大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

紅葉の香落渓 小太郎岩

ライオンの鼻~五段ハングルート 

期日:1997.10.26
参加者:NanohaBab、O橋、Banchan、N田、Gramps(ぽっぽ会)

8年前にぽっぽ会のメンバー数名で来た事があったが、どのように登ったのか覚えていない。ただ、ライオンの鼻のハングでM君が2時間ほどぶら下がったまま動けなくなっていたのは憶えていた。

前夜(25日)22:00取り付き下の広場に到着。奈良と三重の県境に位置する青蓮寺川沿いの谷間のこのキャンプサイトは真暗闇。星がきれいに輝いている。この夏の甲斐駒ケ岳の8合目キャンプサイトの夜を皆思い出していた。小宴会を済ませて0時30分に就寝。

10月26日(日):
6時起床。テントを撤収し、登攀具をそれぞれ付けて取り付きに向かう。
基部に辿り着いたが、ルートは今少し左よりのようなので移動してみると、ルートらしいところを発見。
クッシーボルト(クッシーとはHh山の会のK氏のことらしい)。らしきものも見える。

1P目:8:15、人工にて登攀開始。ボルトの間隔も短くアブミの掛け替えのみ。左隣のルートをNanohaBabさんがリードし始めた。

10mも登ったら、樹林の高さより上に出た。青蓮寺川やそれに沿って走っている道路がもう遙下の方に見える。
対岸の山の木々も紅葉しており素晴らしい。気持のよいクライミングが楽しめる。約30m1ピッチで下部岩壁終了。

隣のルートの方が難しそうだ。ここからは、踏み跡をたどって右へ20m程トラバースしたら、上にライオンの鼻ハングと五段ハングが見える。ここが「ライオンの鼻」の取り付きである。
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1P目:10m程のフリールート。途中イバラに悩まされながらハング下へ。ここでビレー。(トップGramps、セカンドO橋、ラストBanchan)

2P目:いよいよこのルート名であるライオンハング。以前来たときよりボルトの腐食が進んでいるように感じられる。
十分ボルトを確認しながら慎重に登る。3段ハングの途中で写真を撮ってもらったりしながら楽しく登る。
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ハングを抜け1.5mほど上がって2m右にトラバース。小さなスタンスでビレー。
O橋さん、Banchan共に順調に登って来ている。

天気も良くまた寒くもない良いコンディションである。ビレーしていても全く気持が良い。
遙したの川沿いの道路からは、ハイカーやらドライビングの人が車を止めて壁にへばりついている我われを眺めている。ちょっとした満足感を覚える(自己満足?)。

このビレーポイントは1人立つのがやっとのため、Banchanに1m下で待機してもらい、O橋さんとビレーを代わり次のピッチに進む。
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後続のNab、N田パーティーの状況はハングの下のため分からない。
とにかくビレーポイントが狭いため大声でゆっくり登ってもらうように伝える。
ライオンハングを登って来たO橋さんの一言「あぁしんどかった。次の5段ハングはどんなんかな・・・? 登れるかなあ?」「大丈夫。今度は足が奥の壁に着くから」と返事。

Banchan・・・雪彦山のハングで2時間もブラブラ状態であった。
今回このハングで再びブラブラしたらアルパインをやめると公言。

その雪彦事件以来、特訓した甲斐あって今回はハングも何のその楽々登って来た。さすがイレブンクライマーに成長した万ちゃん!

3P目:五段ハング目指してフェースの人工。少し登って下を見たら、後続パーティーのBabさんはもうライオンハングの鼻を乗り越えてN田さんのビレーに掛かっている。

 このフェースのボルトも腐蝕が進行していて悪い。10mくらい登って五段ハングの基部に到着。
ハングの壁にある最初のボルトは首部がやせ細っていてとてもアブミを掛けられる状態ではない。

そのボルトの70cmほど左に別のボルトがあったのでそれに掛けて何とかスタートする。
このピッチのボルトはより腐食が進んでいるようだ。

アブミに乗ったらボルトのリングが切れるのではの思いは心臓に悪い。4段目のハングがこの五段ハングの核心部とおもわれる。

そのひさしのボルトのリングがなくなっており、3mmの残置シュリングが掛けてあったがとてもそれに乗る気にはなれず新しいシュリングに掛け替えて何とかアブミに乗り込む。
それにしても高度感抜群の上に空中に放り出されたような形での人工登攀はボルトがしっかりしておれば最高の気分になれるのになあと思いつつ最後の乗越しをクリアー。

ここから7~8m、60°位の傾斜の壁をフリーをまじえて終了点へ。終了点の手前は手がかりがなくビビリながら登る。

終了点の大木でO橋さん、Banchanを確保(12:08)。
13:10 O橋、Banちゃんが到着。

O橋さんの到着第一声「Grampsさんのうそつき。何が前のピッチより易しいねん、うそつき」。「易しいゆうてーへん、足が壁につくと言っただけや」。

 万ちゃんはとにかくこのルートを完璧にクリアーして自信を回復したようだ。

後続パーティーの様子を見るためにO橋さんにビレーをしてもらいクライムダウン(オーバーハングしているために終了点からは姿も見えず、声も届かないため)。

トップのBabさんが丁度後2m程でハングを乗り越すところであった。「がんば!」と声を掛けて終了点に戻って待つことにする。

 13:50 ハングよりBabさんが顔を出してやがて我われのいる終了点へ。

到着するや否や「Grampsさんたちはミズクサーイ!我われパーティーを残してさっさと懸垂下降で下りようとしていたんでしょう!」「違う、ちがう。そんなことしませんよねえ!」とO橋さん。

 「じゃあ、そろそろ懸垂下降の準備でもしましょうか?」「あっ!クッシーのカラビナ!」「彼らはここから懸垂下降をしたのかなあ?」われわれもこのカラビナを借りて残置シュリンゲの沢山残っているところから下りることにする。クッシー有難う。 

 15:30 オールラストのN田さん、まだハングから顔が出てこない。

「どうしたんだろう?」今年の中級の3本指に入っているといわれているあのN田さんが大苦戦しているようだ。
16:00 ルートの横を懸垂して様子を見に行くと完全に腕がパンプしているとのこと。4段目のハングのシュリンゲ(Grampsが付け替えた)を回収してしまって、その部分を使わずに登ろうとしている。
これじゃ名人N田さんにしても、登れないでしょうね。

今日のところは誰しも一度は受ける洗礼と思って諦めてもらうことにして、そのままクライムダウン(ホンマにダウン、お疲れ様)する。16:40(上部岩壁基部に)到着。

 その後もう一回の懸垂下降で樹林帯へ。17:30 ベースに全員無事帰還。

もう辺りは真っ暗。昨夜に続いて2回も素晴らしい星空を見ることができたとO橋さんがまたもや大感激。
思いがけない長い一日となった。急いで帰り支度をしながら、来週の連休は唐沢岳幕岩へで掛けるぞ・・・(実は腰痛になり行けなかった)。

 帰路はバンちゃんの運転で一路大阪へ。N田さん、アブミの次はプラブーツにアイゼンですよ。

 帰宅したらK寺君よりファックスが入っていた「雪彦組(Fj尾、K寺、Ym田、Hr川)無事下山」。

Oh見君は小太郎岩に来るというメッセージが入っていたが来ていなかった。
念のために連絡を入れてみたら気が変わってダイヤモンドトレールの縦走組に変更していた事がわかり一安心(ダイトレはOh見、I東あ、Kr田)。

楽しい一日であった。N田さんも楽しかったそうです。
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錫杖岳・白壁カンテ                      
                     大阪ぽっぽ会 Gramps

期間:1997.10.09夜~11


この年も記録を紛失。

今年の生徒さんはHi置さん。
二人で白壁カンテにトライしました。

ひどく風の強い日で、アブミも巻き上げられていました。

今(’09年)はNPになっているようですが、
当時はハーケン、ボルトがありました。

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両サイドが白壁カンテ組のHi置さんとGramps。      

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中の3人が1ルンゼ組のBab,Arachan,Hn多さん

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Ms井・Im立てパーティーと

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錫杖には関係ないですが、大阪城の掃除に参加しました。
天守閣のシャチと一緒に。


今回の修了山行は11日が雨になってしまい、10日しか登れず。
11日下山、帰阪して百丈河原に泊まり翌日の日曜日は烏帽子岩を登りました


今年で12年連続参加できました。