ち良かったことでしょう。

そして北条=新村ルート。これは心残りです。
間違えて入った沢がそこらじゅう落石だらけで気色悪く、
少しでも早く脱出したかったので初めは無事に戻れて良かったという気持ちでいっぱいでしたが、

気持ちが落ち着いてくると段々くやしくなってきて、奥又白から見上げた4峰の岩壁がとても良かっただけに残念です。

それでも得る物はとても多く、いい勉強になりました。
Ko寺リーダーありがとうございました。

そしてGramps会長を始め参加の皆さん、たいへんお世話になりました。
次は冬合宿はどうでしょうか。

Yohkoちゃん:「寒くて暑く、楽しくてきびしいとても有意義な山行でした。

Fuj原:最終日の北穂高岳東稜歩行も楽しくて、お天気に恵まれたおかげで穂高の景色を堪能してきました。

今回は、ぽっぽの温かい空気に包まれてとても楽しませていただきました。ありがとうございます。
緊張して臨んだ屏風岩は、情けないほどに登れず、
体力もなくでボロボロの結果でしたが、それでも、本チャン登攀は楽しいなぁと感じて帰ってきました。

基本に返ってまずはボッカで体力作りに励みます。
有意義で貴重な山行を与えてくださった大阪ぽっぽ会、登攀のアドバイス、精神面のフォローをして導いてくださった、Ok田リーダーに感謝します。

以上
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