大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

正月合宿山行八ヶ岳 
         
期間:1994.12.28夜~1995.1.2

ぽっぽ入会以来始めての正月合宿。
それも新入会員2名も参加してできたことに感激。

約2ヶ月間のトレーニングを続け合宿に望んだのだが、
一部トレーニング不足の人もあったが、
それなりにクリアーできたように思える。

12月28日、29日:
大阪中郵前21:45→美濃戸口3:30 仮眠 7:45~行者小屋11:00

12月29日(晴れ):
阿弥陀岳北稜(Yu良・Eno本は、Gramps・Kuri・Eno本み)

起床3:00、出発6:40~阿弥陀北稜~山頂10:40~中岳~文三郎道~ベース13:00

北稜のジャンクションピーク手前より
ラッセル練習を兼ねて尾根に取り付く。

天気もよく気持の良いクライミングができた。
登るにつれて雲海の向こうに大きく富士も頭を出してくるのを見て感激。

核心部の2ピッチも全員難なくクリアーして山頂へ、
南稜を登ってくる予定の中級隊のO見、Ko寺両君に交信するも応答無し。
(スイッチを入れ忘れていたとか)。

山頂で記念写真を撮って、中岳、文三郎経由でベースへ、
途中赤岳の各ルートを頭に入れての下山。

12月30日(風雪):
大同心南稜(Gramps・Eno本み、Yu良・Yam本1号・Eno本は)

起床3:00~出発5:40~取り付き8:00~南稜~終了12:00~取り付き点13:30~鉱泉小屋14:30~ベース16:00

赤岳鉱泉までヘッドランプをつけて30分、
大同心稜の急登、しんどいから止めようかなと話ながらも足は上へ上へと向かう。

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取り付き。Yam本1号、Gramps

登るにつれてみぞれ交じりの雪。
取り付き点ではガスって大同心全体がはっきり見えない。

1P:昨夜の雪でホールドはすっきりしないが、
雪を払えばホールドが現れそんなに手間取らない。

上部でルートファインディングに手間取り、
後から登ってきたYu良君に偵察してもらい発見。

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Yu由君、Gramps

2P:トラバースが核心と思われる。
このトラバースは思い切りとロープ捌きを上手くすればなんとクリアー出きそう。

セカンドのみっちゃん例によってスロー&ステディーでクリアー。
後続パーティーにテープを残置してくる思いやりまで出している。

3P:登りかけたら、
ビレーやーのみっちゃん「右のほうが登りやすそうですよ」と、グッドアドバイス。

パートーナーとしてとても嬉しかった。
ビレーやーはこうでなくちゃと感激。

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3P目を登るGramps

4P:終了点までトラバース気味に登り終了。

この後、懸垂を2度して取り付きに戻る。
ガスと雪と風の中、鼻水は流れぱなし、

冬山登攀の醍醐味を少しは味わえたかな?
今朝息を切らして登ってきた大同心稜も下りはあっけないほど、

あっという間に赤岳鉱泉についてしまう。

ここで、明日用事のある初ちゃんと別れ、
行者小屋に向かう。

中山乗っ越しのしんどかったこと。疲れました。
でも、今日は冬山登攀初めての4人と完登でき大いに自己満足しています。

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無事帰還。

夕食はつみれ鍋、
年越し蕎麦は家の冷蔵庫に置き忘れた為食べられず残念でした。

1月1日:曇り、風強し:
赤岳ショルダー右
牧師・Yam本1号、Gramps・Mor田・Kuri、Hi口・Yu良

起床4時、出発7時~取り付き9時~終了15時

文三郎道から取り付き点までのトラバースに結構時間を要す。

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Yu良、Hachan、Michan、Gramps

1P:牧師パーティーに続いて登る。
取り付き点で既に手先、足先が冷たくなる。

Yu良君「こんな寒いの、いやっ!」とぼやいている。
2m程登った乗っ越しが難しい。

体が振られて適当なホールドがないのだ。
こんな場合、先ず、手当たり次第雪を払いのける。

ピッケルでホールド作りをして、フリークライミングの要領で登ると比較的楽に登れる
(フリークライミングもアルパインのために重要なトレーニングだと思う。

注この当時はこのようなことは余り考えられていなかった)。

1P目終了地点で左手指先が冷たさの為激痛。

2P:凹状を直登して雪壁から雪稜へ。

3P:細かいフェース(ランニングビレーポイント無し)を恐る恐る登り再び凹状を登って雪稜に。

4P:岩稜を登って、凹状部を廻りこみビレー。

5P:大岩の右をトラバースして雪稜、3級位の岩壁前でビレー。

6P:3級程度の壁を登ってエッジ状雪稜を通過後、再び岩稜を登ってビレー

7P:8P:9P:雪稜、岩稜を登り終了。

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Gramps,Kuri、Yu良、Michan、Hachan

頂上小屋でマイナス20度C。

風速10~15m位か。体感温度はマイナス30~35℃か?とにかく寒かった。

何人かが凍傷気味になり、顔に、指先に冬山の勲章を授けられた。
帰りに望天小屋で食べたうどん(@600)が非常にうまかった。

1月2日:快晴:
起床5:30出発10:30~美濃戸12:30→京都22:15

Hi口さん、Kuriさん、Ara下さんは残って縦走に出かける。
残り8名は下山。

出発に手間取った為途中の南沢大滝でのアイスクライミングは割愛。
今回の冬山合宿、I東さんが都合悪くなり参加できなかったのは残念である。

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Yu良、Kuri(新人)、Mie(新人)、Gramps、牧師、O島

12名の参加により楽しく過ご巣事ができた。
今後もこの輪を少しでも大きくして、
オールラウンドの会になっていけばと思っています。

反省事項:
1) コール方法:声、笛、ロープ使用のトップとラストの連絡方法の徹底

2) ダブルアックス:事前に一度でもトライしておくべきであった。
  初日にやろうと思えばできた。

3) 空中脱出:ハングでの墜落後のためのユマーリングの訓練不足。

4) セカンドの役目:スピーディーに登るためのセカンドの役目何かの徹底

5) 本ちゃん前の練習:パートナーとなるもの同士の模擬練習不足。

6) 寒冷時のライト:外部に出た電池ボックスでは零下の状態ではアルカリでも30分くらいしか電池が持たない。
              リチウム電池か、セパレート型のものを使用する。

以上

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