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大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

     中ア・駒ケ岳~空木岳  縦走

期間:1985.07.26夜~07.29
参加者:山ちゃん、Gramps
山行形態:テント縦走

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千丈敷カールの山ちゃん(バックは宝剣岳)

7月26日27日:
自宅23:00→しらび平3:00→千畳敷8:10~浄土乗越8:45~伊那前岳9:04、9:15~浄土乗越9:25~宝剣9:40、10:05~宝剣山荘10:08、10:30~中岳10:45~キャンプサイト10:55、11:30~駒ケ岳11:43、12:20~キャンプサイト12:35

快晴。
千畳敷カールは高山植物の花の数ほど観光客の賑わい振りである。

浄土乗越へは数珠繋ぎでジグザグの登山路を登っている。
登山姿以外にスカート姿、ヒールを履いた人、老若男女でいっぱいの人、ひとである。

ケーブルで簡単に来れるので完全に観光化している。
ロープウェーの人の話では今日(土)、明日(日)それぞれ4000人を見込んでいるとか。
(後でお聞きしたら実績は各日5000人来たそうだ)

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ロープウェーの駅長さんと

カールにはミヤマキンポウゲが今は盛りとばかりに黄色い花を咲き乱れている。
黄色い花、緑。それに群青色の空とのコントラストは別天地に来ているようだ。

その真っ只中を浄土乗越へと歩を進める。
35分で乗越に到着。

ここにザックを置いて伊那前岳を往復する。
前岳からのパノラマは素晴らしい。

北アルプスの槍ヶ岳、穂高連峰、八ヶ岳連峰、秩父連山、南アルプス連峰、富士山、
近くの宝剣岳から続く空木岳。

南駒と素晴らしい展望。
やはり天気が良いという事は気分もこんなにも良いものなんだ。

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伊那前岳にて

乗越に戻り今度は宝剣山荘脇を通って宝剣岳に向う。
岩の宝剣。山頂は大きな岩で出来ている。

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宝剣岳の登り

写真を撮ったり今登ってきた前岳、
そしてその先の山々の遠望を楽しんだ後は、再び宝剣山荘の前に帰ってくる。

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宝剣岳山頂にて

本日の朝食分のおにぎりを間違って3人分作ってしまった。
もったいないので1人前は通り過ぎる人に声を掛けて食べれもらう。

ここからは天狗荘の前を通り中岳へ。
山頂には立派な祠がある。

これからの山行の無事を祈って駒とのコルに下りる。
コルの少し東側にキャンプサイトがあるがまだ11時前である。

設営をして空身で駒ケ岳に登ってくる。
山頂まで40分。360度の展望を楽しむ。

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木曽駒ケ岳山頂にて

キャンプサイトへは12時35分帰着。
あれほど良かった天気もガスが出始める。

15時夕食にかかり17時には就寝。目が覚めたら未だ21時。
外は乳白色のガスで何も見えない。
明日の天気が気がかりであるがいつの間にかまた寝入った。

7月28日(日)
キャンプサイト2:45~中岳3:00~宝剣岳3:30~遭難碑9:35~濁沢大峰6:05~檜尾岳6:50~熊沢岳8:15~東側岳9:55、10:06~木曽殿山荘10:35、11:00~空木岳12:35、13:00~空木避難小屋14:40

早く寝たせいか、否山に来るといつも早く起きてしまう。
今朝も1時に起きてしまった。

パートナーには悪いが朝食の用意にかかる。
出来上がったところで起こして外に出てみると、ガスもすっかり無くなって満天の星空。

さむ~い!慌ててテントに潜り込み朝食を食べる。
周りのテントでもぼちぼち動き始める。

2時45分出発。
ヘッドランプの光りを頼りに昨日通った道を中岳、宝剣岳へと進む。

宝剣には誰もいない。
日の出までにはまだまだ時間があるので当たり前か?

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宝剣岳を登るGramps

ここからは岩稜を下りたり、小ピークを登ったりしながら進んでいく。
4時頃になると東の空が明るくなり始める。

ご来光を迎えるために岩稜のピークで20分ほど待ってみるも出てこない。
4時10分くらいが日の出と思っていたが間違いのようだ。

ご来光の見える場所を探しながら前進してみる。
三の沢岳分岐でも未だ上ってこない。

広い尾根の西側を足早に進んで島田娘の頭でやっと日の出を見ることが出来た。

4時50分丁度。
それまで静かに動かずにじっとしていた目の前の雲の海が、日の出と共に微かに動き始める。

赤く染まった影を作った雲海に斜めから射す光りの線。
写真ではこの一瞬の素晴らしい景色は写し出せない。

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山ちゃんと雲海

ここからは右に三の沢岳、右後ろにはモルゲンロートに輝いた御岳。
左に南アルプスの影絵的な連山を見ながらの雲上散歩である。

濁沢大峰を越えてコルに下り、
ここから3~4回小ピークを越え檜尾岳へ。

何故かここは寒い。
3人パーティーに出会う。

彼らは昨日ここの沢を詰めて避難小屋に泊まって今日は越百まで歩いて下山するとのこと。

15分ほど休憩して出発。
稜線上のアップダウンを繰り返して進む。

この辺りからパートナーの足が遅くなり始める。
登りはそうでもないが、下りが辛そう。

足が「つった」のである。ファイトの持ち主。
何とか頑張って歩く。

申し訳ない。自分も経験がある。
どんなに辛いことか。そのときになってみないと辛さは分からない。

熊沢岳には8時15分着。
大きな岩が10ケほどある。

ここでも南から来た3人パーティーに会う。
情報交換をして別れる。20分ほどの小ピークのアップダウンで東川岳に到着。

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東川岳のGramps

ここで写真を撮ろうとしたが何故かフィルムが巻けなくなってしまった。
残念だがここからは写真が撮れなくなってしまう。

東川岳から空木岳へは天狗の大下りのように谷底へ下りるようにして、
そこから再び登り返さなくてはならない。

東川岳から木曽殿越の鞍部まで標高差160mを直降する。
コルから見上げるといかに急かびっくりする。

また南側のこれから登ろうとする空木岳へもうんざりするほど長い登りに見える。
標高差350mの直登である。

木曽殿越小屋で30分ほど休憩して空木岳への直登の出発である。
出来るだけゆっくり登る。時間が経てば頂上へ着くのである。

のんびり登るだけである。
途中に岩稜地帯もあり登りの単調さを救ってくれている。

1時間30分程で空木岳山頂に到着。
今回の最終目的地に着いた。

靴を脱いで素足になり大岩に寝そべる。
気持ちが良い。

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山ちゃん

ささすがに前駒といわれるだけあって雄大である。
駒ヶ岳の賑わいに比べ静かでのどかである。

30分休憩して避難小屋に下る。
途中ヒュッテでビールを飲んで進むも山頂から見た小屋までの距離が歩いてみると思ったより長い。

小屋の着いたのは14:40分。
休憩後食事をして18:00就寝。

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千丈敷カールと宝剣岳

7月29日:
避難小屋4:10~大地獄6:30~マセナギ7:15~池山小屋8:10~三本木地蔵9:40~駒ヶ根グランドホテル前10:10→バス→しらび平

前日後半より山田さんが足を痛めている。
本日は下りのみなので苦痛を相当覚悟してもらわなければならない。

時間が相当かかりそうなので、早朝に出発する。

総体的に下りであるが途中3~4箇所崩壊地点やちょっとした岩稜帯(大地獄)が変化を与えてくれるが、
総じてだらだらした尾根である。

それにしても相棒は良く頑張ってくれた。
ありがとうございました。

駒ヶ根で風呂に入り今回の縦走も無事終る。
避難小屋~ホテル前5時間40分(ガイドブックのコースタイム3時間20分)



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