大阪ぽっぽ会 会員・ Grampsの山行

岩登り、縦走を中心に春夏秋冬楽しんでいます。

春山山行(鹿島槍ヶ岳東尾根、白馬岳主稜)

2001.04.29(夜)~01.05.04
参加者:大阪ぽっぽ会 NanohaBab、Gramps

2015年の春、我が会で白馬主稜に何パーティも出かける。
まだ完全復帰できていない私は指をくわえていなくてはならない。
そこで古い記録を見て楽しんでみました。


以下はその時の記録です。

                          
今年の春山は一つの山を登って降りて、もう一つ登ろうと考えトライしてみました。
岩登りばかりしていると脚力が落ちていくような気がして(実は老化なのだ)縦走に燃えてみようてな気持ちで計画しました。
中級クラスの尾根を二つ楽しみながら登ってきました。

4/29:
急行ちくま21:40発の10分前に大阪駅ホームに辿り着いた。
いつも仕事の関係でぎりぎりに来るBabさんは見送りに来てくれた大橋さんと談笑中。
車内は学生さんの団体で少々うるさい。
例によって床寝台で寝て行く。

鹿島槍東尾根
4/30:
5時過ぎ信濃大町に。改札を出たところで声を掛けられる。
2年前の中級の生徒の北村君である。

会社の友達と赤岩尾根から鹿島槍へ行くということで大谷原までタクシーに同乗。
雨は相変わらず降っている。
昼から天候回復予報を期待しつつ行けるところまで登る事にする。

尾根の取り付きは赤布がありすぐに分かった。
Babさんが先行して登り始める。

雪は無い。ザレていて急登ではあるがゆっくり登っていくのでそんなに辛くは無い。
ショウジョウバカマやかたくりの花が所々に咲いていてほっとさせてくれる。

いつの間にか雪が現れ気分もだんだんと春山にしてくれる。
一の沢の頭手前で降りてくる2人パーティーに出会う。

昨日入山して今日は天候が悪いから下山するとか。
じゃあ我々は大丈夫なのか?日程に余裕のある我々は大丈夫なのだと言い聞かせて前進する。

二の沢の頭手前で又また下山してくる2人パーティーに遇う。
彼らは明日中に下山しなければならず彼らの力量では無理と判断しての下山。

「敗退」と言っていた。敗退という言葉は嫌いである。

山に登るのに勝ち負けは無いと思っているからである。
ついでにリベンジと言う言葉も良く使われているがこれも嫌いで使わない。 

 二の沢の頭で11:15分。昨日は4パーティー入山した模様である。
2パーティーは天候回復を待って出発したようだ。

今日は我々1パーティーのみである。
時間も十分あるためここで休憩してから少し進んで見ることにする。

雨もやみ天候は回復し出した。
第一岩峰手前では快晴になった。素晴らしい眺望だ。

正に至福の一時である。
岩登りも面白いが雪稜歩きも楽しい。

早速整地してツエルトを設営(13:30)。
いろんな飲み物を飲む。

テンバからの景色は素晴らしい。
遠くは安曇野も眺められる。

5/1:
3時起床。ツエルトから覗いてみたら満天の星。
5:30分出発。雪稜を5分程で第一岩峰に到着。

2~3級の岩稜を15m位登り少し右上して雪のルンゼに昨日のパーティーのトレースを15m程登ってビレー。
左にリッジらしきものを乗っ越して2~3級の岩稜を20m登って終了。

ここからは少々急な雪壁ではあるがステップがあるためロープを解いて慎重に進む。
第二岩峰手前の稜線は風がきつい。岩陰に隠れてビレー。

この岩峰の核心部は4級?その他は3級位の登攀か。
核心部はザックを背負ったまま乗っ越し、そのまま5m程上でビレー。

「荷揚げしますか?」「とにかくこのままで登ってみます」ということでやってみたら何とかクリアーできた。
天気もいいので「春山を満喫しよう!」ということとなり、大休止後ゆっくりと頂上に向う。

北峰でも30分休憩して360度の眺望に満足。

これから進む峰までは近くて遠そう、やはり1時間位かかった。

南峰から冷池山荘手前までは夏山のようで、雪が殆ど無い稜線歩きでした。
山荘からきた2人パーティーに出会う。
今日初めて人との出会いである。雷鳥を写真に撮ろうとしいるのを邪魔してしまった。

冷池山荘には12時過ぎに到着。
われわれ以外に客は誰もいない。
缶ビールとラーメンの美味かったこと。

下山ルートは赤岩尾根。
最初のトラーバースは雪崩に注意を払って大急ぎで渡る。

赤岩尾根を下るのは初めてである。
所々急な雪壁があって気が許せない。

ヘリコプターが何度も飛来してきてかなり長い時間ホバーリングしていた。
翌日大町で県警の人の話では雪庇を踏み抜き滑落したとか。
(元OWCC新下君の所属している東京岳人クラブの人らしい)。

とにかくいつものことだが下りはしんどい。
天気の良いのと、のんびりモードでスピードは落ちる一方。

山荘を出て3時間。西俣出合に無事到着。
今日は大谷原で幕営。

白馬岳主稜
5/2:
今日は白馬尻まで。バスで猿倉へ。
バスの乗客は3人のみ。

1番バスは10人ほど、2番バスは零人だったそうです。
1番バスの10人の中に大見・大橋さんも入っていたのでしょう。

12:30 猿倉を出発。
天候が怪しくなってきた。
大雪渓の端と思われるあたりではガスで周りは全く見えなくなってしまった。 

休憩がてら 雨具をつける。
すると上から下りてきた若い2人パーティーが親切にも「主稜に取り付くなら5~60m下ですよ」と言って尾根らしきところまで案内してくれる。

尾根を50m程登って見るもどうもこれは主稜じゃなさそうな気がする。
全く動物的勘でしかないが・・・

再び雪渓に戻って登りはじめる。
上から来たパーティーに同じ事を聞いたら「主稜の取り付きはもう少し上ですよ」とのこと。

果たして見つかりました。
この頃より雨も本格的に降り始める。

瞬時ガスが切れ白馬尻のテンバが見えた。
今日は予定通りここで幕営に決定。

雨の中のツエルト張りはめんどくさい。
こんな時テントは張りやすくいいなあと思いつつ設営。

5/3:
「天気は余りよさそうじゃない」を理由に中々起きない。

それでも7:30分ガスの中を出発。
昨日の雨は夜になって雪に変わっていた。積雪は7cm位。

5:30頃出発した1パーティーが8峰手前に見える。

Babさんのトレースを辿って登っていく。
既に新雪が雪崩れているところもあり、早く稜線上に出たいが尾根が広く稜らしきものは見当たらない。

余り気持ちは良くない。
所々大きく亀裂が入っているのも神経を昂ぶらせる。

ガスがかかってどこをどう登っているのかさっぱり分からない。
それでも8峰らしきところで休憩していたら単独行と2人パーティーが追いついてきた。

不思議なことにこの2パーティーはこれから我々を追い越すこともせずに最後までご一緒と相成った。

2人パーティーは主稜が終わったら鹿島東尾根に行くとか。
我々の反対コースを辿ることになる。
単独行の人は北海道の山をこよなく愛し歩いていたとか。

天気も次第に良くなり素晴らしい展望もと思うやガスが出たりして不安定な天気である。

いくつものナイフリッヂを越えて高度を稼いでいく。
時折雷鳥が雪面をトラバースすると雪崩る。

おさまるのをじっと待っては登る。
アップダウンが無くただただ登るといった感じである。

それでも尾根の形状が単調でないので飽きはこない。

12時just!大見君より無線コールあり。
知った人の声を聞いて何故か感激してしまった。

我々はⅣ峰あたり彼等はⅡ峰の登りに掛かっているとの事。
天候が今一であったため昼寝していたとか。
なぜかこの声を聞いた途端、自然に足が速くなってきた感じ。

ガスが完全に周囲を覆ってしまった。

Ⅰ峰の登りで順番待ちの大見・大橋パーティーに追いついた。
前のパーティーはザイルを出していたが我々はステップも切られておる為ダブルアックスで登る。

60mの急傾斜を登ったところが白馬の山頂だ。
最初に登った大見君が我々3人の登頂の瞬間を写真に収めてくれた。

山頂は風がきつい。
記念写真を撮ってそうそうに山小屋まで直行する。

我々の予定はここまで。先ずはビールで乾杯!

大見・大橋パーティーはこれから少しでも先に行くためにビールはお預け。

「風も強いし、時雨れているし」と訳のわからぬ理由をつけて小屋どまりとする。

5/4
快晴 昨日と打って変わって上天気今日は下山するだけ。
小屋を出た最終組となる。

荷物を置いて山頂まで登り返す。
昨日登って来た主稜が白く蛇行をしながら末端まで続いている。

すばらしい眺望だ。
もう既に動き出した人の列がずーと連なっている。

天気によってこんなにも入山者数が違うのか。
目で追っただけで40人は下らない。

それにしても今回の山行は恵まれていた。
2つの山頂では何れも快晴に恵まれ、すばらしい眺望ができた。
30分ほど山頂で過ごし下山にかかる。

大雪渓は登ってくる人、ひと又人である。
こちらは下るのみ何度も何度も休み、春山を堪能しながら猿倉へ。

往きは猿倉まで入ったバスが自家用車で道路を塞がれ二股までしか入れない。
東京みどり会の若い人たちとタクシーに相乗りして白馬駅に。

ロイヤルホテルで風呂に入り、駅前の2階のレストランでビールで乾杯。

雨,曇り,雪、晴れ全ての天候に遭遇した春山でした。
でもここという時には快晴で素晴らしい春山でした。

YMCC川原さんの鹿島槍東尾根の資料が大変役に立ちました。
ありがとうございました。

記録:
4/30:大谷原6:30→東尾根取り付き7:00 →一の沢10:15(20’休憩)→二の沢11:15(20’休憩)→第一岩峰手前 13:30
5/1 :第一岩峰手前5:35→第二岩峰終了7:30(50’休憩)→北峰9:15(30’休)→南峰10:40→冷池山荘12:05(50’ 休憩)→
    赤岩尾根(途中30’休憩)→西俣出合16:00→大谷原16:50


5/2:白馬11:30→猿倉12:30→白馬尻15:00
5/3:白馬尻7:30→主稜8峰8:40→白馬頂上14:40
5/4:白馬山荘8:15→山頂8:50→白馬山荘9:15→猿倉12:00
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     北ア・剣岳八つ峰Ⅵ峰Dフェース~剣岳本峰(その1)

剣沢BC~Dフェース富山大登攀~八つ峰上半~剣岳~剣沢BC縦走

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剣岳(左)と源次郎尾根(手前)、八つ峰(奥)

9日夜から13日まで牧師さん、TamTam君と3人で行く予定であったが、
9日夕方牧師さんが仕事の都合で行けなくなったため、
11日夜~14日で剣岳に行くMototoro・S.ArrowPにTamTam君と混ぜてもらう。

今回の課題は来年の夏のトレーニング。
具体的には以下の4点です。

1)八つ峰六峰Dフェース富山大ルートを登山靴で登る。
2)剣沢BC~Dフェース富山大を登り~八峰縦走~剣岳山頂~剣沢BCまでの完歩
3)往きの室堂~剣沢BCまでノンストップ。
4)帰りの剣沢BC~室堂までノンストップ。

8月11日:
19時南茨木出発。立山駐車場には12日0時に到着。設営後小宴会。1時就寝
8月12日:
4時半起床、5時にケーブルカーの予約を申し込みに行ったら、
始発6:40、切符発売は6時から。それでも既に10数名が列んでいた。

我々も列んで待つことにする。

蚊が出てきた。
そのうち左手薬指の付け根辺りが異常に痒くなってきた。

見るとぷちっと刺し穴がある。
これは蚊ではない。間もなくして、左手全体が痒くなってきた。

手の甲とひらがみるみる腫れてきた。

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こんなに腫れてしまいました。

駅員が富山市内の病院を紹介してくれた。
が行くとなると皆に迷惑がかかる。

幸いMototoroさんが塗り薬のステロイドを持っていたので、
お借りしてそれをつけて様子見をすることにする。

駅スタッフの方のお話では
この辺りには蚊以外に2種類の強烈な虫がいるので要注意のこと。

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室堂手前に駐機していたヘリコプター

室堂まで6時50分発の直通バスも出るようで、我々それに乗ることにする。
8時室堂に到着。

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室堂と立山三山

空は雲が出ている。
今日は剣沢までなので気が楽だが目標は冬用登山靴を履いて休憩無しで歩くことだ。

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これから剣沢に向けて出発。

雷鳥平で1本立てると言うmtotoroさんには悪いが、
休憩しないで我々は歩を進める。

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雷鳥平にて

だんだん晴れて来て今は快晴である。

雷鳥坂で1回3分休憩を取って、
剣御前小屋に到着。

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剣御前小舎前から見た剣岳方面

ここでは写真撮りと水飲みで2分休憩。

ここから剣沢までは下り。
下りは登山靴が小さいので指先が痛い。10:55に到着。

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剣沢キャンプサイト

ここまでほぼ休憩無しで来れ課題がクリアーできたたことに満足

ちょうど設営を終え一段落したころ、
Mototoroさんが約1時間遅れで到着。
ゆっくり来たので疲れていないとのことでした。

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剣沢キャンプサイトにて

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テントの中から

明日は午前3時出発の為暗いところを歩かなくてはならないので
剣沢小屋下まで念のため偵察に出かける。

帰りに小屋でビールを仕入れて、
テン場でのんびりと寛ぐ。

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ビールを飲みながら寛ぎのひと時

やっぱり晴れていると四周の景色がすばらしい。
明日は1時半起床、今夜は18時就寝。

記録:
立山6:50→直通バス→室堂8:02,25~雷鳥平9:06~御前小屋10:25~剣沢10:55,設営11:55.
北ア・剣岳八つ峰Ⅵ峰Dフェース~剣岳本峰(その2)

剣沢BC~Dフェース富山大登攀~八つ峰上半~剣岳~剣沢BC縦走

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雷鳥     Photo by TamTam
8月13日:
インナーとカバーだけでは寒い。
若い時は夏のアルプス縦走はカバーだけで行けたのになあ・・・

1時半起床、3時出発。
少し早く起き過ぎたか、出発までに時間が余った。

ヘッドランプを付けて昨日偵察した道を進み、
やがて剣沢雪渓へ。

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暗がりの中でのアイゼン装着

冬用登山靴にアイゼンを装着しての雪渓歩きは実に快適である。
今までは夏の雪渓歩きは軽量化でこのようにしたことはなかった。

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ヘッドランプをつけての雪渓歩き

歩き出して20分、Mototoroさんのアイゼンが靴に上手くフィットしてないのかすぐに外れてしまう。
2~3度繰り返してようやく馴染んだのか外れなくなった。

山行前に事前に試してきてほしかった。

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アイゼン調整中

長次郎出合から登りである。

前回は室堂からⅥ峰の前の熊の岩まで
全装備を付けての登りであったのでかなり厳しかったが、

今回は剣沢からだったのと担いでいる荷物も軽いので
BCからDフェースまでは休憩岩で5分休んだだけで楽に到着できた。

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長次郎雪渓の登り(S.Arrow・Mototoroパーティー)(長次郎谷出合~熊の岩のほぼ中間部にある休憩岩より)

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八峰・Ⅵ峰全景

今日のパーティー編成は、
TamuTam・Gramps、Mototoro・S.Arrowとし、我々が先行する。

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Dフェース基部での登攀準備
今年はシュルンドが3m位ありました

今日の課題は
1)登攀終了時間が10時前ならば
    八つ峰→剣本峰→別山尾根→剣沢とする

    (10時を過ぎたらⅤ・Ⅵのコル経由でBCに戻る)
2)昔のように冬用登山靴で登攀する。

で7時過ぎに登攀開始。
1P目:Grampsリード。登山靴での登攀はスメアーが上手くできないのでハンディーだが
慣れるにしたがってクライミングシューズと同じ感覚になってくる。

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富山大ルート・1ピッチ目終了点から俯瞰した熊の岩周辺

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1ピッチ目をフォローするTamTam君
岩と雪塊が混在して見える

2P目:Tamtamリード:ピッチ終了間際の小ハングを直登した。このハング越えはⅢ級以上ありそう。

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2ピッチ目リードし始めのTamTam君

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1ピッチ目終了点に到着したS.Arrow君

3P目:Gra:このルートの核心部。
初めはやさしい凹角を登り核心部の垂壁を登る。

ピンが連打されているの革靴でも安心。
でもA0はしたくない。

ガバがありフリーでもそんなに難しくなかった。

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隣のCフェースを登るHファミリー会の会員Sさん?

13年前、初心者であったMiyamo君がここでもがいていたことがあった懐かしのところだ。

核心を越えて少し左上して
右にトラバースしてビレー。

フォローしてくるTamTam君をビレーしながら
隣のCフェースを登っているパーティーや
源次郎尾根2峰を懸垂しているパーティーを写真に撮ったりして剣のクライミングを楽しむ

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同じくCフェースを行くHファミリー会の会員

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1本南側の尾根・源次郎尾根Ⅱ峰を懸垂下降中のクライマーたち
クライマーは米粒大でよく見ないと分からないか(3ピッチ終了点から。ズーム10倍で)

4P目:Tam:リッジまで左上して、そのままリッジを5~6m直上してビレー。

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4ピッチ目をリードし始めるTamTam

5P目:Gram:そのまま45mくらい伸ばしてビレー。
今度はフォローしてくるTamTam君を写真におさめる。

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5ピッチ目をリードするGramps Photo by TamTam

DSCF9829_convert_20130817175315.jpg
5ピッチ目フォローのTamTam バック下は長次郎谷の雪渓

6P目:Tam:Ⅱ級、
ほぼロープいっぱい伸ばして終了。

DSCF9831_convert_20130817175345.jpg
登攀終了しました

9時38分、2時間半の登攀でした。
まだ10時前なので、八峰を縦走して本峰に行くことにする。

先行Pが先ほどⅥ峰の手前のピークを懸垂をして、
もう一つのピークを懸垂中である。

ここで休憩を取った後、

tamTam君が手前のピークを懸垂で下りる。

その間にクライムダウンで下りる。
次のピークは懸垂待ち。

懸垂で下り、
Ⅶ峰は水平道を歩いてパス。

Ⅷ峰は側壁から登るも5名の先行パーティーがロープを出して登りだした。
そのロープを使って登らせていただき、先行させてもらう。

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Ⅷ・頭間から見たクレオパトラニードルとチンネ左稜線

Ⅷ峰から懸垂で下り、八つ峰の頭を登る。

この登りは2級程度で簡単に登れる。
頭からは懸垂支点があるが歩いて下りれる。

下りたところが池の谷ガリーであるが、
池の谷ガリーは少し下って二股に分かれているその向こうと勘違いして下ってしまう。

二股まで下っておかしいことに気づき登り返す。
30分ほどのロスタイムである。

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池の谷乗越から見た少し霞んだ小窓王

池の谷乗越から剣本峰への縦走路の最初の岩場を登り、
いよいよ縦走にかかる。

途中写真を撮ったりしながらのよたよた歩きだ。
乗越から1時間15分で山頂に。

過去のタイムを見ると50分である。
やっぱり疲れているのか時間がかかっている。

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剣岳山頂にて

山頂からの眺めは素晴らしい。
写真を撮ったりした後、TamTam君の提案で15分昼寝をする。

そのおかげか身体が楽になった。
下りにかかったら靴擦れが痛い。

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カニの横ばいお下りるGramps Photo by TamTam

指先に加えて脛も靴擦れを起こしてしまった
(帰幕後見たらズルムケになっている)。

指先の痛さのためバランスが取れず、しんどい。

剣岳山頂から前剣までのコースタイム1時間のところ,
同タイムの1時間かかっての下りとなる。

また、前剣から一服剣まではコースタイム40分のところ,
ここも同タイムの40分かかっている。

一服剣まで来て、
剣山荘が眼下に見えた時は正直ほっとする。

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一服剣から見下ろした剣山荘

剣山荘から剣小屋まではほぼ水平歩行のため足も痛くなく歩けた。

偶然なことにここでDフェース→Ⅴ・Ⅵのコル経由のS.Arrow・Mototoroパーティに遇えた。

ポカリを買って一気の飲みをするも、
寒くなってきたのでテントに移動して焼酎のお湯割りで体を温める。

剣岳山頂から剣沢へのコースタイムは2時間20分、
我々は休憩を含めて3時間20分。

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群生するコバイケイソウ

因みに04年の源次郎尾根・成城大経由で山頂から剣沢は3時間50分
(Mototoro,NanohaBab,Gramps)。

01年の剣沢・源次郎・山頂・剣沢は7時間15分
(Bab,Gramps山頂時刻が脱落しているので比較不可)

今日の行動時間は15時間である。
疲れました。

課題の登山靴での登攀と計画通りの縦走ができたことに満足。

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青く澄んだ静かな池塘

記録:
起床1:30,出発3:00~雪渓始まり3:30~長次郎谷中間部・休憩岩4:50,57~Dフェース取り付き6:05,
登攀開始7:05

~1Pセカンド確保中7:18~2Pトップ登り始め7:27~3Pセカンド確保中8:30~4Pリード確保中8:47~
5Pセカンド確保中9:19~登攀終了9:39

池の谷乗越12:54~剣岳山頂14:10、14:40~前剣15:40,15:50~
一服剣16:30,16:40~剣山荘17:00,17:07~剣小屋17:30,17:40~剣沢18:00
     北ア・剣岳八つ峰Ⅵ峰Dフェース~剣岳本峰(終回)

剣沢BC~Dフェース富山大登攀~八つ峰上半~剣岳~剣沢BC縦走

8月14日:

5時起床。下山日。今日も天気が良い。
7時15分出発。室堂で集合として各自出発。

DSCF9858_convert_20130818104646.jpg
下山準備完了

御前小屋7:50分到着写真と飲み物を飲んで出発。
ここから下り。薄い靴下にしたら爪先の痛さがだいぶ楽だ。

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剣岳をバックに     剣御前小舎前にて

痛くないとバランスもうまく取れ歩きやすい。
時々写真を撮りながら進む。

尾根の反対側歩きになった頃より
爪先が痛みはじめバランスも悪くなり歩きつらい。

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雷鳥坂下山の途中から
今年は雪渓が多く残っているようだ

そうこうしている内に雷鳥平に到着。
ここでも飲み物補給と写真を撮って直ちに出発。

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雷鳥平キャンプサイト
3日間とも天候に恵まれ幸運でした

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緑が池と立山三山

ここからは概ね石段の登りである。
ゆっくりと休憩なしで登りきるようにトライ。
なんとか一気に休憩なしで登りきれた。

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室堂に到着しました

剣沢から室堂まで2時間10分で来れた。
最終到着者を待ってバスの人となる。

今日の課題の剣沢~室堂間ノンストップも達成でき満足です。

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室堂平 雲一つない真っ青な空

記録:
起床5:00,出発7:15~御前小屋7:50~雷鳥平8:40~室堂9:25,11:00→バス→美女平12:20→ケーブルカー→立山→風呂→高速→大山崎20:10→自宅20:35

今回設けた課題は来年のヨーロッパへのトレーニングの一環である。

反省点:もう少し持久体力の向上。
夏山  北ア・剣岳集中 大阪 ぽっぽ会

期間:2011.8.12夜~8.16
山域:
1) 源次郎尾根・大日岳縦走:牧師、Yokopie、Ko下、Taちゃん
2) 剣岳~仙人池~剣沢:Y1号、Icchie
3) チンネ・八つ峰Ⅵ峰:Katsu、Skokuda、NanohaBab、Gramps

チンネ・八つ峰Ⅵ峰

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チンネ・左稜線8ピッチ目(左にクレオパトラ・ニードルが見える)

8月12日夜,13日:

阪急南茨木駅を30分遅れの22:30出発。
立山に3:30着。

5時半まで2時間仮眠して、ケーブルの予約を取りに行く。

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ケーブル立山駅

ここでS労山の友人達に会う。
彼らは熊の岩をベースにする予定だったが
もう一杯で幕営の余地が無いだろうからベースを真砂に変更するとのこと。

我々も熊の岩から真砂に変更する。

6時40分発、室堂に7:50到着。
大勢の観光客、登山客賑わっている室堂を後に真砂沢に向けて出発。

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室堂。いよいよ出発

雷鳥沢で最初の休憩。
昨年と違い天気が良いので気持ちが良い。

ここから雷鳥坂の登りはいつものように2回休憩を取って剣御前小屋に到着。
年々体力が落ちてくるので今年も思い切り軽量化を計ったが21kgは身体にこたえる。

ここからは真砂沢ベースまでは下りなのでほっとする。

この後剣沢キャンプサイトで休憩と水補給をして剣沢へ。

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剣沢キャンプサイト

雪渓が出てきたところでアイゼン装着。
軽量化のためジョッギングシューズに10本爪アイゼンを分解した前半分を1本締めで取り付ける。

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剣沢雪渓を下る

いつもこうしていたが今年は滑りに対してなんとなく不安を覚える。
そう思うと身のこなし方もぎこちなくなる。

そうこうしながらも長次郎雪渓出合に到着。
そのまま真直ぐ真砂に行きかけたが、

ふと熊の岩が脳裏をかすめ、足も止まり暫く真砂に行こうか逡巡。

結果熊の岩に再度変更。
これか熊の岩までの長い登りとの戦いが始まる。

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長次郎雪渓を登る(中間地点の休憩岩附近)Shokuda、Katsu、Bab

中間点までの休憩岩まではなんとなく歩けた。
そこから見る熊の岩までは「あと5分の1」とKatsuさん。

確かにそう見える。
ところが登ってものぼってもなかなか着かない長さである。

何とか熊の岩に到着したが、悪い予感が的中。
幕営地は一杯でテントを張る場所は無い。

仕方が無いので雪の上に幕営することになる。
日本で夏雪の上に幕営したのは初めてである。

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熊の岩

適当に均しただけで設営したので寝るときが大変だった。

今日のボッカでみんな疲れたので明日はチンネの予定を変更して八つ峰六峰にしてゆっくりする。

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熊の岩から見た八つ峰Ⅵ峰フェース群

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熊の岩から夕暮れ時見た鹿島槍方面

8/12夜、13:
大阪22:30→立山3:30、6:40→室堂7:50、8:12~雷鳥沢8:41~剣御前小屋10:40~剣沢11:28~長次郎雪渓出合12:46~休憩岩14:06~熊の岩15:24

8月14日:
5時起床するも今日登る岩場が近くにあるせいかのんびりムードで支度を始める。
出発を用意していたら直ぐ側にY村・S上さんがいるのにびっくり。

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早朝、偶然お会いしたお友達

彼らは昨日チンネに登って来たとか、
今日は帰りの様子。

Cフェースを登ろうかとも考えていたが下山されたようだ。

7時出発。雪渓を横切りCフェースに向う。
剣稜会ルートの取り付きに着いたら人気ルートのため大盛況。

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我々の2つ前で登りはじめた兵庫Yamabokeのお友達

我々の前には5パーティー待っている。
このルートを最近に登ったのはいつだったかな?

調べてみたらなんと24年前でした。
ルートはトラバースのところしか覚えていなかったのはあたりまえか。

今回はぽっぽ会将来のために、
老体どもが何年か先につれてもらうためにも
若い人2人でパーティーを組んでもらってどんどん登ってもらうことにしました。

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ぽっぽ会のホープの2人・Shokuda、Katsuのスタート

1時間20分待ってShokuda・Katsuパーティーが先行。
その後30分待って我々Bab・Grampsパーティーが続く。

1ピッチ目:L・Bab:左上気味に登り、凹角状を登りきってピッチをきる

2ピッチ目:L・Gramps:ここから直上してリッジを越え凹角を登りきったテラスでビレー。
先行パーティが団子状態で詰まっている。

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2ピッチ目終了点から見た長次郎雪渓

幸い広いテラスなので大勢が待てる。
天気が良かったので景色を眺めながらのんびりする。

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2ピッチ目終了点から見下ろした熊の岩

ここで2時間半待ってやっと登れる。
過去何回か登っているがこのルートで待たされたことは初めてである。

3ピッチ目:L:Bab:左上しながら40mほど伸ばしてビレー。

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3ピッチ目を伸ばすBabさん

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Aフェースを登攀してピークで寛ぐ岳人

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4ピッチ目をスタートするGramps

4ピッチ目:L:Gramps:このルートのハイライト。
ナイフエッジを右トラバースしてもう少し先でビレー。

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5ピッチ目のハンドトラバース

前回はナイフエッジが終ったところよりカンテを右上気味に登ってビレーしたが、
今回は先行Shokuda・Katsuパーティーに続いていくのと、
かっこいい写真を撮りたかったので、

上に登らずにそのまま右トラバースしてビレー。
難しくも無く高度感抜群で楽しいクライミングが出来る。

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ハンドトラバース地点のBabさん

5ピッチ目:L:Bab: そのまま直上気味に登って頭に到着して終了。

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登攀を終えての記念写真(Cフェースピークにて)Gramps、Katsu、Shokuda

終って記念写真を撮りⅤⅥのコル目指して下る。
最後に来た折に下る道を間違え苦労した覚えがある。

最近ここに来ていないので同じ間違いを起こしわしないか心配しながら下りていくと、
先行パーティーが間違いルートを下りようとしていたので、

我々は右にトラバースをしてみると正規ルートが出てきたので一安心。

正規ルートもここからはロープ無しで下るのはきびしい。
懸垂ならば3ピッチ。

我々は懸垂無しで下りはじめたが2ピッチ目で心配そうだったのでロープを出す。

このくらいはロープを出さなくても下りられるようにしたいものだ。
後は全員ロープ無しでコルまで下りる。

コルからの下りで右にトラバースする箇所を見落として少し下りすぎてしまった。
雪渓をトラバースしてベースに帰還。

今朝一つ台地の雪の無いところでテントサイトが空いたのでそこを確保しておいた。

早速そこへの移動。
今夜は平坦な場所なので気持ちよく眠れそう。

明日の天気は昼から悪くなりそうな予報なので少し心配。
早く起きて早立ちすることする。

8/14:
熊の岩7:00~Cフェース取り付7:26~登攀開始9:00~2p目終了9:50~3p目スタート12:06~登攀終了13:57~ベース

8月15日:
2時半起床、4時出発が寝過ごして3時半起床、4時45分出発になる。

長次郎谷雪渓を詰めてコルに出、
池の谷ガリーを落石を起こさないように三の窓へ。

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長次郎コルから今登ってきた長次郎雪渓を

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池ノ谷ガリーを下るKatsu、Bab、Shokuda

ここでハーネス、ガチャを装備して再び雪渓をトラバースしてチンネ左稜線取り付きへ。

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三の窓よりチンネ左稜線を望む

我々の前に3人パーティーが登り始めているだけ。
昨日のように待たずに登れそう。

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左稜線取り付き。準備完了。日焼け止めも塗っておかなくちゃ

3人パーティーはオールドクライマーを自負されているようだ。
40年前に登った楽しいこのルートをかみ締めながら登っているようだ。

我々は昨日同様にShokuda・Katsu、Bab・Grampsパーティーに分かれてそれぞれつるべで登る。
当然新人のKatsumo つるべで登る。

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左稜線1ピッチ目のShokuda、Katsu

各ピッチで待ちながら登る。
時々ガスが立ちこめ、そのたびに雨を気にしての登攀となる。

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1ピッチ目終了点から見た三の窓と小窓の王(右)

先行3人パーティーは相変わらずゆっくりしたペースの登りである。
必然的にその前のパーティーとの差は開くばかりで、
もう彼らの姿は影も形も見えなくなっている。

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5ピッチ目フォローのBabさん

6ピッチ目で弁当箱大の落石を起こしビレーしている私は危機(間)一髪で逃れ冷や汗ものでした。

6ピッチ目で先行するShokudaパーティーとピッチの切り方で前に出たこともあり、
ここからは我々が先行する形になる。

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8ピッチ目リードのBabさん。左に見えるはクレオパトラニードル

9ピッチ目のT5からの核心部に私の番が回って来てラッキーでした。

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T5からの心部へのスタート

この左稜線は20年前の4月に登ったことがあるが
ピナクルからのピッチ以外、全く記憶が残っていない。

勿論その時、この核心部はアイゼンアブミで登ったことと思います。

だからこの核心部をフリーで登れれば最高です。

トライしてみたら意外と楽に登れ満足まんぞくでした。

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T5の核心部

この後はピナクル、リッジの連続で楽しい登攀の連続となる。

20年前は雪降る中の登攀で周りの景色は何も見えず只ただ登るのみであった。

今日はガスが周期的に出て来はしたがガスが消えた時は日も射し、
四週の景色は抜群である。

仙人池小屋、それに通ずる縦走路、
2ピッチ目から三の窓、小窓の王、後ろ立山の連綿と続く山々、

ガスの中に浮かぶクレオパトラ・ニードルもう満喫できました。

11ピッチを登り終えた頃から突然雨となる。
雨の中の登攀ははっきり覚えているのは’88年のⅣ峰正面北条・新村ルート以来か?

山頂まで後2ピッチを残している。
雨の中、最初にBabさん12ピッチ目のピンの少ないリッジまで登り、

そのリッジをハンドトラバースして乗り越えていく。
暫くしてビレー解除のコール。

後ろのShokuda・Katsuパーティーが遅れて来ているのが気になる。

最後のピッチは直登後少し広めのリッジの右側をトラバースして30mくらいで終了点。

そこには先行パーティーの3人が装備を纏めている。

お互の完登を祝す。

それにしても先行の3人パーティはガストンレビュファーを地で行くような楽しい登りを見せてくれました。

最近の私も難しいところにチャレンジするのではなく
登れるところを楽しみながら登るように変わってきているので、
彼らの登りは少し遅すぎるが、彼らの登りを羨ましく見つめていた。

雨降る中、道具片付けながらShoku・Katsuパーティーを待つ。

ロープがどこかに挟まったのか重そうにShokudaさんが現れた。

終了点ではBab、Gramps、Shokudaの3人でロープを引き上げなければならないほど重い。

やがて4人揃って池ノ谷ガリーへ懸垂2ピッチで下りる。
この頃より雨も上がってくれた。

そこからコルまで登り返す。
長次郎雪渓を下ってテン場に。

雪渓は軽量化のアイゼンでは厳しいところもあった。

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テントに帰って満足げな夕食

テン場に戻り充実感一杯の4人。
昨日源次郎側壁・中谷ルートに行った兵庫の知り合いもビバークして帰幕していたのでほっとする。

Katsuさんが担ぎ上げたビールで乾杯!
美味しかったこと。

8/15:
ベース4:45~池の谷乗越5:45~三の窓6:24~チンネ左稜線取付6:57、7:52~終了15:15(16:15)~ベース

8月16日:

昨夕のガスも夜中には薄くなり朝方には取れている。
軽量化のアイゼンでの下りが怖い。

昔はなんとも無くこの形で登ったり下りたりしていたのにえらい不安が出てくる。
不安のため慎重になり下りるスピードが極端に遅くなる。

次回からは12本爪アイゼンにしよう。

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長次郎谷出合(やっと下りてきました)

1回の休憩をして、やっと出合まで下りてこれた。
ここからは登りなのでやれやれである。

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ジョッギングシューズに10本爪アイゼンの前半分をつけたもの。

2回休憩を挟んで雪渓からおさらばして、
剣山荘小屋にまで辿りつく。

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剣沢雪渓はここまで

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剣沢小屋より見た剣山荘方面

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剣小屋への登り

風が意外と強く冷たい。
後は忍の一字で剣沢キャンプサイト、別山分岐、御前小屋、雷鳥坂中間点、雷鳥沢と休憩して室堂に到着。

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剣沢でお会いした山ボーイ?

最後の地獄めぐりの登りはきつかった。

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無事室堂に帰還

室堂で記念写真を撮って、
バス、ケーブルに乗り継ぎ立山に到着。

食事を取って風呂に入ろうとしたら時間が過ぎており入れず。
時計を見たらもう5時前である。

風呂にも入らずに帰るのは辛いが
遅くなるので他の風呂屋を探さずに途中のSAで着替えだけして帰ることにする。

帰りは渋滞も無く5時間くらいで帰ってこれました。

今回も楽しい山行が出来ました。
夏の池ノ谷辺りのいわゆる岩の殿堂を初めて見られたお三人の感激姿は忘れられない。

と言う私もここに再び来れ、見ることが出来感激でした。

8/16:
熊の岩7:00~長次郎谷出合8:15~剣沢小屋10:14、10:20~剣沢キャンプ場10:39~剣御前小屋11:44~雷鳥沢13:06~室堂14:00