大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

穂高岳屏風岩雲稜ルート


期間:1990.6.22夕~6.24      大阪ぽっぽ会 Gramps
参加者:I原、M崎、牧師、Gramps

6月22日(金):
新大阪17:44→京都18:1→松本21:15→taxi→上高地22:40~徳沢0:15

梅雨時の天気の良い土日を狙っての屏風行きを計画。
幸いなことに23,24両日が行けそうなので早速実行に移す。

今回は夜行便を避けて夕方出発してその日の中に行ける所まで行くことにする。
明神で着替えをデポして徳沢で仮眠。

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屏風岩に渡る梓川の河原

6月23日(土):
徳沢4:30起床、5:10出発~横尾5:50、6:30~岩小舎前7:30~T4尾根取り付き9:00~雲稜ルート取り付き10:15~登攀終了16:25、16:40~屏風の頭17:40、17:55~最低コル18:30~奥又白との出会い19:40~徳沢20:40就寝23:00

朝食は少し歩いて横尾で取る。
OWCCのA木パーティーのテントがあったが既に出発した後である。

岩小舎までに一回渡渉。
水量が多そう小舎前で渡渉点探しに1時間掛かってしまった。

結局ザイルを出して渡渉することにする。
いつものことだが、雪解け水は死ぬほど冷たい。

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屏風岩スラブ

T4尾根取り付きで東壁ルンゼルートに行くM崎・I原パーティーと分かれT4尾根に取り付く。
雪渓の雪の量が多く取り付き点探しに手間取ったが適当なところから登りはじめる。

2P目:牧師:ハング越えは先回韓国パーティーが登った右のほうが登り易そう。

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3P目:Gramps:そのまま40m一杯伸ばしてビレー。

雲稜ルート:

1P目をトップで登ろうとしたら牧師よりクレーム。
どちらでも良かったので彼にトップを交替する。

1P目:牧師:ジェードル。
しょっぱななのでちょっとぎこちない。上部のワンポイントがフリーでは難しい。

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1ピッチ目をフォローするGramps

2P目:Gramps:ハング越え。
牧師くんのあぶみを借りてハング地点に。
ハングそのものはそんなに難しくなかった。フリーでも十分いける。

3P目:牧師:このピッチはピナクルが2つある。
最初のピナクルを過ぎたところが難しい。
牧師くんよく登った。(扇岩テラス)

4P目:Gram:中ほどまで人工。
まともにリングの付いているボルトは1~2個。

少し左にペツルボルトが2~3個あるのでそれも利用する。
後はシュリンゲをつけて登る。

人工が終わって終了点までのフリーは確かな「登っている」と感じる快適な登りである。

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4ピッチ目のリード

M崎・I原パーティーと交信ができた。
下部岩壁の中央壁を登っているようでルンゼルートではないみたい。

5P目:牧師:右へ厳しいトラバースのところ。
牧師くんよくやったもんだ。

このピッチは5.9くらいのを直登してから右へトラバースするのが正しいようだ。
ビレーポイントから直ぐに右へトラバース場合は1mくらい下をトラバースすると案外楽に行けそうである。

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6P目:Gram:ここからはルンゼを登る。
トポには快適なフリーが楽しめると書いてあるが2人でこれが快適な?
と言いながら登りはじめると5mほど登るとまさに快適なフリークライミングが楽しめた。

一部濡れていたところはA0を使い40m一杯伸ばしビレー。

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7P目:牧師:引き続きルンゼを40m一杯伸ばす。

8P目:Gram:ハング上を乗り越し、
びしょびしょに濡れた脆いルンゼを40m一杯伸ばして確保。

ピンがないので慎重を要す。
牧師くんが登って来て大テラスで終了。大休止。

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ここから150m程登って屏風尾根に抜ける。
まだあまり登られていないためか砂が被っており滑りそう。

バランスのよい牧師くん上手くトラバースしながら登っていく。
一ヶ所、恐くてザイルを出してもらう。

尾根から屏風の頭までの遠く感じられたこと。

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槍ヶ岳が見えるかな?

コルからは涸沢側に廻り込んで横尾に行く予定であったが
パノラマコースを経て徳沢に下りることにする。

パノラマコースの最後の雪渓を渡ったところで道が分からなくなり探すのに苦労する。

やっとたどり着いた徳沢園では鎌田先輩(元ぽっぽ)のお友達の森下さんにお世話になる。
1日15時間半の行動でした。

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6月24日(日):
起床6:00出発8:00~横尾9:00、16:00~徳沢~上高地~松本18:02→大阪22:00

6時起床。M崎・I原パーティーにコールするも交信できず。
横尾にいるA木パーティーより応答が入る。

山菜で飲もうということになり横尾に向かう。
7時再度M崎・I原pにコールしたら東稜4P目登攀中のこと。

「気をつけて登るよう」に伝える。

横尾ではA木、A下(あーちゃんの旦那になった人)が山菜天ぷら始めいろんなものを作ってくれる。

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横尾からみた屏風岩

よく考えてみたら朝食も食べずにビールばかりを飲んでいた。
山菜料理は美味しかった。

飲み飽きて30分ほど昼寝。そして2人を迎えに行く。
6月で人も少ないせいかサルの群れ、
小牛ほどもある大きなカモシカ、ウサギそれに犬みたいな動物に出会う。

渡渉地点ではI原くんが裸になってM崎さんを確保していた。
M崎さん渡渉中にひっくり返って泳いでしまったとか。

とにかく全員無事下山できなによりでした。
これも6月というのに天候に恵まれたおかげでしょう。

以上
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