大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

奥美濃シリーズ 金糞岳  

期間:1987.2.27~3.1          大阪ぽっぽ会 Gramps
参加者:Hr井、Gramps

2月28日
大雪になったため、当初予定の奥美濃北部の美濃俣岳の縦走を中止して金糞岳にする。span> 

長浜は雪が降り続いている。高山からのバスは雪で遅れているようだ。長浜を50分遅れで出発。
高山から二俣分かれ少し手前までは除雪されていたが、そこから先は一昨日から降ったままの状態である。

ワカンを付けての出発。出始めは膝くらいまでのラッセル。これでは取り付き点までが本日の行動の限界か?
進むにつれて腰までのラッセルが度々出てくる。100歩~200歩でラッセルを交替しながら進む。取り付き点に15:30着。

 ここで今日は幕営して明日、万一天気になれば行ける所まで進むことにして空身で登り口までトレースをつけに行く。
16:00頃より急に青空が広がり、今までの天気が嘘のようだ。日の当たった雪山は明るく全く美しい。
だが、この晴天を明日も約束してくれるとは万が一にも無いだろう。

自宅5:20→山崎6:52→長浜7:40、8:30→高山9:30~登山口15:30就寝19:00

3月1日
起きて外を見る。やはりだめ。湿った雪が間断なく降り続いている。明るくなったら諦めて帰る事にする。
昨日のトレースはまだ残っている。下りと残っているトレースのお蔭で、帰りは早い。往き6時間のところ、2時間で帰れた。

 今回は、天候、雪の状態が悪いことを承知で行ける所まで行くと決めてかかったが、少ししか進めず残念である。だが、ラッセル練習になったと思って慰める。

起床4:30、出発7:00~高山9:30、9:50→長浜10:55、→高槻12:30
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不動岩&妙号岩

1)1987.02.15:不動岩 参加者:ぽっぽ会員
2)1987.02.21:妙号岩 参加者:MS山(独歩)


1)昨年12月5日以来、
勿論今年最初の岩登りである。

今日はぽっぽの方たちと登る
(当時は他山岳会に所属し、ぽっぽ会友になっていたかも)。

彼らのアイゼンワークのため、
易しいルートばかりを登る。

自分自身も久しぶりだったので丁度よかった。
が終わってみたら少々物足りなかった。

2)
 1本目:セカンド:前壁左ルート。傾斜は緩いが苦手なタイプの岩質である。
 
 2本目:セカンド:前壁右ハングルート。ハングでA0をしてしまった。フリーで登らにゃだめ。
 
 3本目:トップ:中壁右ハングルート。難しいところなし。
 
 4本目:トップ:中壁中ルート。中段のスラブをA0で登る。
 
 5本目:トップ:前壁右ハングルート。ハングの左側乗越はできたが、その次が届かず右へトラバースして登る。

明日、ぽっぽの連中が来ることになっていたので、
泊まって一緒に登る予定であったが、

MS山君が食料を全部猿にとられてしまったことと、
ここへ来る途中に怪我をした膝が痛み出したので、帰ることにする。

菊水山駅下車最初のトンネルので道路用トンネル掘削中に引っ掛かり通行止めにあったが、
交渉して何とか通してもらうことができた。


奥美濃シリーズ 横山岳~土蔵岳   

日程:1987.2.7~2.8            
参加者:Hr井さん、Tk柳さん、Ak松さん、Gramps。

2月7日曇り時々晴れ一時雪
北陸線・木本より国鉄バスで30分杉野下車。
雪が少ない為、予定のダダボシ尾根から三高尾根コースに変更して、エコチ谷を登って鳥越峠へ出ることにする。

杉野の民家を通り抜けて林道沿いに進む。前方にはこれから目指す三高尾根とその向こうには横山岳の雄姿が見える。
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横山岳 Hr井、Tk柳、Ak松

40分ほど轍のついた林道を歩くと越池橋である。ここで休憩を兼ねて服装を整えコエチ谷に入っていく。

20分ほどで右からの谷に出会う。ここで水を調達していよいよ鳥越峠への急登に取り掛かる。
雪が少ない為、思わぬ沢登を10分ほど強いられる。

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水流がなくなったころから、沢をトラバース気味に一気に峠まで登る。
雪が多ければ雪崩れの危険性のある傾斜である。鳥越峠には10:45に到着。
峠の向こうの菅並の村が良く見渡せる。

最低鞍部で鳥がここを越えて飛んだところからこの峠の名前がついたそうだ。

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休憩の後は三高尾根の登りである。例年ならばもっと雪も多いことだろうが、今年はいたるところにブッシュがでている。

いきなり急登であるが、とにかくはっきりした尾根を忠実に北に向かって登っていく。
高度を稼ぐにしたがって後方の山々が美しく見え出して来た。

登っているのだという実感が湧いてて来る。登り始めて3時間20分、横山岳の山頂へ到着。

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横山岳から国境稜線上の合流点

ついた瞬間に今まで何も見えなかった横山岳の向こう側が、ぱっと開け汗を拭くのも忘れるほどの景観である。
北に延びる国境稜線の先に三国岳、そして連々と続く山と尾根にしばし見とれる。
記念写真を撮り今日の幕営予定地・国境稜線との出合い付近に向けて出発。

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東峰より延びた尾根に入り込まないように注意しながら尾根伝いを進む。何本も支尾根が出ているため細心の注意が要る。

16時頃より急に風が出始め細かい雪も降り始め、左の頬を激しく打つ。
17時現在地を確認して950m地点で幕営とする。

今夜の献立はシチュー。とても美味しかった。とにかく今日は疲れました。

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天気予報では明日は全国的に晴れとのこと。谷を渡る風の音が良く聞こえるが、何故かこの尾根上は無風状態の快適な居心地である。

20時就寝、0時30分に目覚める。その後何回か目覚めたが、3時半に起きてしまう。

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自宅6:25→山崎6:52→木本8:02、8:20→杉野8:55~越池橋(取り付き点)9:40~鳥越峠10:45、11:00~横山岳14:20~幕営地(950m地点)17:00

2月8日
テントから顔を出したTk柳さん「東半分は星ガ出ている」と、今日の天気は保証されているようだ。
朝食は持ち入りラーメン。人のことは余り言えないが、Hr井さんも実に良く食べる。

やはりあのくらい食べないとラッセルのガッツが出ないのかな。食事が終わってもまだ外は暗い。
明るくなるのを待って6:30に出発。出発地点よりどんどん下って今度は合流点まできつい登り。

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土蔵岳     Hr井、Gramps

若いAk松君のワカンの調子が良くない。吊り上げ紐が少し長いようだ。鞍部に着いた所で東の空から丁度ご来光を仰ぐ。急いでシャッターを切る。1時間くらいで合流点に着く。

 これから向かう1029m地点のピークへの尾根がはっきり見える。ピークへはその前に一回急降下して登り返さなければならない。

下りきった所で一休みする。ここからなだらかな比較的広い尾根を進んで最後の急登を登りきったところが1029mのピークである。


 このピークより進路を南よりに取り1065mのピークを目指す。痩せた雪稜を通過し、1065mピークを過ぎたあたりで先頭のHr井さんから「右への尾根が無かったか?」と問われたが「無かった」と返事したもののちょっと気になり地図と見比べると東へ進みすぎているようなので、前進ストップのコールをして、地形確認の結果、方向違いと判断して南に進む尾根探しに入る。

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土蔵岳    Ak松、Tk柳

とりあえず右折点に赤布をつけて土蔵岳だろうと思われるコルに向かって下る。

土蔵岳一つ手前の見晴らしの良いピークで休憩。昨日登った横山岳をバックに写真を撮ったり、東に聳えるソ麦岳に今年の夏に行こうかとか・・・陽春の日の下にいる錯覚を覚えるほど温かい。

大休止後、ワンピッチで土蔵山頂に。展望のきかない頂上であるが、ヤッタ!という感激がこみ上げてくる。

15分休憩後、下山にかかる。西南に150m下って、再び90m登って937mピークで東南に向きを変え、またまた下り、登り返して、下って最低鞍部より国境稜線と別れる。

今度は谷を下り始め、沢に到着したところは4m程の崖になっている。地図によれば林道は沢を越えた向こう側になっている。

Hr井さんがいきなり飛び降りたのにはびっくりした。

沢を渡ってからは、後はどんどん林道を下るのみ。途中廃虚となった鉱山会社の社宅が数棟建っていた。靴の中は腐れ雪でぐしょぐしょ。金居原のバス停には16時15分に到着。

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遠くにソムギ岳を望む

16:35分のバスに間にあった。遅れたら次のバスまで2時間待たねばならない。よかった!孫を背負った人の良さそうなおじいちゃんが「どこの山に登ったんや?ご苦労さんだね!」と登っても何の得にもならないのにといった顔で聞いてきた。

こちらも心得たもので「ほんまやね!」と答える。

今回はラッキーというかバスから国鉄に乗り換える時も米原で乗り換えるときも殆ど待たずに次に乗れた。ということで19:30分には帰宅できた。

起床3:30出発6:30~国境稜線合流点7:35~土蔵岳11:30、11:45~最低鞍部14:00~金居原16:15、16:35→木本17:10、17:19→高槻19:00